子供の頃、祖父と将棋をしてたのに一切手加減をしてくれず小学生の間は一度も勝てなかったクロトです。
私が将棋に出会ったのは小学3年生のとき。
当時私の学校ではなぜか将棋が爆発的にはやってクラスのみんながマグネットの将棋盤を鞄にひそめているほどの人気になってました。
当然私も毎日持って行って休憩時間には友達と将棋をやるほどはまっていました。
ちょうど学校の将棋クラブにアマの大会で全国大会で上位入賞したことがある先生がいて、いろいろ教えてもらったのを覚えています。
おかげで将棋は今でも結構好きで、大学の時にはコンピュータ将棋を少しいじっていたくらいです。
まあ、私の話は置いておきましょう。どうでもいいですしね!
将棋の棋士になるには?
プロ棋士になるには大きく分けて2つの方法が存在します。奨励会コース
将棋のプロ棋士養成機関の奨励会に入会してプロになる方法です。

プロ棋士の弟子になる
実は奨励会に入会する前にプロの弟子になる必要があります。そもそも奨励会の入会試験の受験資格は満19歳以下で四段以上のプロ棋士から受験の推薦を貰う必要があるからです。弟子になるのにも、有名な将棋道場などのツテやコネを利用しなければ弟子になることすらおそらくできません。ちなみに日本将棋連盟は師匠の紹介は一切していません。実は例外もあり、アマチュアの大会で好成績を収めているとプロの弟子になることなく受験資格を得ることができるようです。
奨励会に入会する
奨励会のイメージはヒカルの碁を想像して貰えればわかりやすいと思います。漫画のように仲良しグループみたいなのは全くないようです(^^;)
将棋に人生を懸けている人もいるので当たり前といえば当たり前なんですけどね。
入会試験は一次試験、二次試験、面接、筆記とあるようですが将棋が強ければ問題なく入会ができるようです。奨励会は関西と関東にそれぞれあるようなのでそのどちらかに入会をします。
級位・段位リーグを三段まで勝ち抜き三段リーグで決勝に進出する
奨励会は七級から三段まで設定されています。奨励会の会員同士で対局を行い、既定の成績を収めると昇級・昇段することができます。三段に関してはそれ以下の段位とは少し異なり、関東と関西の合同でリーグ戦が行われ、上位2人のみ四段に昇段することができます。プロ棋士(四段)
いわゆるプロの棋士と呼ばれるのはどうやら四段からのようで、昇段条件を考えると1年にたったの4人しかプロにはなれないという厳しい世界のようです。だったら勝てるまで挑戦すればいいのでは?
と思うかもしれませんが、奨励会に所属できる年齢にも制限があり一部の例外を除き26歳になると強制退会させらるようです。
もしプロになれなければ26歳の社会経験のない無職の完成となります。
そのため大学に通いながら奨励会に通うという人もいるようで、プロになれなくても別の道で活躍しているという人も多いようです。実際、将棋でそれなりの成績が残せるのならそれだけ地頭がいいということの証明だと思います。
アマチュアからプロに転向
2つ目の方法は奨励会に入会することなくプロの棋士になる方法です。プロ棋士相手に公式戦で10勝以上かつ勝率6割5分以上の成績を収めプロ棋士からの推薦を受けたアマチュアの棋士が、四段のプロ棋士相手に5局中3勝するとプロ棋士になることができるという制度です。こちらは年齢制限がないのですが、奨励会を経てプロになるよりもはるかに難易度が高いようです。
ただこの制度でプロになったのは、瀬川晶司さんと今泉健司さんの2人だけのようでかなり狭い門のようですね。ちなみにプロになった年齢は瀬川晶司さんは35歳、今泉健司さんは41歳のだったようです。
まとめ
プロになるような人は人生というチップを懸けたギャンブラーか、将棋と勉学を両立できる努力家だということがよ~くわかりました。棋士のイメージは好きなことをして成功したプロ野球選手に近いものだったんですが、奨励会の実態とプロになれる人数を知ってイメージがガラッと変わりましたね。こうやって調べてみるとプロ棋士の給料というか対局の報酬とかも気になってきます。
朝のニュースとかでチラッと見る機会はあったんですが、覚えていないのでまた調べてみようと思います!
話題の藤井聡太さんは今年一年でどれだけの給料になるんだろうか・・・
気になる・・・
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