地上221mのラグジュアリー空間「聖路加・天空のビアテラス」/東京 夜景・絶景レストランVol.12

2016.08.31

世界屈指のメガロポリス東京。新宿、丸の内の壮大なビル群をはじめ、東京タワー、レインボーブリッジ、東京スカイツリーといったランドマーク、隅田川や東京湾などの水辺のスポットと、景観においても他の都市にはない魅力でいっぱいです。この企画では、そんな美しい東京の景色が楽しめるビューポイントでありながら、料理の味わいでも世界に誇れるレストランをご紹介します!

開放感あふれる、カジュアルリッチな空間

夏の楽しみのひとつ、ビアガーデン。屋外でいただくお料理やビールは最高です。そんなビアガーデンの中でも、眼下に広がる東京の景色を眺めながら、豪華なお料理をいただけるお店が銀座・築地界隈にあると聞きつけた筆者。どんな素晴らしい絶景やごちそうに出会えるのか、胸をはずませながら、早速そちらへ向かいました。

東京メトロ築地駅を出て左方向へ歩くと、緑が美しい「聖路加(せいるか)通り」があります。この名前は、新約聖書の福音書を記したとされる、聖人ルカにちなんで名付けらました。江戸時代後期は、外国人の居留地でもあったという築地。このような通りの名前にも、昔の時代の名残があるのですね。
▲地上47階の「聖路加タワー」と地上38階の「聖路加レジデンス」からなる聖路加ガーデン

聖路加通りを5分ほど歩くと、目の前に大きなツインタワー・聖路加ガーデンが姿を表します。こちらに、お目当てのビアガーデン「聖路加・天空のビアテラス」(2016年3月~9月30日まで)を開催中の「レストラン ルーク ウィズ スカイラウンジ」が。ちなみに、店名の「ルーク」も「聖人ルカ」にちなんだ名前なのだとか。
エレベーターで46階まであがり、そこからは専用エレベーターでレストランのある47階に向かいます。
モダンな雰囲気漂うレセプションを抜けると、そこには開放感あふれるお洒落な空間が広がっていました。天井の高さは約7m。レストランの両側の壁は、ガラス張りになっており、東京を一望することができます。景色を眺めながら、ゆったりとお料理を楽しめそうな空間ですね。
こちらには、2つのテラス席があります。ひとつは、東京スカイツリーと下町を一望できるもの、もうひとつは東京タワーとそびえ立つビル群を望めるものです。
写真は、東京タワー側のテラス席。この日はあいにくの曇りでしたが、それでも十分に美しい景色を見ることができました。

見渡す限り、並び立つビルはなく、近隣の高層ビルでさえここから見ると低く感じます。空がこんなに近くに見えるテラス席なんて、そうそう見つかりませんね。

テラスからは、東京湾に注ぐ隅田川と、そこを行き来する屋形船やフェリーの姿も見えます。美しい景色に、つい時間を忘れてうっとりと見入ってしまいます。

期間限定のお楽しみ。テラスでいただく「ビアプラン」

旬の食材や世界のスパイスを使用した、「モダン インターナショナル キュイジーヌ」を提唱する「レストラン ルーク ウィズ スカイラウンジ」では、夜だけでなくランチタイムでもこの絶景を眺めながらお店自慢の豪華なお料理とお酒を楽しめる2種類の「ビアプラン」があります。

しっかりとしたコース料理を楽しみたいのなら、「ランチビアテラス 4,500円コース(税込)」がおすすめです。こちらは、旬の食材を使用したオードブルバリエやスープ、メインディッシュ(3種から選べます)、デザートが付きます。その時一番美味しい食材を贅沢かつ大胆に使用したお料理は、他のビアガーデンではなかなか味わうことができません。
▲「ランチビアテラス 4,500円コース(税込)」では、絶景と季節のお料理が堪能できる

そしてドリンクはビールはもちろん、スパークリングワインやワイン(赤・白)にソフトドリンク数種類がフリーで楽しめます。この中でも特にスパークリングワインは人気なのだとか。
お昼からこの料理とお酒、そして絶景を楽しめるなんてとても贅沢です。

お手軽にパスタやサンドイッチなどの単品ランチと美味しいフリードリンクを楽しみたい方には、「ランチビアテラス カジュアルランチ(2,500円~・各税込)」もおすすめです。

ちなみに、ビアプラン以外の通常ランチコースはこんな感じです。
▲ランチメニューの「グラスシャンパン付きランチコース」(3,500円・税込)

月ごとにメニューが変わるこちらのコース。前菜の「鯛のテリーヌ」に始まり、濃厚な「カボチャの冷製スープ」、グリルしたスズキを旬の野菜やフレッシュトマトのソースといただく「鮮魚のグリル シチリア風」、デザートの「桃のコンポートと杏仁のブランマチェ」まで、どれも季節感を感じられ、暑い日でもさっぱりといただくことができるメニューです。食材や料理へのこだわりも伝わってきます。

眼下に広がる東京の夜景。テラスで豪華なビアプランを

夜になるとテラスからは、昼間とはまたひと味ちがう都会の煌めく夜景を堪能することができます。スカイツリー側のテラスは床が高めになっているため、視線を遮るものがなく、夜景を見るのにはうってつけ。スカイツリーの美しさはもちろん、隅田川に浮かぶ屋形船が下町の情緒を醸し出します。
▲見晴らしの良い、スカイツリー側のテラス席

一方、東京タワー側の景色はこちら。宝石のように煌めく都会の夜景を特等席から眺めることができます。テラスの一部がウォーターテラスとなっており、とても涼しげでお洒落な雰囲気ですね。
▲「ザ・東京」といった都会の夜景を楽しめる東京タワー側のテラス席

こんな美しい夜景を眺めながらいただく夜のビアプランは一体どのようなメニューなのでしょうか…。

「レストラン ルーク ウィズ スカイラウンジ」では、スカイツリー側と東京タワー側で料理とフリードリンクのメニューが異なります。東京スカイツリー側でいただけるコースは「東京スカイツリー側ビアテラス(7,500円・税込)」。
お食事はコースで、写真手前から「タコのセビーチェ レモンとヴァージンオイルで」、中央がメインの「ケイジャンマリネした牛トモサンカクのステーキ&フリッツ」、左奥のひと皿は「豚のリエットのクロスティーニ、枝豆と小海老のポテトサラダ コリアンチリソース、彩り野菜のピクルス」、中央奥は「パルフェグラッセのクッキーサンド」、右奥が「チェダーチーズとロースハムのホットサンド」になります。

ドリンクはもちろんフリードリンクで、ビールはベルギー産の生ビール「ヒューガルデン」に「アサヒスーパードライ」、他にもビアカクテルやワイン、ソフトドリンクなどから選べます。

一方、煌々と輝く東京タワーや周辺のオフィスビルの夜景を楽しみながらいただける東京タワー側のメニューは「東京タワー側ビアテラス(6,500円・税込)」です。
こちらの料理は、スカイツリーのメニューのメインが「夏野菜とお肉のブロシェットコンボとポテトフリッツ」に、サンドイッチが「ベーコンと玉葱、トマトのアマトリチャーナ」に変わります。こちらも美味しそうですね。
フリードリンクは、生ビール(アサヒスーパードライ)にビアカクテル、ワイン、ソフトドリンクなど多数。豪華でボリューム満点です。

美しい夜景を眺めながらいただく、こだわりのドリンクと豪華な料理の数々…。とても贅沢なひとときを過ごせそうですね。

このビアテラスは、2016年は9月30日まで営業中(※レストランは通年営業)。人気の高い場所なので、事前に予約してから訪れましょう。

ぜひ地上221m「天空のビアテラス」で、ワンランク上のビアガーデンを楽しんでみてはいかがでしょう。
立岡美佐子

立岡美佐子

編集プロダクション・エフェクト所属の編集者&ライター。好きなものは、旅行とごはん。おいしいものやステキな景色のためならば、日本といわず世界各国どこへでも! 住まい、旅、食、街などジャンルを問わず執筆中です。 編集:山葉のぶゆき(エフェクト)

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