心配していた事が現実に起きてしまった…。アニメ版スナックワールド第11話で、ペペロンがフェアリポンでセイレーン姉妹の恋人について検索をしたところ、『へちま起稿』という画面が映し出された。恐らく制作サイドは有名なゲームブログの『はちま起稿』のパロディのつもりで表現したのだと思うが、この『へちま起稿』に対して反感を持ったユーザーが予想以上に多くて話題となっている。

そもそも、多くのネットユーザーにとって『はちま起稿』は禁句の域に達しており、制作サイドのレベルファイブはとても褒められた行動とは思えない。例えそれがパロディとしての『へちま起稿』で、笑いを取るためのネタだったとしても、一部のユーザーはこれを良しとしないでしょう。

アニメ第11話 感想ネタバレ セイレーン命掛けの愛 (5)

スナックワールドの『へちま起稿』は作り込みが凄かった!

上記の画像をよく見ると、ヘーダータイトルの下にアフィリエイトサイトの定番広告であるゾンビゲームの広告が貼ってある。その名も"THE HIKING DEAD SEASON1"。ネタが無駄に細かいのだが、今回の『へちま起稿』問題にはあまり関係がないので頭の片隅に置いておいてください。

スナックワールド ヘチマ起稿

そもそも『はちま起稿』ってなに?

『はちま起稿』とは、ゲハブログ(ゲームやハード)で、その話題に関するまとめサイトとして有名なサイトです。そもそも『はちま起稿』は大手掲示板の2ちゃんねるの話題を転載する、いわゆる『まとめサイト』だったのですが、あまりにも酷いデマ、誤報が多く、ユーザーはそれに翻弄されました、

さらに特定のゲームに対して恣意的な表現でブログ内容を作り、意図的にネガティブな印象を与えるような内容を拡散していました。さらに、ゲームクリエイターの発言を曲解して報じたりと、悪行三昧だったのです。

一番の問題は『はちま起稿』が日常的に行っていたとされるステマ(ステルスマーケティング)です。特定とまではされていないようですが、投稿される記事の傾向、一部の起業との繋がりからステマの疑惑が絶えなかったのだ。

サラッとここまで書いてみたのだが、当時はそれはも壮絶な論争にまで発展し、それこそ一般企業を巻き込んでのトラブルにまでなったのです。こうした背景から今でも『はちま起稿』に対して激しい憎しみ、極度の不快感を示す人が多く存在するのです。これを踏まえた上で、ネット上での反応を以下のようにまとめましたので、ご覧ください。

『へちま起稿』に対するみんなの感想まとめ

  • あーあやっちゃった。なんかもう(ゲーム)買う気失せたわ
  • (レベルファイブは)はちま起稿はゲーム業界の癌ってわかってやってるのか?
  • これはアカン、『へちま起稿』とかホントこういうの止めて欲しい
  • へちま起稿とかいうネタをやらかしたせいで友達に勧められなくなったよ
  • これは笑えない。へちま起稿なるものがでてきてウェッてなって(テレビ)消した
  • ゲーム好きの人からすれば害悪ブログ『はちま起稿』をパロっちゃうとはな
  • 『はちま起稿』はゲーム業界に害悪過ぎてパロディの対象にもして欲しくない
  • これは日野(レベルファイブ代表)はちゃんと説明しないとネガキャン対象だぞ
  • 『へちま起稿』を笑える奴はよほど業界知らずだな、マジで笑えないから

『へちま起稿』というサイトは存在していた!

実は『へちま起稿』というサイトは実際に存在していたようです!今現在は『へちま速報@ゲーハー板』というサイト名に変更となっており、数年前から更新が止まっているようです。

『へちま起稿』問題まとめ

特定のワードや象徴とされるものに対して極度の不快感や嫌悪感を抱く人たちは多くいます。それは住んでいる国や地域が違っていたりして普段は全く気にならないかもしれませんが、一歩足を踏み入れれば相手を思いやって行動すべきだと思います。

今回の『へちま起稿』問題で、レベルファイブと『はちま起稿』が緊密な仲と捉える人が出てきても可笑しくありません。もしそうなれば特定の一部のユーザーだったとしてもネガティブな印象を与えてしまう事は確実です。是非とも今後は気を付けて頂きたいです。

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