Sansanの名刺アプリ「Eight」が無料で作れる「企業ページ」開始、ダイレクトリクルーティングも提供へ

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テレビCMなどでもお馴染み名刺管理サービスを運営するSansanは本日2017年6月31日、個人利用者向けの名刺アプリ「Eight」に企業ページをスタートしました。

Sansan社による2017年6月22日の記者会見において企業ページはひときわ注目を集めました

「Eight」は、スマホのカメラで名刺を撮影するだけでそのデータを蓄積できるというサービスで、同社によると150万人のユーザーがいるとのこと。当初は名刺データベースのみの機能でしたが、ソーシャルメディアとしてメッセージやステータス共有などの機能を拡充してきました。

企業がEightにフィード発信

今回開始されたのは企業がEightのフィード上で情報発信ができる「企業ページ」です。企業は、このページ内に情報をシェアすることができるようになります。

Eightキャリアサービス等を本格始動へ

また、「企業ページ」の有料オプションとしてダイレクトリクルーティングのサービス「Eight Talent Soluction」の提供もあわせて開始します。企業担当者は「企業ページ」から直接転職潜在層にスカウトメッセージを送付することが可能です。

料金体系などはまだ明かになっていませんが、ビジネス情報だけが集まるSNSとして「Eight」をみると、有効利用できるサービスとしての期待があります。また、企業向けにターゲティング広告の提供も計画されていますので、一気に熱量を増しそうな様相です。

【関連URL】
・届く、企業発信
https://contents.8card.net/company-account/
・個人向け名刺アプリEight
https://8card.net/
・Sansan
https://jp.corp-sansan.com

蛇足:僕はこう思ったッス
maskin-bit-2016 海外ではビジネスネットワークといえば LinkedInが主流だが、日本では利用者増えているもののイマイチ盛り上がってない状態。Eightは日本の名刺文化に直結するサービスとして着実に市民権を得てきたように思う。当初の単なる名刺データベースからSNS要素、メッセンジャー要素が追加され、一部はSNS化を嘆くユーザーもいるが、仮にビジネスマンが500万、1000万と増えてきた場合、Facebookのような実名SNSを超える交流密度が生まれる可能性もある。実際、最近はFacebookやTwitter,Eightを使い分けるユーザーも散見されているようになっている。

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Editor In Chief at TechWave.jp
1990年代初頭からソフトからハードまで50以上のスタートアップ立ち上げを国内外で経験。平行して雑誌ライターとして疾走。シリコンバレーでガレージベンチャーに参画後は、国内でネットエイジを筆頭にスタートアップに多数関与。ブログやSNSの国内啓蒙、ソニーの社内イノベーション事業など関与。通信キャリアのニュースポータルの立ち上げ期の編集デスクとして数億PV事業に育てた後、TechWaveにジョイン。世界最大のグローバルIT系メディアであるスペインの「Softonic」の元日本編集長
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