添田さん釈放ならず。即時釈放を求めます!

高橋組長こと添田充啓さんの拘留期限だった20日、前日に公判前整理もあったようで、保釈になるかとの期待もあったのですが、許しがたいことに那覇地裁は保釈を認めませんでした怒

その理由たるや、検察の証拠整理が終わっていないからというもの。3月の公判でも、証拠のビデオが整理されていない事が発覚し、実質的な審理に入れないなど、検察の杜撰さが目立ちます。

起訴に足る確固たる事実があるのなら、証拠もすぐに揃えられるのではないかと思われますが、起訴のための起訴、運動潰しのでっち上げ逮捕が根底にあるからこそ、このような醜態をさらしているのではないかと疑われてもしょうがないでしょう。たまらないのは、半年以上も不当な拘束を受けている高橋組長。証拠が揃っていて整理が終わっていないだけなら、勾留を続ける正当性があるとは思えません。直ちに勾留を解き、保釈するよう那覇地裁に強く訴えたいと思います。

毎日、那覇地裁前では添田さんの即時釈放を求めてスタンディングが行われています。短い時間でも結構です。一人でも多くの方が声をあげていただけると幸いです。

以下のプラカードはご自由にお使いくださいm(__)m

今すぐ

今すぐ PDF

 

 

添田さん返せ413

添田さん返せ413 PDF

仲間を返せ413.jpg

NOBASEOKINAWA仲間を返せ! PDF

添田さんに会いたい

添田さんに会いたい PDF

 

抵抗に呼ばれた友のために

添田充啓(高橋直輝)の友人の和田です。またこちらをお借りして書かせていただきます。
5ヵ月にも及ぶ不当な拘留に耐えた山城博治議長の保釈の様子を熱い思いで見つめていました。まだ法廷での闘いは続きますが、ひとまず解放された山城さんの姿は高江、辺野古で戦う人々にきっと勇気を与えることだと思います。

その姿をメディアが大きく報じる中で、沖縄タイムスの阿部岳記者はご自身の記事を瀬長亀次郎氏の言葉で締めくくっておられました。
「弾圧は抵抗を呼ぶ。抵抗は友を呼ぶ」。
山城さんの釈放というニュースに対して喜びの声が飛び交う中、阿部記者の記事を読み、この言葉でまた胸が熱くなりました。勿論瀬長氏のこの言葉からはすでに半世紀の月日が流れています。沖縄を取り巻く問題は半世紀、さらにそれ以前から地続きであることは言うまでもなく、この言葉は沖縄で闘う人たちの胸の奥深くに刻まれてきた言葉なのだろうと思います。
しかし山城さんに対する不当な逮捕、運動に対する政治弾圧としか言いようのない長期拘留から、弁護団や支援者の皆さんの粘り強い声に圧されて釈放が決定し、山城さんが那覇拘置支所からその姿を現した瞬間、半世紀前の言葉が今再び強い光を放ちました。
私はこの短い、しかし熱い言葉の中に山城さんがいるのだと感じました。
そして、今この言葉の中には沖縄の「抵抗に呼ばれた友」添田充啓もいるのだとも。

山城さんや添田に対する弾圧は我々に対する弾圧であり、彼らが抵抗している事実に我々は呼応しなければならない。
我々は、いや私自身がまず高江で闘っていた添田の「抵抗に呼ばれた」友人なのだから。

「弾圧は抵抗を呼ぶ。抵抗は友を呼ぶ」。
この短い、そして強烈な闘いの意志を表明した言葉の中には山城さんと添田がいる。
今も沖縄で戦い続ける皆さん、全国から沖縄に思いを馳せ注視し続ける人々、そして勿論我々もいる。
6ヵ月以上にも渡って意味不明の理由による拘留で自由を阻まれ、まだ今もひとりでの闘いの中にいる添田を我々と共に、全国の皆様も支えて下さるよう、心より、心よりお願い申し上げます。

添田、もうすぐだ。

(和田彰二)

※前回は匿名表記でしたが、今回の公開にあたり、ライターの和田氏の文章そのままに掲載します。この思いが届いて、添田さん(高橋組長)の1日も早い奪還が実現しますように!

ブログを引っ越しました

ブログ管理人の不手際か、今までのブログにログインできなくなりました。

従い、完全無罪を!目指すブログとして新装開店しました。

よろしくお願いいたします。

旧ブログ:山城博治さんたちの釈放を!https://hitkyuen.wordpress.com/

第3回公判:忌避申し立てに検察主尋問

山城博治さんと稲葉さんの第3回公判が17日那覇地裁にて行われました。

いつものように、中央公園での傍聴整理券の配布・抽選の後、城岳公園にて事前集会が行われ、当該の山城さん、稲葉さんの発言に、弁護団から三宅弁護士、支援団体の発言がありました。

2017-0417読込 077.JPG

2017-0417読込 099.jpg

この日は検察側主尋問で防衛局の職員が検察側証人として法廷に立つのですが、報復を怖れ?弁護団や傍聴席との遮蔽を要求、弁護側抗議で弁護側との遮蔽はなくなったのですが、傍聴席とのそれは残ったまま。公務として行っているのだから、これはおかしいとの指摘がありました。また、検察側のVTR整理は5月いっぱいかかるということで、調書の審理のみが行われました。確固たる証拠もないのに起訴したのではないか?ただちに起訴を取り消すべきという声も聞かれました。

公判は、まず本来なら性犯罪など証人が弱い立場の人間のための遮蔽が、なぜ公務を行っている公務員に許されるのか?裁判の公開・公平性などが保たれないと、弁護団による裁判官の忌避申し立てがなされました。しかし、これは仮却下ということで、別途抗告が行われるとのことです。

その後の審理は、山城さんたちが認めていない調書の審理ということで、検察の誘導尋問のような内容を、証人が確認して行くだけの内容だったとのことです。

次回の公判は5月8日月曜午後1時半から。次回は山城さんに添田さんの弁護側尋問が主になるようです。多くの方の結集で、那覇地裁を包囲して、3人の完全無罪を勝ち取りましょう!その日には、添田さん(高橋組長)も自由の身になっている事を切に願います!

さて、終了後は居残った人々による独自の集まりがありました。三宅弁護士の報告に山城博治さんが発言に立ちました。山城博治さんは遮蔽などの訴訟指揮に怒りも大きく、この不当な裁判は、私だけでなく150万県民に対するものだ!と、日頃見る博治さんとは違う姿に、今回の裁判の不当性を見たような気がします。

2017-0417読込 184.jpg

公判を待つ間、拘置支所の裏に集まった人が参集し、添田さんに大きな声で呼びかけました。中には、千葉神奈川岡山鳥取から来た方もおられ、辺野古・高江の闘いが大きく広がっている事を感じました。また、事前集会には平和フォーラムの北海道の方も発言に立つなど、アベスガの妄動に対する怒りの大きさを感じました。

2017-0417読込 172.jpg