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DRAGON QUEST AFTER STORY ルビスの導きと帝国の脅威 作者:rsz
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第1話「ガナン帝国の襲撃!エンドール王国の悲劇」

ここはエンドール王国騎士養成アカデミー
フェン
「アレン〜、それにしても本当に平和な時代だよな。こんな時代に騎士なんて必要なのかよ。次は剣術訓練だろ?面倒だな〜。」
アイリス
「文句言わないの!平和なことは良いことでしょ!それに最近の噂聞いた?ガナン帝国が世界征服しようとしてるって話、、、」
ユーナルテ
「私も聞いた。本当だったらどうしようか、、、アレンはどう思う?」
アレン
「大丈夫だって!いくら帝国だってそんなことするはずない。それにいざとなったら俺が戦ってやるからさ!」
クラスメート
「お、さすが騎士アカデミー主席は頼もしいこと言うね〜。そんな主席のアレン様は騎士アカデミー卒業したらエンドール王国騎士団に入るのかな〜?」
アレン
「うーん、決めてないな。王国騎士団のメンバーになる事は名誉な事だけど世界中を旅してみたいって夢があるからな〜。かつて魔王を倒した勇者様たちのように俺もこの世界を見てみたい」
フェン
「大魔王マデュラージャか、、、そういえば魔王を倒した勇者様たちってその後どうなったんだろうな?」
アレン
「分かんないな。みんながよく知ってる物語では魔王を倒して平和になったところまでしか知らないから。まあ、平和に暮らしたんじゃないかな?それより、もうそろそろ訓練始まるぞ!」

エンドール王国アカデミー訓練所
教官
「それではこれより剣術の実技訓練を始める。それじゃまずはアレン、フェン!」
アレン・フェン
「はい!」
教官
「剣術が得意な2人に皆の手本になってもらう!良いな!」
クラスメート
「なあ、どっちが勝つと思う?俺はパワーで勝るフェンに賭ける。10Gでどうだ」
クラスメート
「じゃあ俺はアレンだな。乗った!」
教官
「よし!それでは構え!」
その時遠くで呪文による爆発音が聞こえた、、、
アイリス
「え?何?何の音?」
ユーナルテ
「呪文の音な気がしたけど、、、」
教官「何事だ!私が確認してくる!皆はその場で待機!」

エンドール王国城下町
街人A
「帝国だ〜!ガナン帝国の兵が攻めてきたぞ〜!」
街人B
「帝国ですって?!なんでエンドールに?!」
街人A
「分からない!だが今は逃げるしかない!」
ゲルニック将軍
「させませんよ?メラゾーマ!」
ゲルニック将軍の無情な炎にて村人は灰となった。
村人B
「そ、そんな、、、なぜ帝国の将軍が、、」
ゲルニック将軍
「おやおや、逃がしませんよ。この国は今日でお終いです!ガナンの兵達よ!全員捕らえなさい!反抗する者は殺しても構いません!」
城下町は数万もの帝国兵により蹂躙されつつあった、、、
エンドール王国騎士団も戦いに参加したが、数で圧倒的に勝る帝国兵に押され、敗北は時間の問題となった。帝国はキラーマシンやプロトキラーといった殺人兵器の他にギガンテスやアークデーモンなどBランクモンスターも投入し、王国側の敗北は決定的であった。そしてその帝国の次の攻撃はエンドール騎士アカデミーへと向かっていった。

エンドール騎士アカデミー
教官
「王国騎士団は押され、帝国兵がここに来るのも時間の問題だ。帝国の目的は不明だがこうなってしまった以上もはやお前達にも戦ってもらうしかない。すぐにパーティーを組み戦闘用意!」
アカデミー生徒全員
「はい!」
パーティー編成から数分後、、、
アカデミーの生徒
「帝国兵だ!アカデミーの警備兵は全員倒され、帝国兵がアカデミー内に浸入しました!」
1000人近くの帝国兵がアカデミー内に入り込み、生徒達は次々と倒されていった。
アイリス
「い、いよいよだね、アレン、どうする?」
アレン
「こうなったら戦うしかない、、、生き延びる為に。フェン、アイリス、ユーナルテ、力を貸してくれないか!」
フェン
「俺たちはパーティーだからな!お前と一緒にどこまでもついていくさ!」
アイリス
「私も!みんなと一緒なら、、、戦うことだってこ、怖くない!」
ユーナルテ
「私は死ぬのは怖いけど、アレンが一緒なら私、、、」
フェン
「おっと、熱くなるのは結構だがそれはこの帝国兵を撒いてからにしてほしいね〜」
ユーナルテ
「べ、別に私はアレンのこと、、、それより来るよ!」
アレン達を含め、教官達や生徒達のパーティーが善戦したが、帝国の巨大戦力に勝てるはずもなく
アレンのパーティー以外の、教官は全員倒され、生徒達も大半が捕まった。
そしてアレンのパーティーも帝国兵に囲まれてしまった。
帝国兵
「もはやこれまでだ、無駄な抵抗はやめ、我ら帝国に従え!!!」
アレン
「もう、これまでか、、、」
アレンが敗北を悟ったその時、巨大な呪文が帝国兵達を襲った、、、
帝国兵
「何事だ!一瞬で数十もの帝国兵を焼き払うなど、、、これほどの巨大な呪文はいったいどこから!?」
爆炎の中からそこに現れたのはロトの勇者と戦ったと云われる魔王だった。竜王、シドー、ゾーマという三体の魔王。
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