こんばんは。ネモです。
今回は、社会の問題というか私の中でホットなワードを使っているため自論を展開して書かれている場合がありますので、充分にお気をつけてお読みください。
エネルギー問題は、地震が起きた際に工夫が必要として見直しがありました。
リソース不要のエネルギー生産をもっと増やそう。ということです。
現在、日本では主な発電方法が、火力発電となっています。
街灯など付けているので一定の電力を常に供給している必要があるので、ベースとなる発電が必要なわけです。
夜なので、太陽光発電はできません。
風力発電と水力発電をベースにしても足りません。
なので、原子力発電(一部除く)を主なベースにしています。
原子力発電のメリットは、CO2を排出しないで良いということです。
しかし、核廃棄物が出てしまうというデメリットがあります。
それぞれの発電には、メリットとデメリットがあるということです。
その中で、出てきたニュースが
リコーは、2050年までに再生可能エネルギーのみで活動します。といったものだった。
何を持ってこの意思決定をしたのか?という事について書いていきたいと思う。
経営成績には、載らない活動。私たちは、環境問題に対してこうしています。という報告。
環境会計
といったものだ。
社会として問題視されているCO2排出量などをアピールする企業が出てきたのは、日本が誇って良い事である。
しかし、現状では、停滞してしまっている。
理由として考えられる事は以下の通り。
1.環境問題に対して貢献しても利益が増えるわけではない。
2.インセンティブ*が少ない。
*動機付け・働きかけ
1は、企業なら利益を求めるものであるから、トレードオフの関係にある。といって良いかもしれない。
この関係については、後に記述する。
2は、国からの補助金など、日本の企業であるという事の自覚などを促す事が必要かもしれない。
例
補助金を企業に支払う。
企業が国に支払う税を軽減する。
当たり前かもしれないが実現の可能性があるものを例に挙げた。
再生可能エネルギーを使うメリットを挙げてみる。
1.環境に優しい
2.余った電力は、売却できる
3.電力会社が値上げしても、原価の変動が少なくできる。
1は、先程にも書いたように国からの補助金などがあれば躊躇する事なく再生可能エネルギーの生産を行う企業が増えるであろう。
2は、土地と資金があれば可能な事で、現在、生協グループも電力を生産して売却する。という発表をした。
3は、2と少し被っているが投資とリスクの軽減になるといったものだ。
再生可能エネルギーの生産方法という点では、常に開発が行われてきた。
最近の新聞でも取り上げられていたが、90cmのプロペラが水流で回転して発電する発電機がある。
水力発電は、ダムから流れ出る水を利用する事で生産していたが、水路を利用して水流で発電する水力発電が注目されている。
エネルギーについては、この辺りで締めておこうと思う。
再生可能エネルギーのみで工場を動かそうとすると、生産量的にエネルギーが足りない。
なので、生産量をできる限り減らそうというものだ。
必要以上に作らないようにするという事だ。
これには、マーケットシェアについて把握しなくてはならない。
マーケットシェアを低く見積もり、生産量を少なくした場合、どうだろうか?
需要に対して供給が足りていない事になる。
需要超過というやつだ。
リコーは、複合機やプリンター界では、シェア上位にいる。
理由は、便利だからだ。
住民票などの書類などを出してくれるプリンターなんてものは、便利でないはずがない。
住民票などを家でプリントアウトできるようにするシステムを作ろうとするドラマがあったりした。
なぜ、システムを作るか?
便利だからだ
今も昔も変わらない。不便だと思ったらそれを改善しようと新しいものを作る。
便利なものは求められる。
買われるものは、自分にとってメリットになると思われたからだ。
それがマーケティングでよく言われるベネフィットというやつだ。
話を戻して、環境会計についての意思決定についてだが
複合機やプリンターは、単価が高い。
棚卸し資産が現金より多い。(財務諸表を見て目に留まったところ)
棚卸し資産を作らないように調整しよう。
目標としては、再生可能エネルギーのみで工場を動かせるくらいにしよう。
プリンターには、革新的な機能が生まれないと判断したんですかね?
そんな感じで守りの体勢に入っているみたいです。
財務諸表見て見たい。という人は、「エディネット」で検索だ!