帝人がポリカーボネート製のフロントウィンドウを実用化し、GLM(京都)のEVスポーツ車トミーカイラZZに採用された(clicccar、帝人の発表)。
耐摩耗性と耐候性をガラス並とし、また周囲に厚みを持たせることでAピラーレスを実現している。自動車のウィンドウ(グレージング)の樹脂化は軽量化の観点で目標とされてきたが、フロントウィンドウへの採用は世界初。トミーカイラZZではピラーレスを含め、6.6kg軽量化したそうである。なお樹脂製フロントウインドウは自動車保安基準改正で2017年7月1日から認められるという。
圧倒的 (スコア:1)
この視界の広さは圧倒的ですね。
お値段とコーティングの寿命が実用でどれくらいもつのかは気になりますけれど。
車検時に定期交換することを義務づけたら、軽自動車などにも使えないかなぁ。
車高の高い部分が軽くなれば、走りも安定しますよね。
Re:圧倒的 (スコア:2)
よく分からないけど、開閉ウィンドウ含めて全周が樹脂化できれば、それにこしたことはないですね。特にスポーツカーにとっては。
あと、ピラーレスが出来るなら、バブルカー再び(w
#説明責任はないです
Re:圧倒的 (スコア:1)
トヨタ・セラ [wikipedia.org]のことはもう許してつかぁさい・・・_(:3 」∠)_
Re:圧倒的 (スコア:2)
TOYOTA SERA !
ここは一つ、グレージングに液晶シャッターか何かの遮蔽装置と、何らかの仕掛けで断熱性を装備しる。遮音性は無理みたいだが、ノイズキャンセリングの原理を使うか。
#説明責任はないです
Re: (スコア:0)
温室になりそうで、冬は暖かそう。 夏は……
Re: (スコア:0)
そこは流星号だろ(自転車じゃないほう)
それとマッハ号もか
Re:圧倒的 (スコア:1)
コストがとんでもないので、あと4回位ブレイクスルーが起きないと軽自動車には無理でしょうね。
あと、これは単なる風よけで強度部品ではないですね。
http://jp.autoblog.com/2017/01/16/2017-3-11-311/ [autoblog.com]
とか
http://www.webcg.net/articles/-/9090 [webcg.net]
が許されているので、別にAピラーはなくてもなんとかなるみたいです。
Re:圧倒的 (スコア:1)
トレーラーの下くぐり抜けて首チョンパしちゃった事例としては、テスラの
自動運転車の事故が有名だけど、同様の事故は起こりえるんでしょうね。
とはいえ、あのレベルの事故となると、ガラスだろうがポリカーボネートだろうが
首チョンパしちゃうのは同じだろうけど。
Re:圧倒的 (スコア:1)
転倒しても平気なんですかねぇ…?
トレーラーレベルは諦めるとしても、オープンカーは横転しても頭が無事になるよう作るのが基本だと思いますが。
S660の開発でも、横に転がして潰れないかの試験映像とかありますが。
法律では決まってないのかもなぁ…。
ポリカだとシナって潰れちゃったりしないのだろうか。
Re:圧倒的 (スコア:1)
一応ロールバーがあるから転倒しても運転手がつぶれないってことかと
ユーノスロードスターなんかはロールバーないからAピラー+三角窓で対応してたみたいです
最近の車は転倒を意識してかAピラー太くなってるけど視界が悪くってウンザリしてたからちょっと期待
Re:圧倒的 (スコア:1)
最近の車のAピラーが太いのは衝突安全対策ですよ。
転倒対策なんて、昔の細いピラーでも十分だったんですし。
Re: (スコア:0)
オリジナルのトミーカイラZZも転倒して大丈夫かどうか怪しいですから、気にしてないんでしょうね
多分に英国のバックヤードビルダー枠で認証取得でしょうから
ケーターハムのスーパー7がまだ新車を作ってる上にエンジンをスズキ製に切り替えて時点で認証は確実に取り直してますから、
あれは転倒して大丈夫なのかというのと同じ話でしょう。
航空機の風防・窓 (スコア:0)
航空機の風防・窓が、遙か昔(多分第二次世界大戦以前)から樹脂化されてるからね。
Re:航空機の風防・窓 (スコア:1)
そっちはプレキシグラス(表記に異同あり)いまはアクリル樹脂というほうが普通か
#工業化したのが1934年だそうだから検討できたのもWW2直前
構造強度やら機械インピーダンスの整合やらで要求事項が多くて今までかかったのでは
ポリカーボネートだし
#帝人のニュースリリースだと透明性と対磨耗性の確保
#野外というか道の上だと石英でこすられちゃいますから
アクリルよりは強いけど可視光に対する透明度の保持辺りに難があったはず
#LDはアクリルで作って事実上失敗
#DVD以降、LDシングルなどはポリカーボネート
Re: (スコア:0)
戦闘機はポリカもあるよね。90年代位?からかな
正面を防弾ガラスじゃないものにしたのはF-16からだっけ
Re:航空機の風防・窓 (スコア:1)
F-15戦闘機の風防は当初ポリカーボネート製でしたが
紫外線により曇りが出たためアクリル製に変更していますね。
自動車のポリカーボネート製ヘッドライトもカバーも、
紫外線防止コートがだんだん剥げ、10年も経たないうちに曇りが出る。
Re: (スコア:0)
ポリカーボネートは擦り傷とかが付きやすい印象ですね
Re: (スコア:0)
この比較表 [acry-ya.com]なんかを見ると、割れにくさはポリカーボネートがピカイチだけど、硬さ自体はアクリルに負けるね。
その割には加工性に問題ありだったり。
Re: (スコア:0)
あれ?ケータハムだかなんかの奴で既にあったと思うんだけど。
まあ、あれだとバイクのスクリーンと大差ないけど。
ヘッドライトの黄ばみや曇り (スコア:0)
先にこっちを何とかできるようにならないと、とてもじゃないが信用できない。
Re: (スコア:0)
全くですよね。10年たつと白内障みたいになってみっともない。
R32とかの世代だとガラスで、いつまでたってもきれいだからちょっとうらやましい。
Re: (スコア:0)
ミラーはどこ? (スコア:0)
# オープンカー乗りとしては素直にうれしいけれど
写真には、ルームミラーが付いてないのだけど、どうするつもりなんだろう。
・付けない
・下から生やす (Super Seven とかで見たような)
・窓に貼り付ける (シトロエンのゼニスウィンドウみたいに)
・カメラ+ディスプレイ
ルームミラー≠後写鏡 (スコア:2)
・いらない
#未確認だが、サイドミラーで後方が確認できるので、それで「後写鏡」はOKみたいだ。
#実車見ると、特にディスプレイも無いみたい。
#説明責任はないです
Re:ミラーはどこ? (スコア:1)
・付けない
・下から生やす (Super Seven とかで見たような)
・窓に貼り付ける (シトロエンのゼニスウィンドウみたいに)
・カメラ+ディスプレイ
・首を後ろに
・インド人を右に
・最上は生えてませんってば
Re:ミラーはどこ? (スコア:1)
・ドローンで並走
Re: (スコア:0)
オープンカー乗り以外にも嬉しいだろ
Aピラーは死角のもとだ。それも非常に重要な場所を死角にしてしまう
Re:ミラーはどこ? (スコア:1)
ピラーがトラス構造で隙間から視野が確保できる車がスラッシュドットジャパンで話題になったのはもう16年も前のことなのか…
ψアレゲな事を真面目にやることこそアレゲだと思う。
Re: (スコア:0)
それで衝突安全性を確保できるのならね。
今までAピラーに逃がしていた分の衝撃をアンダーボディーで受け止めるためにプラットフォームを全面刷新しなければならないわけで、おいそれという訳には行かないのですが。
耐摩耗性がガラス並みになったというなら (スコア:0)
スマートフォンのウィンドウへの適用も検討してくれまいか?
落としたぐらいでは割れないように。
Re: (スコア:0)
自動車樹脂フロントウインド最強の敵は、咥えタバコ歩行者の擦り付け。
# また喫煙者のくそったれが!!
ポリカーボネート vs オレンジ (スコア:0)
以前スラドでも話題になった「DVDは転んだ衝撃で割れるのか、法廷で実験 [idle.srad.jp]」
で出てきた話で、オレンジオイル入りの溶剤がかかると、いとも簡単に脆くなる [youtube.com]というのがあったが、
車内でオレンジ剥いたりしてたらいつの間にかフロントウィンドウが脆くなってたなんてことにはならないのだろうか。
コーティングがあるから大丈夫なのかな。
Re: (スコア:0)
手持ちの洗剤でガラスを拭こう!(ただしオレンジオイル入り洗剤だった)
とかが起きたら危険そうですね。
コーティングも傷とか入りそうだし
ポリカーボネート (スコア:0)
ポリカーボネートなら実績も多いし
今更感が…
バイオ樹脂の方が軽いもの
透明度が高いものもあるので
期待感があるんだけど
なかなか実用化しないなあ
コストが問題なんだよなあ…
Re: (スコア:0)
市販車用だとレクサスLFAのリアクォーターガラスに採用されたのがニュースになる程度には珍しいです
あれも一応市販車は市販車ですから
Re: (スコア:0)
コストだけじゃなく、遮音性が劣るという問題もあってね。
こういった材料だと透過損失はほぼ質量に依存するので、ガラスと同等の遮音性を得るには厚さを増やさなけりゃならなくて、結局軽量化にならないというわけで。
Re: (スコア:0)
なるほど、その点オープンカーなら遮音性もへったくれもないというわけかw
プラの皇太子 (スコア:0)
三菱ケミカルのプラスチックの皇太子「デュラピオ」の今後も期待したい