今回は「作り置きおかずをリメイクして作るアレンジ版の卵焼きレシピ6つ」のお話です。
作り置きおかずをリメイクする時に卵焼きのアレンジメニューをよく作るのですが、作り置きおかずを残さず使い切れますし、手軽にレパートリーも増えます。
手早くキレイに巻けるように練習を兼ねてこれまで作って写真を撮り溜めてきたので、その中から我が家で定番な卵焼きアレンジメニューとレシピ6つ、焼き方のポイントなどをご紹介します。
卵焼きアレンジレシピ:作り置きリメイクと基本的な焼き方
みなさんはどんな卵焼きがお好きでしょうか。
冷めても美味しい甘めな卵焼き、少し色づいた醤油入りの卵焼き、ふんわりジューシーなダシ巻き・・・、その日の気分で食べ比べたくなる美味しさですよね。
転勤族なので全国を転々とする生活なのですが、卵焼きにも地域性が感じられて面白いです。
関東では濃い味で少し焦げ目なども付いた卵焼きが主で、築地市場で圧巻の「焼き」パフォーマンスを見て心が躍ったほどです。また卵焼き鍋の形も正方形で、馴染みの長方形型でないことにプロっぽいな~なんて思ったのを覚えています。
対して、関西では薄味でふんわり系が好まれているようですよね。ちなみに私は九州は福岡生まれですが、薄味の優しい卵焼きが好みです。
小さい頃は「卵焼き=お弁当の欠かせない脇役」な位置付けでしたけれども、今では主役にもなれる立派なおかずになっています。
卵焼きが型崩れせずに綺麗に仕上がると気分がよく嬉しくなります(単純ですね)。
フンワリふわふわで焦がさず、でも中まで火が入って見た目も綺麗になるのが理想ですけど、卵焼きは意外と奥が深くて難しいので日々勉強中です~。
卵焼きが美味しくなる基本的な焼き方のコツ
卵焼きを上手に焼けるように作り方を調べつつ自分で色々作り試してきて今も練習中ですけど、徐々に綺麗に焼けるようになってきた基本的な焼き方などをご紹介します。
ちなみに素人主婦なので市販の手頃な卵焼き鍋で焼いています。銅製の卵焼き鍋に憧れつつも、お手頃鍋でも我が家では十分美味しく頂けてます~☆
○なめらかな食感にするため、菜箸4本でボウル容器の底から離れないようにして卵白を切るようにシャカシャカ細かく動かして溶きほぐす
○卵液を入れるタイミングは始め中火で「ジュッ」と音が鳴るまで温めて、その後弱火
○フンワリ感を出すために、焼き1回目は表面が乾かないうちにスクランブルエッグを作るような感覚で大きくグルリと掻き回して卵焼き鍋の手前側に集める
○焼き1回目で卵液半分~3分の2程度の多めに使う。卵2つで焼く時は2回で巻く、3個の時は3回として巻く回数は少な目。
○卵液の滑りが良いように、卵液を入れる度に油分を含ませたキッチンペーパーで拭く
○最後の焼きでは早めに火を止めてアルミホイルで蓋をして余熱で中に火を通す
○形がいびつになった時はまきすで成型すれば大丈夫。焦らない、笑
こんな具合です。
パサつきがちだった頃に特に失敗していたのは、1回目の焼きで巻く形を気にし過ぎて表面が乾き気味だったことと、始めの火加減が弱火過ぎたことです。1回目の焼きでスクランブルエッグ風に粗く寄せてから2回目の卵液で綺麗に形を整えれると、フンワリ感が残ります(*^^*)
作り置きのリメイク卵焼き・アレンジレシピ3つ
卵焼きアレンジ版で我が家で好評で定番なものをご紹介します~。 2歳の娘と主人、私の3人家族用で、いつも卵2つで作っています。
基本の卵焼き
甘めの黄色いふんわり卵焼きです。お弁当のおかずにも、お夕飯のちょっとした小鉢や朝ごはんの副菜などにピッタリで冷めても美味しいです。
・卵2つ
・砂糖 小さじ1~2
・顆粒ダシ 小さじ1/2
・水 大さじ1
砂糖が入っているので焦げやすいので手早く作っています。焦げ目が少し付いていたほうが美味しく見えるかもしれないのですが、、、お弁当の彩りも映えますし個人的にはパッと綺麗な黄色が好みです、汗。
切り分ける前の状態。卵焼き鍋に蓋をして余熱で中まで火が通ったことを確認して粗熱が冷めてから切り分けてます。
端っこは娘のおくちへ~。毎度おなじみの光景です、笑。
なお、試しに小分けしてラップにくるんで冷凍ストックにも挑戦してみたのですが、正直なところ微妙でした。やり方が駄目だったのかな・・・。卵焼きはそのままが一番です。
五目ヒジキ煮入り卵焼き
先日の作り置き記事(【作り置きおかずのリメイク・幼児食ストック】手抜きなおかず6品とリメイク方法4つ )でもご紹介した、五目ヒジキ煮入りの卵焼きです。見た目はちょっとイマイチですけど、シッカリ味と具材の食感が楽しめます。
ヒジキ煮単体だと食べ辛いので娘の反応はそこそこですけど、卵焼きに入れたものは娘も喜んでパクついてくれます☆
先日の主人のお夕飯ではこんな具合の副菜3種盛りになりました。他2品は市販のてんぷらを切って乗せただけな手抜きなものです。そんな日もいいですよね。
ポテトコロッケのリメイク☆ポテたま焼き・ポテトオムレツ
ポテトコロッケをリメイクしたポテト卵焼きです。正式名称もないので略してポテタマとして娘に話しています、笑。写真は今朝、娘用のお弁当おかずに卵1つで作ったミニ版です。
過去記事でも度々登場しているのですが、ポテトコロッケの具を使ってポテト春巻きにしたりポテトグラタンや娘用のお焼きにリメイク、アレンジすることが多いです。
この日のコロッケ中身は、チーズ、コーン、グリーンピース、人参、玉ねぎでした。鶏胸肉の挽肉を入れずに野菜だけで、グリルオーブンで揚げないスコップコロッケです。
作り方は卵をよく割りほぐしておき、1回目の卵液を多めに入れて表面が乾かないうちに(コロッケの具は卵液に混ぜずに)お好きな分だけポテトコロッケの具をのせて弱火で巻きます。2回目の卵液を入れて巻ければ出来上がりです。
こちらは主人用のポテト卵焼き、、いえ、外見からするとポテトオムレツでしょうかね。
お弁当おかず用に作る時は卵に対して少な目にコロッケの具を入れて巻いて焼きますが、主菜風に作る時は卵2つにピザ用チーズと多めのコロッケ具を入れてパタンと2つに折り畳むように焼いています。横の側面も卵焼き鍋に気持ち押し当てるようにして焼き上げると中身が多くても形が綺麗に仕上がります☆
キーマカレーのリメイク☆主菜にもなるカレーな卵焼き
キーマカレーをリメイクしたカレーな卵焼きです。娘も主人も一番の好物です。キーマカレーを多めに作り、焼きドリアにしたりカレーチャーハンなどにもリメイクしますが、卵焼きに入れることも多いです。
(キーマカレーレシピ:【作り置きおかずのリメイク・幼児食ストック】 手抜きなおかず6品とリメイク方法4つ)
副菜でしかなかった卵焼きもアレンジ次第で立派なおかず・主菜に変貌します~。先ほどのポテトオムレツともまた違ってパンチがある味です。
切込みを入れるとチーズとカレーがトロリとこんにちは、してきます。
普通のカレーでも作れるとは思いますが具材が大きく巻き辛いはずなので、キーマカレーのようなモッタリして具材が小さ目なのがおすすめです。
お家にあるもので簡単にできるアレンジ卵焼き3つ
作り置きのリメイクではないのですが、ありもので簡単にできるのとで良く作り、彩りや栄養バランスも良いもの3つを簡単にご紹介します~。
枝豆チーズ卵焼き
枝豆チーズを入れた卵焼きです。枝豆もチーズも程よい塩気があり枝豆のぽくぽく具合が娘にも好評ですし、色合いも華やかなのでお弁当箱にも映えてくれます。
作り方は、卵2つを割りほぐして、枝豆10~15房程度(お好みでどうぞ)、ピザ用チーズ(お好みで)を混ぜて弱火で焼き上げれば出来上がりです。
桜海老とあおさ入り卵焼き
見た目のインパクトがちょっと強めに出てしまいましたね。ですが、栄養価が高い乾物食材のあおさと桜海老を入れた卵焼きでともに乾物ならではの風味と旨味が出て個人的に一押しです。娘は始めはいぶかしがってましたけど、食べたら「おぉおいしい~(*^^*)」となっておりましたよ。
作り方は、桜海老とあおさを水で戻して水気を切り割りほぐした卵2つに混ぜて、弱火で焼けば出来上がりです。娘も食べるので味付け無しですが、お好みで麺つゆを少し入れてもいいと思います。
カニカマコーン+αの卵焼き
カニカマとはダシがよく出るのでスパサラに入れたり即席カニタマなどを作る時に重宝しています。でもカニカマは余らせてしまうことも多いですよね。そんな時は余らせて消費期限を越してしまう前に卵焼きにアレンジするのがおすすめです。
今回はカニカマにコーン、チーズ、玉ねぎ微塵切りを入れた卵焼きですが、カニカマだけでも美味しいです。
作り方は、卵2つを割りほぐした中にカニカマを調理バサミでパチパ薄い輪切りにしながら入れ、ピザ用チーズ、コーン、(あれば微塵切り玉ねぎも)、マヨネーズ小さじ1程度を入れて弱火で焼けば出来上がりです。包丁も使わずに手軽に済ませてます☆
まとめ
作り置きをリメイクした卵焼きなど6つのアレンジレシピをご紹介しました。
高校の3年間は母が毎日欠かさずお弁当を作ってくれていたのですが 、味に飽きないように卵焼きにチーズやコーン、カニカマを入れたり、あるいは何故か干しブドウ入りだったり・・とアレンジしてくれていました。食が細かったので母なりに工夫してくれてたんだと思います(ありがたいことです)。
お弁当おかずにも、時には主菜代わりとして立派なおかずになる卵焼きです。これからもバリエーションを増やしていきたいものです。
最後まで読んで下さりありがとうございます。
今日も一日おつかれさまでした。