デッドマンズ・チェストでは、ターナーがエリザベスを救うためにジャックからコンパスを貰おうとします。そこで、この映画を知らない方の為に、ネタをバラさないようにキャスト・ストーリー・見所などを紹介しましょう。
「パイレーツ・オブ・カリビアン」のキャスト
海賊たちと海の怪物『クラーケン』の間で激しく繰り広げられる戦いを演出するキャストを紹介します。
ジャック・スパロウ(演:ジョニー・デップさん)
ジョニー・デップさんは、怪物を恐れるジャック・スパロウをコミカルに演じまずが、最後に悲しい結末が待っていました。
ウィル・ターナー(演:オーランド・ブルームさん)
オーランド・ブルームさんが、愛すべきエリザベスを救うために奮戦するウィル・ターナーを演じますが、少し大人気ない所を見せてしまいます。
エリザベス・スワン(演:キーラ・ナイトレイさん)
キーラ・ナイトレイさんは、プライドが高いエリザベスを演じます。そして第2作目では少し残酷な行動を起こしてしまうのです。
ジョシャミー・ギブス(演:ケヴィン・マクナリーさん)
ジャックの心強い仲間であるジョシャミー・ギブスさんをケヴィン・マクナリーさんが演じます。懸命になって感情を表に出す所は、見る人を圧倒させるものがあります。
ウェザビー・スワン(演:ジョナサン・プライスさん)
ジョナサン・プライスさんは、娘を救おうと懸命になるウェザビー・スワンを演じます。しかし思うように行かず苦しめられる事になります。
ジェームズ・ノリントン(演:ジャック・ダヴェンポートさん)
ジャック・ダヴェンポートさんが演じるジェームズ・ノリントンは、かつて提督でしたが、今は退官して行方知れずとなってしまいました。
ティア・ダルマ(演:ナオミ・ハリスさん)
かつてジャックにコンパスを与えたのがティア・ダルマです。そしてナオミ・ハリスさんは少し周囲を圧倒させるような不気味さを感じさせるダルマを演じます。
カトラー・ベケット(演:トム・ホランダーさん)
トム・ホランダーさんが演じるカトラー・ベケットは、ターナーやエリザベスの結婚を邪魔しようとします。それには、ある企みがあったからです。
ビル・ターナー(演:ステラン・スカルスガルドさん)
ステラン・スカルスガルドさんが演じるのは、かつてジャックを助けようとして海の中へ沈んでいったウィル・ターナーの父親ビル・ターナーです。しかし、その変わり果てた姿は少し哀愁を感じさせます。
デイヴィ・ジョーンズ(演:ビル・ナイさん)
ビル・ナイさんは恐ろしき亡霊デイヴィ・ジョーンズを演じて、ジャックたちの大きな壁となって立ちはだかります。
「パイレーツ・オブ・カリビアン」のストーリー
ウィルとエリザベスが結婚間近の所で、いきなりカトラー・ベケットの命によって逮捕されてしまいます。その罪状はジャックを逃した罪でした。そして提督であるノリントンも探そうとしますが、今は提督を退官して行方が分かっていませんでした。ジャックはその頃、ある鍵を探していて、その絵をギプスに見せます。しかしギプスはそれを見て、これが宝物なのかと納得できない表情を浮かべます。
カトラーはウィルに対して、ジャックに会ってきて『敵国船拿捕許可状』と引き換えに『コンパス』を持ってくるように伝えます。ウィルはエリザベスを救うためにもジャックに会おうとします。牢に入れられていたエリザベスを救うために父親が助けようとしますが、途中でカトラーの部下達に捕まってしまいます。しかしエリザベスは、見事に行方をくらまして逃げ切るのです。
ジャックとウィルは再会して、ダルマに会いに行きます。そしてダルマからジョーンズの話を聞きます。ジョーンズは宝箱にある物を隠している事を教えます。ジャックはウィルに対して、エリザベスを救うためには鍵を手にいれるのが必要と言います。ウィルは宝箱の鍵がある幽霊船に乗り込みます。そこには自分の父親であるビル・ターナーと再会します。ビルは息子を何度も助けてくれて、ウィルはジョーンズから鍵を奪う事に成功します。
ジャックは、その後にエリザベスや元提督であるノリントンと再会をして宝箱を手に入れようとします。その宝箱を見事に見つけ出した所で、ウィルが現れます。そして宝箱を取ろうとしますが、ジャック・ウィル・ノリントンは子供じみた理由から戦い合う事になってしまいます。それに呆れたエリザベスは3人を厳しく叱りつけますが、3人は耳を貸そうとしません。その間にジョーンズの手下が迫ってきたのです。ノリントンは密かに宝箱の中身を奪って逃走して、ジャックたちはそれに気付かずに船へ戻ります。
そしてジャックたちはジョーンズと戦う事になりますが、ジャックは宝箱の中身をビンに詰めていたので取引できると思っていたのに、この時になって初めて中身が無くなっている事に気づきます。しかしウィルの見事な指示で、ジョーンズが呼び寄せた海の怪物を一時的に退かせます。そこで全員がボートに逃げようとする所で、エリザベスはジャックを油断させて船に鎖で逃げられないようにします。
そうする事によって皆が助かると思ったのです。エリザベスはボートに乗って、ジャックが「自分が犠牲になる」と言ったと嘘をつきます。ギプスは仕方ないと思ってボートを出します。そしてジャックが乗っていた船は怪物に呑み込まれてしまうのです。全員はダルマの所へ戻りますが、全員ジャックを失った事に悲しみのどん底に陥ってました。
それを見たダルマは「ジャックを救う為なら、地の果てでも行くか?」と言われて、それに全ての者が「行く」と同意します。ダルマは微笑んで「それなら7つの海を知り尽くした船長が必要だわ」と言って、全員の前に姿を現した船長は意外な人物だったのです。はたしてダルマが呼び寄せた船長とは誰なのでしょうか?
「パイレーツ・オブ・カリビアン」の見所
パイレーツ・オブ・カリビアンの第2作目の見所は何と言っても、ジョーンズやビルなどがおどろおどろしいゾンビのような格好をした所ですね。まだ健康な肌になって生きているジャックやウィルとは大きな対比になっていて、亡くなっている者と生きている者の大きな違いを見せてくれます。
そして最後に現れた船長を見た時に「え!この男?」と驚かされました。そのもっとも驚くシーンがラストというのもパイレーツ・オブ・カリビアンらしく感じましたね。