休みが取れたんだけど、特典取れるエリアはどこかな?
そんな時は特典カレンダーはどうでしょう。
ANA特典航空券の空き状況が一目で分かるサービスがANA公式ページにあります。
国内線、国際線で路線ごとに分かれていてとても便利。
国内線は1日1回、国際線は1日3回更新されるのでタイムリーな情報を見ることができ、国内線は2ヶ月、国際線は最大6ヶ月先の空き状況のチェックが可能。
そんな特典カレンダーについて。
ANA特典航空券 空席状況が分かる特典カレンダー
スマホアプリに特典カレンダーの機能はなくPC版だけでのサービスとなります。
スマホからでもPC版にすれば見ることが可能。
国内線特典カレンダー
マイレージから特典航空券の予約に進みます。
出発地と到着地を入力し検索方法で『特典カレンダー』にチェックし検索します。
試しに出発地は羽田、到着地は那覇で検索してみました。
すると以下の画面に。
到着を那覇にしたので沖縄エリア(那覇、宮古、石垣)の状況も併せて確認できます。国内線だと2ヶ月先の予約状況が分かり〇は空席ありになります。空席ありと言うのは全ての便で空席がある、と言うより1日何便かある中で予約できる便がありますよ、と言う表示になります。
試しに8月26日(土)をすると以下の4便に空きがありました。
〇は20席以上、△は10~19席空きがあることを示しています。カレンダーの更新は国内線だと1日1回なのでほぼリアルタイムなのでこのまま予約も可能です。休みがあってマイルを使ってどこに行こうか迷っている時は便利な機能です。
出発空港は選択可能で、行先きもエリアごとに見ることができます。
羽田から九州地方へ、或いは大阪から北海道へ。それぞれの空き状況が分かるのでとても便利な機能です。
こうして特典カレンダーを見ながら休みの予定を決めるのも良いですね。
例えば夏休みシーズンだと予約が取り辛い。
そんな時はバニラエアで発券したり。
或いは普通席に空きがある限り特典予約出来るマイルフライトとか。
もちろん、スカイコインに変えてツアーの予約も良いですね。7月から9月はベストシーズンの沖縄となっているマイルフライトについてはこちら。
国内線特典航空券について
国内線特典航空券の概要は以下の通り。
ANA特典航空券はシーズンによって必要マイル数が異なります。
以下は2017年のシーズンです。
ローシーズン | レギュラーシーズン | ハイシーズン |
1/5~2/28、4/1~4/28、12/1~12/22 | 3/1~3/15、5/8~8/9、8/22~11/30 |
1/1~1/4、3/16~3/31、4/29~5/7、 8/10~8/21、12/23~12/31 |
予約期間は搭乗日の2ヶ月前から4日前まで。
有効期限は発行日の翌日から90日以内。
必要マイル数は以下の3つの区間に分かれています。
①0~600マイル
②601~1,600マイル
③1,601~2,000マイル
例えば、羽田伊丹だと区間基本マイルが280マイル×2で560マイルになり、
片道で利用の場合も①で必要マイル数を計算します。
必要マイル数は羽田発だと以下の通り。
空港 | ANA-L | ANA-R | ANA-H |
新千歳 | 6,000 | 7,500 | 9,000 |
青森 | 6,000 | 7,500 | 9,000 |
秋田 | 5,000 | 6,000 | 7,500 |
山形 | 5,000 | 6,000 | 7,500 |
名古屋 | 5,000 | 6,000 | 7,500 |
伊丹 | 5,000 | 6,000 | 7,500 |
広島 | 6,000 | 7,500 | 9,000 |
高松 | 6,000 | 7,500 | 9,000 |
福岡 | 6,000 | 7,500 | 9,000 |
鹿児島 | 6,000 | 7,500 | 9,000 |
那覇 | 7,000 | 9,000 | 10,500 |
本人以外の利用は尚配偶者及び2親等以内の親族に限り、利用する場合は事前に特典利用者登録が必要。
国内線特典航空券で利用できるのは普通席のみ、当日空きがあればアップグレード可。
お盆、年末年始で利用できない期間が設定されている。
マイル積算対象外です。
変更は日付と同区間のみ可能で、希望変更日の4日前まで(出発日は含まず)、かつ元々の予約便の出発前まで変更可能。
払戻手数料は1名につき3,000マイル。
国際線カレンダー
マイレージから特典航空券、ANA国際線に進み『カレンダーから空席情報を確認』を選択します。国際線も同様にスマホアプリでは検索不可でPC版のみとなっています。
ゾーンを選択しクラスを選択できます。試しにゾーン6の北米を選んでみました。
こちらは7月中旬のスケジュール。直近と言うこともあり残席僅かとなっています。
尚、現時点だと半年先の11月まで予約状況を確認することができます。
さて、ステータスを通常会員からダイヤモンドに変えて検索してみました。
すると空席が増えていることが分かります。該当するステータス(通常会員、ブロンズ、プラチナ、SFC、ダイヤモンド)毎の特典空き状況の違いを見ることができこれも特徴の一つになります。通常会員でもプラチナでも空席があればそのまま予約が可能になります。*反映は国際線だと1日3回なので予約できないこともあります。
続いて、実際に予約に進むと空き状況を確認することができました。これは超便利です。いつ行こうかな、どのエリアが空いているか、と言った現状を知るだけでも便利な機能だと思います。
国際線特典航空券の概要
概要は以下の通り。
ANA国際線特典航空券の概要は以下の通り。
往復12,000マイルより利用可能。
片道での利用は不可。
搭乗の355日前の午前9時から第1区間出発の96時間前まで申込可能。
必要マイル数は、出発地・目的地のゾーン、シーズン、クラスによって異なる。
距離ではなくゾーンによって異なります、詳細は以下。
地域 | ZONE | 国 |
日本 | 1 | 日本 |
韓国 | 2 | ソウル |
アジア1 | 3 | |
アジア2 | 4 | |
ハワイ | 5 | ホノルル |
北米 | 6 |
ロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトル、サンノゼ、 ワシントン、ニューヨーク、シカゴ、ヒューストン、 |
欧州 | 7 |
ロンドン、パリ、フランクフルト、ミュンヘン、 |
オセアニア | 10 | シドニー |
ANA特典は、ローシーズン(L)、レギュラーシーズン(R)、ハイシーズン(H)の3つに分かれていて、例えば2017年の日本発アジアのシーズンは以下の通り。
L:1/5~1/20、4/1~4/26、5/9~6/30、12/1~12/21
R:1/21~3/31、7/1~8/3、8/22~11/30
H:1/1~1/4、4/27~5/8、8/4~8/21、12/22~12/31
さて、休みになると特典は取り辛くなりますがそんな時は出発地を変えるのはどうでしょう。台北にしたりソウル出発にしたり。出発地に行くまでの往復が必要ですが、一つの選択肢としては良いのかなと思います。
まとめ
特典カレンダーは便利な機能です。
一便一便検索すると埒が明きませんし国内線だと2ヶ月先、国際線だと半年先の状況がエリア毎に分かります。休みがあるけどどこかに行きたいな、そんな時は便利です。空席があればそのまま予約が可能です。(国内線は1日1回、国際線は1日3回の更新なので予約できない場合もあります)
ちなみにJALも同様のサービスがあります。
但し、更新は月に2回程度でありこの点はANAの方が使いやすいサービスと言えますね。JALについてはこちら参考まで。
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