ロン・デニス、マクラーレン株式（400億円）を売却へ

マクラーレン・オートモーティブ・グループの元会長ロン・デニスが、2億7,500万ポンド（400億7,760万円*）相当の所有株式を売却し、同社との長年の絆と絶とうとしている。

デニス氏は、マクラーレンF1チームと乗用車メーカーのマクラーレン・オートモーティブ・リミテッドを管理する、マクラーレン・テクノロジー・グループ（MTG）の株式を売却することに同意したようだ。

情報筋は、30日朝に発表されるこの取引について、マクラーレンの評価額は20億ポンド（2,915億円*）となり、英国で最も高価な民間企業になるだろうと述べた。

情報筋によると、F1チームと乗用車部門が合併し、マクラーレン・グループ傘下のひとつの組織になるという。

今月初めに70歳を迎えたデニス氏は、他の株主と法廷で争いMTGの最高責任者を辞し、ガーデニング休暇をとっていた。

マクラーレン・テクノロジー・グループ（MTG）の会長とCEOを辞した後、デニス氏は、防衛活動に新技術を応用する国防省のイノベーション諮問機関に加わった。

彼はMTGの取締役に残っていたが、今やその役目から身を引こうとしている。

デニスはマクラーレンのボスを35年以上務め、今ではメルセデスF1チームに移籍したルイス・ハミルトンなどのドライバーにより、トラック上で大きな成功を収めてきた。

彼はまた英国で最も有名な実業家のひとりとなり、富をもたらす商業的パートナシップを通じて、幅広い他の産業に進出し、マクラーレンの技術を拡大した。

デニス氏のスポークスマンはコメントを拒否し、マクラーレンには連絡がとれなかった。

-Source: Sky Sports

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*日本時間2017年06月30日11:10 の為替レート：1ポンド＝145.736725円