こんにちは、グーグルの関連検索ワードに「宮森はやと アル中」と出てくるくらいにアル中ブロガーとして名を馳せてしまったみやもです。
呼吸するようにお酒を飲んでいた日々
ぼくはここ5年間くらい休肝日を入れることもなく毎日欠かさずお酒を飲み続けてきました。
ある1年は週6で飲みに出かけ、家に帰ってもまた飲むという生活をしてきたこともあります。まさに呼吸をするように酒を飲んでいたのです。
そして、昨年の秋くらいから精神的に不安定になり酒量が増えて、朝から晩までお酒を飲み続けてしまうアル中状態に陥ってしまいました。
このままではヤバイと3ヶ月の断酒を決意
ぼくは「このままではいけない」と思いつつもどうにもお酒を飲む手を止めることができませんでした。
しかし、そんな酒浸りの生活を4ヶ月近く続けてついに、「このままではヤバい。酒によって健康を害していずれ取り返しがつかないことになる。。。」と危機感を抱くようになったのです。
そして、ぼくは3ヶ月の断酒を思い切って行いました。
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この断酒期間中は心療内科に通ってカウンセリングを受けたり、お酒を飲みたくなくなる薬も処方していました。
ですが、断酒期間中はとにかくお酒を飲みたくて仕方なかったです。
ぼく自身、周りに「お酒が大好きだ!」と公言しているような飲んべえで、もはやお酒はライフスタイルの一部。
それが無くなってしまうというのは、「退屈」でしかありませんでした。
ぼくにお酒が無いなんて、花びらが散ってしまった桜のようなモノだったのです。
しかし、ぼくには「断酒を成功させねばならない」と思わせるきっかけがあったんです。
そのきっかけが何かというと、心療内科に初めて通った日に、本物のアル中状態の方と遭遇してしまったんですよ。
その人は年を重ねた女性だったんですが全身が小刻みに震え、見た瞬間に「大変な病気にかかっている」ことが一目瞭然で分かってしまうような感じだったのです。
その方には大変申し訳ないのですが、、、ぼくが率直に感じたのは「あそこまで行ってしまうと元の状態に戻ってくるのは難しい」ということ。
そして、ぼくはその人を見て「あーはなりたくない」と心から思ってしまったのです。(本当にその方には申し訳ないです)
ですが、それが大きなキッカケとなり、ぼくはどうにか3ヶ月の断酒に成功します。
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断酒が終わった瞬間は 「やっと酒が飲めるぞ!」としかおもえませんでした。
そして、断酒の成功をツイキャスで報告すると共に、ぼくはすぐにキンキンに冷えた缶ビールを飲み干したのです。久々のビールは全身にアルコールが染みてめちゃくちゃ美味しかったです。
3ヶ月の断酒によって身体に変化が起きた。お酒を美味しく感じなくなった
しかし、それからぼくの身体に変化が起きました。
断酒が終わった瞬間のビールはたしかに物凄く美味しかったのですが、それからしばらくして飲むビールは昔ほどに美味しいとおもえなくなったのです。
昔は夜になればお酒を飲みたい気持ちでいっぱいだったのですが、そんな素直な気持ちがだんだん無くなってきました。
飲みたいのを我慢するのではなく、「今日は別にお酒いいかな」と自然におもえるようになったのです。
ですから、週2日〜3日は休肝日を勝手に入れれるようになりました。
「人と一緒に飲むお酒はたしかに美味しいけれど、独りで飲むお酒はそんなに美味しくない。」
昔まではお酒が無いと生きていけないという完全な依存物でしたが、今のぼくにとってのお酒は、「人と語るのを盛り上げるための潤滑油」という役割にだんだん変化していってるのです。
こうなれたのもやはり3ヶ月間の断酒があってこそ。
あの断酒期間は、ぼくとお酒との距離感を適切にする大きなキッカケになったのは間違いありません。
まさか、人生でこんなにもお酒が飲みたくなくなるなんて想像していなかったので自分自身もびっくりしています。
ぼくのようなアル中だった人間が断酒したことによって、ここまでお酒の見方が変わりました。
以前のぼくのようにアルコール依存に悩んでる人も年齢、性別問わずけっこういるとおもいます。特に健康面が心配ですよね。
そんな方は思い切って断酒に挑戦してみてはいかがでしょうか。
今は、休肝日が週2日〜3日ですが、これからもっと減りそうな気がしています。
長期間お酒を飲まないことで人の身体って変化することを知れた貴重な体験でした。
それでは今日はこのへんで。
わっしょい!