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日本在来種が世界に猛威を振るっているという話:新・情報7daysニュースキャスター【2017/07/01】

「カミツキガメ」「ブルーギル」「セアカゴケグモ」などの特定外来生物が日本の生態系を壊すという話はよく聞きますが、逆に日本在来種が海外の生態系を壊して問題になっているという話もあるそうです。

ワカメ

ワカメは、日本の食卓には欠かせませんが、世界の侵略的外来種ワースト100にランクインするほど。 日本近海にしかなかったワカメが1980年代に貨物船に紛れて渡り海外で大繁殖しているそうです。 特にニュージーランドでは、ロブスターの養殖網でワカメが大繁殖して窒息死続出の被害が出ているのだとか。 海外ではワカメを見つけたらすぐに報告をしないといけないほどだそうです。さらに海外ではワカメを食す文化がないという話です。

コイ

日本からオーストラリアに輸出された食用の鯉が外来種として大繁殖し猛威を振るっています。そもそもとてつもない繁殖力で養殖場から逃げた鯉が年間100万個の卵を産みさらに子も卵を産むのでそこら中で大繁殖した。天敵も特におらず、世の外来種の卵も根こそぎ食べてしまうのだとか。経済損失が年間336円にも上っているそうです。

葛(くず)

葛は、日本では、くず餅や葛湯、葛根湯などの原料に使われていますが、アメリカではデビルプランツと呼ばれているほど恐れられているそうです。 成長が早く緑化に使えるということで、1930年頃にアメリカに輸出されたが、その繁殖力が想定外だったといいます。 日本には葛を食べる虫がいるが、アメリカにはいないため、人が刈らないと繁殖して伸び放題だという話です。

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