文科省の文書 共有の在り方など明確なルール作り急ぐ
国家戦略特区での獣医学部の新設をめぐって、文部科学省の職員が作成した文書やメールの取り扱いが議論となったことを受け、義家文部科学副大臣は、文書の共有の在り方などについて明確なルールづくりを急ぐ考えを示しました。
国家戦略特区での「加計学園」の獣医学部新設をめぐっては、文部科学省の職員が個人の備忘録として作成したメモなどが、省内のメールや共有フォルダで共有されていたことが明らかになるなど、公文書の定義や管理、保管の在り方が議論となりました。
こうした中、義家文部科学副大臣は29日、記者団に対し、「文書の管理などの扱いが個人任せになり、私文書がいつのまにか共有フォルダに入っていたこともあった。職員の中には、『個人メモなどを作成して大丈夫か』という不安も広がっている」と述べました。
そのうえで、義家副大臣は「文書の取り扱いのルールをしっかりしなければならない。文書を作ることさえ萎縮してしまう風潮を打破するため、ルールの再確認が必要だ」と述べ、文書の共有の在り方などについて明確なルールづくりを急ぐ考えを示しました。
こうした文書の管理や保管をめぐっては、政府も、職員の間で共有された文書やメールを公文書と認定して保管する場合の基準を明確にするとともに、保存期間の徹底など公文書管理の適正化に向けて、今年度中にガイドラインを見直すことにしています。
こうした中、義家文部科学副大臣は29日、記者団に対し、「文書の管理などの扱いが個人任せになり、私文書がいつのまにか共有フォルダに入っていたこともあった。職員の中には、『個人メモなどを作成して大丈夫か』という不安も広がっている」と述べました。
そのうえで、義家副大臣は「文書の取り扱いのルールをしっかりしなければならない。文書を作ることさえ萎縮してしまう風潮を打破するため、ルールの再確認が必要だ」と述べ、文書の共有の在り方などについて明確なルールづくりを急ぐ考えを示しました。
こうした文書の管理や保管をめぐっては、政府も、職員の間で共有された文書やメールを公文書と認定して保管する場合の基準を明確にするとともに、保存期間の徹底など公文書管理の適正化に向けて、今年度中にガイドラインを見直すことにしています。