すやまたくじのアニメ・漫画ブログ

アニメ・漫画・エンタメがテーマの動画解説付きブログ

アニメの放送数の地域格差100倍以上っ!?地方在住者が東京並に新作深夜アニメを視聴する方法

f:id:suyamatakuji:20170629004707p:plain

東京から福岡に引っ越して地上波の新作深夜アニメの放送数の少なさに震え上がったすやまたくじです。
今回はそんな僕が東京在住時並に新作深夜アニメをチェックできるようになった方法をまとめました。

動画解説:地域格差100倍以上!地方在住者が東京並に新作深夜アニメをチェックする方法(約11分半)

東京と地方のアニメ放送数格差は最大で100倍以上

2016年に地上波で放送された新作深夜アニメ数は以下の通り。

  • 東京都:133本
  • 福岡県:25本
  • 福井&山梨県:1本

まさかここまで違うとは・・・。

一番少ない福井&山梨県との地域格差は133倍ですからね。

僕が住んでいる福岡県と比べても5倍以上の地域格差があります。

そういえば、福岡から東京に引っ越したときに新作深夜アニメの多さに感動したものです。

そして、再び福岡に戻ってくることで逆の衝撃を受けることになろうとは(汗)

 

新作深夜アニメ放送数の地域格差が起こる理由

地方と東京などの都市の一番の違いは観れるチャンネル数の違いですね。

NHKはどこでも観れますがその他の地上波のメインとなるキー局は、テレビ朝日系・日本テレビ系・フジテレビ系・テレビ東京系・TBS系の5局ありますが、地方によってはこの5つのチャンネルがないところもあります。

しかも、東京には『TOKYO MX(トウキョー・エムエックス)』、埼玉には『テレビ埼玉』、神奈川には『テレビ神奈川』といったその地域のみで観れる独立放送局があり、これらがガンガン新作深夜アニメを放送しています。

また、福岡は5局の系列全部が放送されていますが、同じ系列のチャンネルでも東京と比べると放送されているアニメの本数は圧倒的に少ない。

この理由は、深夜アニメは制作者側がお金を払って放送枠を買う『持ち込み番組』がほとんどだから。

制作者側がお金を払って放送するわけだから東京などの人が多い地域が優先されるというわけ。

逆にジャンプ系など深夜以外で放送されるアニメはテレビ局側がお金を払って番組を買う『購入番組』なので、こちらは広い地域で放送されるわけですね。

さらに、『TOKYO MX』などの独立放送局はキー局よりも放送枠が安い。

なので、独立放送局ではキー局以上に新作深夜アニメがガンガン放送されているというわけです。

ちなみに、スマホやタブレットで『TOKYO MX』が観れるアプリ『エムキャス』がありますが、こちらは新作深夜アニメはほとんど対象外のため全く使えませんね。

>>エムキャスの対応アニメ作品一覧を見る

 

地方在住者が東京並に新作深夜アニメをチェックする方法

ここからは僕が東京から福岡に引っ越して来てからやったアニメの地域格差を埋める方法を時系列順に紹介します。

BS11などのBS衛星放送

f:id:suyamatakuji:20170628140833j:plain

  • 地上波を含むNHK衛星契約:2ヵ月4,460円~(地上波契約は2ヵ月2,520円~)
  • アンテナがなければ設置に5,000円程度

まずやったのがBS放送を観れるように設定。

BS衛星放送を観る条件はアンテナ設置とBS対応テレビを持っているだけ。

今のテレビならBS・CSといった衛星放送は対応していますし、マンションやアパートならアンテナを最初から設置しているところが多い。

一軒家などなくても5,000円程度でBS・CSどちらも対応しているアンテナも買えます。

これで無料で観れる!・・・と勘違いしている人も多いですが、アンテナを設置するとNHKの契約が衛星契約に切り替わり料金が上がります。

BS衛星放送の中でも特に使えるチャンネルがBS11。

地域によってはBS11だけで地上波全てのチャンネルを含めた以上の新作深夜アニメ放送数です。

まさに地方の救世主ですな。

その他のBS-TBSやBSジャパンといったチャンネルもちょこちょこと放送しています。

>>BS11のアニメ公式サイトを見る

 

AT-XなどのCS衛星放送

f:id:suyamatakuji:20170628142827j:plain

  • スカパー基本料421円+AT-X1,944円=月額2,365円

地上波+BS放送である程度はカバーできるとはいえ、これでも福岡では2~3割の新作深夜アニメが観れないのですよね~

福岡よりもっと放送数が少ない地方ならさらにでしょう。

そこで東京との地域格差を埋めるために次に僕が打った手はCS衛星放送への加入。

CS衛星放送もBSと同じく、アンテナ設置と対応テレビ(今のならだいたい対応している)に加えて、CSはBSと違ってスカパー・ひかりTV・J:COMケーブルテレビなどのどれかのサービスに加入しないと観れません。

地方ケーブルテレビのそれぞれで料金が違いますが、スカパーとひかりTVとJ:COMでAT-Xのみを見るならスカパーが一番安いですね。

僕は福岡で一番安かったスカパーを契約しました。

CS衛星放送の中で特に使えるのが新作深夜アニメを中心に放送しているAT-X(アニメシアター・エックス)

CS衛星放送は他にもアニマックスなどのチャンネルがありますが、他は新作深夜アニメをあまり放送していないので必要ありません。

>>AT-X(アニメシアター・エックス)の公式サイトを見る

 

AbemaTV(アベマTV)

f:id:suyamatakuji:20170628144924j:plain

  • リアルタイム視聴なら無料
  • 放送した作品を好きな時に観たいなら月額960円

アプリをダウンロードするだけで無料で視聴できるのがAbemaTV

前は旧作メインだったのであまり利用していませんでしたが、『新作TVアニメ』チャンネルが開設されたことで一気に事情が変わりました。

ミラーリング(スマホやタブレットの画面をテレビなどに映す機能)を使えば大画面のテレビで視聴することもできますし。

ただし、無料の場合は録画などはできず、リアルタイムで視聴しないといけないところ。

これだと見たい番組が放送するときに家にいるとは限りませんし、深夜だったら眠たいですしね。

そういった時は月額960円のプレミアムプランに加入すれば、録画感覚で放送後の話を見ることができます。

ニコニコ動画のタイムシフト視聴と同じような仕組みですね。

>>AbemaTV(アベマTV)の公式サイトを見る

 

動画配信サービス

f:id:suyamatakuji:20170628150850j:plain

  • 月額400円~(加入するサービスによって月額が違う)
  • 光回線がないなら月額3,360円~

動画配信サービス(VOD)とは、ネット回線を利用して動画を視聴できるサービス。

月額見放題作品をメインに、なかには1話ごとにレンタルという形で数百円ずつ課金する作品もあり。

録画する必要がなく、好きなときに好きな機器で視聴できるのが強みですね。

スマホ・タブレット・PCはもちろん、テレビでも視聴可能。

ネット対応のテレビならだいたいアプリが入ってますし、入ってなくてもFire TV Stickなどの機器を使うか、ミラーリングを行えば簡単にテレビで観ることができます。

サービス会社によって料金はかなり違いますが、アニメを観るなら見放題対応の作品数の多さから『dアニメストア』が一番ですね。

料金は動画配信サービスが一番安いですが、光回線がない場合は注意。

携帯回線だけだとたくさん観ると速度制限がかかってしまいますからね。

>>アニメ視聴のみで比較したおすすめ動画配信サービス一覧を見る

 

地方在住者が東京並に新作深夜アニメをチェックする方法

僕は地上波+BS+CS+動画配信サービスを利用していますが、さすがにここまでは必要ないかなと思います(笑)

金額も抑えつつ新作深夜アニメをたくさんチェックしたいなら、

地上波+BSを基本に、AT-X or アベマ or dアニメストアの3つのうちのどれかで十分。

家に光回線があればdアニメストアが、なければスカパー+AT-Xがおすすめです。

以上、『地域格差100倍以上っ!?地方在住者が東京並に新作深夜アニメをチェックする方法』でした。