暴力が支配するアポカリプスの世界で、暴走族とマックスの戦いを描いた映画『マッドマックス』シリーズ。
『1』では子供(と妻)が殺されたことでマックスが復讐の鬼と化し、『2』では肉斬りブーメランを扱う子供、『3』では子供だけの集落が登場し、『4』では妊婦たちがシタデルから永遠の楽園を探して逃走を企てることから物語が動き出しました。
本シリーズは常に子供が重要な鍵を握っていますが、肝心の子供に焦点が当てられキャラクターアークが掘り下げられることはありませんでした(特に『1』の赤ちゃんの存在感の薄さといったら!)。
では、あの世界観を子供目線で再現してみたらどうなるのでしょうーー? そう思ったのか、ある夫婦が子供たちを使って本格的なアポカリプス風ホームビデオを作ったようです。キュン死間違いなしの可愛さです。早速ご覧ください。
動画はSpringBreak1984より。
家族を奪われた幼すぎる少女。復讐を決意し走り出した彼女を止めるものはいないーー!
『マッドマックス』といえば、派手に装飾されたビークル。ベビーカーも当然のように『マッドマックス』仕様です。派手なカーチェイスを演出するために爆発のVFXまで! ファミリーホームビデオにしては随分大掛かりですね。
この動画をみて思い出したのが、ダンボールを使って映画のワンシーンを再現する家族。動画は大変そうですが、写真なら筆者もやってみようかな。白塗りにするだけのウォー・パプスなら難易度低そうだし。
・映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に登場した改造車の美しく世紀末な写真集
(中川真知子)