原付 ツーリングクラブ モナミ

※左にメニューが表示されていない場合はフレームページを読み込みなおしてください。
 
今回は話題のバイククラブ、「原付 ツーリングクラブ モナミ」についてご紹介します。
 
同クラブについては、以前から「どんなクラブか知っていますか?」、「雰囲気は?」など、数多くの反響があり、リニューアル前に公開していたサイトでも取り上げていたのですが、前サイトに掲載していた情報を含め、以前に取材させて頂いた内容も改めて精査しましたので、最新の情報も交えながら、もう少し掘り下げてご紹介したいと思います。

原付 ツーリングクラブ モナミとは

原付 ツーリングクラブ モナミ(以下、モナミ)は、読んで字のごとく、第一種原動機付き自転車、「原付」乗りを集めたクラブです。
名古屋の近郊地域で活動するクラブなのですが、全国的にも、原付の同好団体として、まず筆頭にあげられます。
参加できるのは原付一種に乗っているライダーのみで、原付二種や自動二輪に乗るライダーは参加できません。
こう書くと、なんだ、よくある、ただのツーリングクラブじゃないかと思われるかもしれません。
いやいやトンでもない、ツーリングクラブを名乗ってはいますが、尋常な団体ではないのです!!
ごく一般的なツーリングクラブなど比肩にさえなりません。
その根拠を順に説明していきたいと思います。

モナミの特徴

原付しか受け入れていないクラブという時点で、かなり珍しい部類に入るのではないでしょうか。
ことバイクのクラブに関しては、仲間を集めたものの、事実上、休眠中か崩壊しているような団体がゴマンとあります。
特に小排気量バイクのクラブは長続きしない傾向にあるようで、ほとんどのクラブは作られては崩壊し・・を繰り返しています。
日本国内で、活動実体のある、しっかりした原付のクラブはモナミが唯一と言ってしまっても、過言ではないかもしれません。
モナミは、原付に限らず、バイク全般のクラブとして見ても非常に高い評価を得ています

活動の目的

原付市場の発展が最大の趣旨。
ただバイク好きな人たちが、個人的に声を掛け合って楽しみたいだけの、サークルじみたツーリングクラブではありません。 それだけに入会を認めてもらうのはかなり厳しいようですが、それに見合う価値は十分にあると思います。
言い換えれば、かつてモナミの会員だったと謳う、つまりモナミを退会して(させられて)しまったような人が居たとしたら、その人は、そういう人なのでしょう。

運営者が交通やバイクと関わりが深い

運営機関が、デジタル点火コントローラーや電装部品など、バイクのパーツを設計、生産し、バイクメーカー、パーツメーカーに部品供給していたり、クラブの管理者が、整備士よりも法規的に発言が重要視される故障診断士資格や、保険の販売員資格を有し、さらに交通取締の職歴もあるなど、基本的に取り巻きが凄いです。
一介の整備士が在籍するクラブは多少知っていますが、ここまでの人材が揃ったクラブはなかなか無いと思います。
それにパーツメーカー自身が、いわば機械工学のプロ中のプロが運営しているようなものですから何かと安心ですね!

公式サイトのアクセス数が脅威的

ユニークIPのみで、月平均60000前後ものアクセスを記録しています(サイト内にカウンター有り)。
単純なページ表示数は、その10倍以上にも上るとか。
つまり60万アクセス以上!?
どうSEOしたら、ツーリングクラブのウェブサイトでそこまでアクセス数を伸ばせるのか。
下手なバイク系ポータルサイトでも相手にもならない程の影響力です。
これに匹敵するクラブは、他に例が無いかもしれません。
それでいてサイト内に広告の類は一切無し。
Wixのように簡単にウェブサイトが作れる反面、重く、広告も表示されるサービスを利用して構築された「お手軽サイト」でもなければ、アフィリエイトを導入しているわけでもない。
筆者としては非常にもったいないと思うのですが、運営者いわく、必要な情報のみが取り出せて、軽いサイトにしたかったとのこと。
その閲覧者想いの姿勢には感心してしまいます。

バイクの貸し出しサービス

バイクを持っていない人のためにバイクを貸し出してもくれます。
これから原付ライダーを目指す人のために、サポートをしてくれるのは嬉しいですね。
バイクを預かってくれる、ガレージを貸してくれるクラブは聞いたことがありますが、バイクを所有していなくても、バイクそのものを貸してくれるツーリングクラブなんて聞いたことがありません。

徹底したリサーチと貴重な資料の提供

バイクやライダーについて、世間がどの様に感じているのか、15万件強にも上るアンケートを取り、それを集計して運営に生かすなど、地道な活動も続けています。
ここまでしているクラブは、他にないのではないでしょうか。
そもそも一般的なクラブに15万件ものアンケートを収集するような力はありません。
また、そうした貴重なデータを始めとする、原付に関わる様々な資料を無償で公開しています。
会員でなくても、公式サイトから有益な情報が得られるよう配慮されているのです。
モナミの公式サイトには児童向けのコーナーもあったりするから驚きです。
通常、ツーリングクラブのサイトに掲載される内容は、規約やツーリングリポート、会員の紹介などに終始するものですが、モナミの公式サイトには、それらに加え、保安基準や運転免許を取得するまでの道のりなども掲載されています。
しかも、それらのデータは利用者の投稿によるものではなく、モナミが調査・収集したもの。
モナミの公式サイトは、あの、難関と称されるYahoo!カテゴリにもリスティングされているようですが、その理由も十分に頷けると思います。

保険の取り扱い

自賠責など、クラブで保険の加入も可能だそうです。
ただし、クラブでの保険加入は義務ではないとのこと。
損保のみならず、生保の取り扱いもあるそうで、入院時も安心。
まさに至れり尽くせり。

どんな決まりがあるのか?

主な規則を箇条書きすると、こんな感じです。
実際は詳しく取り決められていて、明確で隙がないので、入会希望者は公式サイトの内容を隅々まで読みこむ必要がありそうです。
日本語が理解できて、他のバイクに関わるコミュニティや団体に参加しておらず、おとなしいバイクに乗っていれば大丈夫でしょう。

誰でも入会できるのか?

16歳以上で、愛知、岐阜、三重に住んでいることが条件。
主に東海、中部地域の人間であれば、おおむね入会できそうです。
しかし地域によっては受け入れてもらえない場合もあるので、これも公式サイトの内容を読みましょう。
岐阜県や三重県は一部の地域の人のみ受け入れてもらえるようです。
名古屋から遠い人は諦めましょう。
免許を持っていなくても、近々取得し、バイクを購入する予定がある人は入会できるとのこと。
国籍や性別などは不問だそうです。

愛知、岐阜、三重以外の人は?

残念ながら中京地域以外の地域に住む人は受け入れてもらえないようです。
数は少ないですが、他の地域にも似た原付クラブがあるようで、リンクページで紹介されています。
切望される方は多いものの、Q&Aによると支部の設立には消極的なようです。

イメージキャラクターとマスコット

モナミには可愛らしい女性のイメージキャラクターが居ます。
詳細は不明ですがクラブの会員さんでしょうか。

また、イメージキャラクターの他に、マスコットキャラクターとして萌えキャラまでもが居ます(笑)。
グッズがあるか否かは伺っていないので不明ですが、マスコットが居るなんて、まるでプロスポーツチームか大企業のようですね。
マスコットキャラクターの名は、クラブの名にちなんで原付萌奈美というそうですが、これがまたスゴイのです。
ただの同人作家が、ちょこちょこっと考えたキャラクターではないのです。
その理由は原付萌奈美のページを見て頂けば一目瞭然なのですが、二次イラストを提供している人物が錚々(そうそう)たる面々なのです。
以下に、上記ページに掲載された、二次イラストを提供されている方々の紹介文を引用します。
 
  • バラエティー番組 シルシルミシルのマスコットキャラクター(青い鳥)や、アニメ パンダーゼットシリーズ等の原作者として超有名なキャラクターデザイナー、押田秀一ことOSSYさんが萌奈美を描いて下さいました!!
  • 様々な士業のキャラクターをデザインなさり、数々のニュースに引っ張りダコとなっている、士業娘の中の人が萌奈美を描いて下さいました!!
  • さんかれあ、ちはやふる、BTOOOM!、アクセルワールド、ノーゲーム・ノーライフ、終わりのセラフ等、数々の人気アニメ作品の作画やキャラクター・デザインを手がける超大物、あのマッドハウスの日向監督が、自ら萌奈美を描いて下さいました!!
 
この手の話題に馴染みのない方のために簡単に説明しますと、仮に、どこかの企業が、キャラクターデザインまで含め、引用文中にあるほどの方々にイラストの作成を依頼したとしたら、条件にもよりますが、一人だけでも100万円単位の予算を組む必要があると思われます。
マスコットキャラクターだけのために、これほどの方々が関わるクラブって一体・・・。
普通に考えて、よほどの人物がバックに居るか、業界人だとしても相当に顔の利く人物が関係者に居なければ絶対に不可能です。

その他の情報

ここまで読んでくださった方は、そろそろモナミがタダのツーリングクラブではないことに気づかれたと思います。
そう、モナミは事業団体、それも、かなりの力を有する組織なのです。 その一方、業として運営しながらも、会員でない者に対し神対応もしています。 さて、ここまで、筆者なりに簡単にご紹介しましたが、いかがでしょう。
ことモナミに関しては、まだまだ書き足りないほどですが、原付乗りの皆様でなくても興味を持たれたのではないでしょうか。
モナミの会員になれたとしたら、また、現会員だとしたら、それはモノスゴく名誉なことだと思います。
筆者も中部地域に住み、原付に乗っていたとしたら、是非とも入会を認めて頂きたいクラブです。

原付 ツーリングクラブ モナミの公式サイトはこちらです。
http://ads.selfip.com/users/monami/#top

センデンシテアゲタヨ ナンカクレ(ウソ)

©2017 如是原付