5ハウス 自分を表現すること で自分を理解する。今回は、自己表現 がテーマとなる5ハウスについてまとめます。
対応サインのしし座や、サインのストーリー、また対応タロット から5ハウスの特徴 をつかんでもらえればと思います。最後に私自身の5ハウスにまつわる話 を紹介します。
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5ハウス の特徴
5ハウスは、主に楽しさがテーマ となります。
楽しさといえば、遊びや恋愛、芸術など がここに属するかと思います。芸術的な方向に進みたい と思っている人は、5ハウスを知ることで、潜在的な芸術能力 がどう発揮されるか?といったことも分かるかも。
あとは自分の子どもに関することも、このハウスで確認できる と考えられています。子どもに対する感覚 は人それぞれ違います。5ハウスにあるサインや天体、サインの支配星 やアスペクト をチェックすることで、問題となる点 など確認できる場合も。
ただし、自分の中にある傷付いた子ども心 (インナーチャイルド) が子育てに反映するという観点を考慮する なら、ご自身の月の状態をチェックしてみるという方法 もあります。
5ハウス のストーリー
1ハウス は自分とは何者なのか がテーマとなる場所 から始まった自分探しの旅を続ける主人公 は、2ハウス 3ハウスを通過して、4ハウスから自己の内面を探り始めます。
一度、形成された自我 を手放し、集合意識と共鳴し、自分とは?という問いを続けるのです。
そして5ハウスで、自分の内面を外に表現したい という無邪気な動機 を見つけます。今度は、今ここにいることが大切だ という真理を手に入れるのです。自分を表現して、自己の内面を理解します。
サビアン物語では、自我を捨てて 深層の世界の海に潜りこみ、再び地上で活動するような印象を感じる出だしだと思いました。
いろいろな制限を自らかけたことで、眠っていた創造的衝動が 火山のように噴き出す というところから、5ハウスがスタートします。
そこで社会の概念 を取り払い、自分らしさを模索します。この過程は、はたからみると、面倒な作業 と思えるかもしれません。
ですが、主人公の望むもの とは 「自らの底にあるもの」。それを表現しようとしているため苦痛ではなく喜び なのです。
大人と子どもで例えてみると、大人からすれば 危なっかしいし間違い だと思う行動も、子どもが何かをチャレンジするとき、自分を表現し冒険する感覚 があります。
子どもにとっては、「楽しい」が原動力です。だから疲れ知らず だったりします。
この過程で、想像したこと は全て形になる という自分なりの真実 を主人公が見つけます。ちょっとそれは、一歩間違えると、危険な発想につながる感覚 ですが、この発想の中で新たな真実 を見つけるのです。
自分の内側にある力こそ、創造力となるという真実 です。
最終的には、自分が表現したことに多くの人たちが共感し、個人的な創造が必然的なもの だという真理にたどり着く のです。主人公は、ここで自分の使命が何か? ということを理解します。
そして5ハウスの幕が閉じます。
しし座のサイン からハウスを考える
しし座は、「男性性」「不動宮」「火のエレメント」です。しし座の支配星は「太陽」です。行動的な男性性の力は、周囲を惹き付けるために 能動的に発揮されます。
ただし、不動宮ということで、あちこちで歩くような印象ではなく、自ら「太陽」になって、周囲に自分の中にあるエネルギー を知ってもらうというスタイル になるようです。
火のエレメント に属しています。アイデア や情熱 が原動力 となるため、しし座の力が発揮されるときは、とてもパワフルなもの になるのではないか、と思います。
対応タロットから見た ハウスの特徴
対応タロットは、いろいろな説があるのですが、今回も 前回同様 サインの対応タロットから、考えてみようと思います。
しし座の対応タロットは支配星 と同じ「太陽」です。ということで、陰陽の話 も登場させてみようと思います。タロットの大アルカナカード は22のストーリー となっています。
サビアン のストーリー と少し違う部分もあれば、重なっている と思うこともあります。一枚一枚が人生のストーリー なのです。ちなみに小アルカナ も4つのストーリー になっています。
太陽の前は、月 です。カードの解釈は省きますが、月は内面の世界 を表します。太陽のカードには は、内面で養った感覚を現実化させる という意味が込められています。
しし座は、男性エネルギーになるのですが、根底にある世界 は深層心理から引き出されたものです。ということを当てはめてみると「陰の世界を陽の世界 で形作る」 となります。
行動そのものは、男性的な力 が必要なのですが、表現したいことは女性的なものではないか、と思います。
しし座 が最終的に表現するもの は、女性性のような変化自在なアイデア ではないかと思います。
左脳で考えたものを左脳で表現する と、ある限界点に到達します が、右脳から得たものは、無限性があります。よって原動力が尽きない と タロットの関連性やストーリーから読み取ることができます。
子どものアイデアが無限 だと言われているのは、無限の可能性である女性性のエネルギー を知っているためです。
そしてその無限の扉を開いて 男性エネルギー を迷うことなく使うことができる方法 を知っているのは、大人になって作られた自我が形成されていない子ども だからではないかと思います。
見たことがある という人も多いかと思いますが、子どもの無限性が感じられるCM動画 を紹介しますね。CMを簡単に説明すると、「カウンセラーが女性たちに質問をします。その過程で女性は、子どもの時に感じた夢を思い出し…」という内容です。子どもの柔軟な心が凄い と感じました。
自分のハウス を確認した感想
5ハウス。うーーーん。いまいち感覚的に使いこなせていないような印象もありますが、理由はこれではないか、と思っています。5ハウスと11ハウスの間が広くて、ひとつのサインがすっぽりハマっています。インターセプトです。
5ハウスにはまっているサインがさそり座です。ただしハウスの最後辺りに海王星があります。海王星はいて座ですので、さそり座を使いこなせていないような感じも。
5ハウスの海王星というところから、ハウス5を感じてみると、なるほど当たっていると思うことがいくつかあります。
現実的なことが好きなのですが、一人でぼーっとするといろいろなことを想像するのが好きだったりします。それが非現実的なことでも、楽しいと思えます。ただし現実の世界では、超がつくほど現実的なことに安心感を覚えます。
このギャップは、もしかすると月がおとめ座にあるからかもしれません。想像力は豊かなのにアウトプットしないままでいるのではないか、と思います。
最近は、こうやって文章を書いているため、ちょっと右脳が昇華されているような気もします。
また、占いというテーマを好んでいるのは、5ハウスが関係しているのかも。
当っているかな。と思います。^^
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