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inochi Gakusei Forum 2017
inochi学生フォーラム
認知症の課題解決を、学生から。
ABOUT
「inochi学生フォーラム」とは、ヘルスケアの問題をテーマにした課題解決型実践プログラム。
私たちは2014年-2016年の3年間にわたり、中高大学生対象のヘルスケア課題解決型プログラム 「inochi学生フォーラム」を提供し、これまでに世界6か国約250人が参加しました。
「AEDの使用率 3.7%を改善する」「日本の心臓突然死を減らす」など、私たち市民が一人一人考えなくてはならないヘルスケアの課題を設定します。
講義やワークショップを経て、それぞれのコミュニティーで各自のプランを実行し、その成果を発表します。
今年度は「認知症の社会課題に取り組む」をテーマとし、関西の中高生45名、高専生15名、全国の大学生30名の約90名、約30チームを募集します。
(昨年度は定員の3倍の倍率の応募から参加チームが決定されました。)

見事応募者から採用されたチームは医療・考え方・テクノロジーに関するトップランナーからの講義とワークショップを受講しながら、自分たちらしいアイデアを練り、実際に取り組みます。
その後選考を経て、選ばれた5チームがその成果を発表する「2017inochi学生・未来フォーラム」にてプレゼンテーションを行います。
若者・学生がヘルスケアを変える瞬間がここにあります。
< 昨年度の様子はコチラ >
THEME
認知症の引き起こす社会問題の新たな解決モデルを、若者から。
ヘルスケアの課題解決をテクノロジーで。
BACKGROUND
ー世界に先駆け、高齢者の約5人に1人が認知症の社会にー
2015                    2030
JAPAN 517万人     ▶      800万人
THE WORLD 4700万人     ▶      7600万人
高齢化はG7、中国、韓国でも避けられない傾向、世界のトレンド。
2030年には認知症が高齢者の約5人に1人にまで上ると言われている。

そこで顕在化した問題
[認知症の人が自立できる社会システムの欠如]
[排泄の処理や、認知症の人の昼夜逆転生活からかかる介護者への介護負担]
[認知症を診断できる開業医の不足]
[介護師不足]

”モデル作り”が重要と言われるヘルスケアの施策
認知症が引き起こす社会問題の課題解決モデルを、現場の観察、解決策、その解決策を試行してモデルを作る環境が、日本にはあります。

ー親が自分を認識してくれなくなった時、何と声をかければいいのだろう。ー
60歳以上の高齢住民が死亡するまでのいずれかの時点で認知症を発症する確率は 55%と言われている。
(平成26年10月 わが国における高齢者認知症の実態と対策: 久山町研究より)

20年後、30年後、将来において家族が認知症になることは十分あり得ること。
誰が親の介護をするの?自分の仕事は?自分のことを忘れてしまった時何と声をかけるの?
認知症の問題は誰もの身に起こりうる。
大人だけではない、僕たちが考えるべき問題だとおもう。

“テクノロジーの素養” と、”行動できる環境”があるという若者の強み。
日本の、世界の認知症の課題解決に、立ち上がろう若者が。

ー認知症に、立ち向かう。
ー認知症と、共に歩む。
GOALS
早期発見・早期対応される
認知症の人を増やす
<取り組むべき課題例>
「認知症:絶望の病」が社会通念になっている
患者に近い開業医の中で認知症の診断ができる医師が少ない
地方での早期発見・早期対応が遅れている
認知症の人が自立でき、
QOLが保たれる環境を作る
<取り組むべき課題例>
「認知症:絶望の病」が社会通念になっている
お金の管理ができない
食べ物の管理ができない
認知症介護の負担を軽減し、
ケアを充実させる
<取り組むべき課題例>
介助による介護師の腰痛が多い
認知症の人の昼夜逆転生活による介護者が不眠になっている
介護職内での認知症に対する知識の差が大きい
FEATURES
各分野のトップランナーからの
特別講義を阪大、京大にて開催
*大学生はWeb上で受講可能です
認知症について、考え方、リーダーシップ等チームでのプラン作成においての基礎を一からそれぞれ専門とされる先生方からワークショップを通して学ぶことができます。
また、テクノロジー、コミュニティー作り、デザインの分野で第一線で活躍されている方とつながることで、皆さんのアイディアを加速させることができます。
会場、登壇者の詳細は下記のスケジュールに記載。
阪大、京大医学部生による
二人三脚のサポート体制
京都大学、大阪大学の医学部を中心とした大学生の綿密な指導によって、みなさんのアイデア実現をサポートします。
チームの進捗確認、パワーポイントスライドの作成、プレゼンテーションなどにも一から支援するので安心して参加することができます。
【中・高・高専生限定】
最先端医療研究施設、最先端技術施設
への無料見学チャンス!
昨年まではiPS細胞研究所・理化学研究所を見学。
普段なかなか見ることのできない最先端の施設で研究、技術開発に携わる方のお話を聞くことができます。
2017年度の見学施設、日時は随時更新!
考案したプランはイベント後に
実現化を徹底支援
考案されたプランの中から優秀なアイデアについては、応援していただける協賛企業により実現化を支援させていただきます。
また、inochi学生プロジェクトとしてもイベント後のプランの実現をノウハウ・コネクションを活かして支援いたします。
SCHEDULE
- 6/11(日)23:59 中高生参加者応募締切 ※参加費無料
右上のリンクより募集要項をご確認の上、フォームに必要事項を記入し、お申し込みください。
中高生チーム、高専生チーム、は6月11日(日)に応募締切予定です。
- 6/30(金) 中高生参加者決定・大学生応募締切
参加の可否については、中高生・高専生・大学生、共にメールでお伝えいたします。
応募多数の場合、エントリーフォームへの記入内容および必要に応じて面接によって選考致します(中高生のみ)。
大学生チームは6月30日(金)に応募締切予定です。
inochi education program
私たちが考える以下それぞれの6つの軸に則して、
各分野のトップランナーを招き様々な形式のプログラムを用意しました。
プログラムの形式は、レクチャー/グループワーク/プレゼンテーション/イベント
など、多岐に渡ります。
大学生チームは、7/9(日)キックオフイベント、8/6(日)医療ハッカソン以外は基本Web受講となります。

考え方を学ぶ
「WHY:どうして僕たちがヘルスケア・認知症の課題に取り組むのか」
「HOW TO THINK:どのように考えればアイデアをより良くできるのか」
「HOW TO EXPAND:どうすれば自分たちのアイデアが周囲の人、たくさんの人に受け入れられるのか」
最先端の知見を学ぶ
「MEDICINE:医療的な側面で認知症を考えてみる」
「TECH:テクノロジーを駆使した解決策を探る」
「COMMUNITY:人との繋がりを介した解決策を探る」
7/9(日) 2017inochi学生・未来プロジェクト キックオフミーティング @大阪大学
【WHY】【レクチャー】「医療におけるリーダーシップとは」
澤芳樹先生(大阪大学大学院医学系研究科心臓血管外科教授)

【MEDICINE】【イベント】「認知症と闘うアイデア~認知症VR講習~」
下河原忠道氏(株式会社シルバーウッド代表取締役)

【MEDICINE】【レクチャー】認知症サポーター講座
※講師調整中
7/17(月・祝) MEDICINE DAY @大阪大学
【MEDICINE】【グループワーク】「社会における認知症の現状を知ろう」
數井裕光先生(大阪大学大学院医学系研究科精神医学分野講師)
木下彩栄先生(京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻教授)
繁信和恵先生(公益財団法人浅香山病院 精神科・認知症疾患医療センター長)

【HOW TO THINK】【グループワーク】「デザイン思考のイロハ」
木川田一榮先生(大阪大学大学院国際公共政策研究科客員教授)
7/30(日) CROSS BOUNDARY DAY @大阪大学
【MEDICINE】【レクチャー】「他の国での認知症の取り組み」
茅野龍馬先生(WHO 神戸センター テクニカルオフィサー)

【HOW TO EXPAND】「アイデアをいかに社会へ発信するか」
※講師調整中
8/6(日) 国境なき医師団 × inochi 医療ハッカソン
【HOW TO THINK】【グループワーク】
「ハッカソンを通してプロトタイピングを学ぶ」
八木雅和先生 (ジャパン・バイオデザイン プログラムダイレクター
大阪大学大学院医学系研究科 バイオデザイン学共同研究講座 特任准教授)
8/11(金・祝) COMMUNITY DAY
【COMMUNITY】【HOW TO THINK】
「ヘルスケアの課題解決策としてのコミュニティーデザイン」
※講師調整中
8/20(日) CROSS INNOVATION DAY
【HOW TO EXPAND】「アイデア発想法ワークショップ」
※講師調整中
8/27(日) TECH DAY
【TECH】【グループワーク】
「日本を代表する最先端の技術を持った企業からの技術プレゼン」
「プログラミング、Webシステム作成を実践し、テクノロジーの素養を体感する」
※講師調整中
9/23,24(土・日) 最先端医療研究施設ツアー
【MEDICINE】【TECH】【イベント】
普段なかなか見ることのできない最先端の施設で研究、技術開発に携わる方の
お話を聞くことができます。
9月,10月,11月 メンタリングDAY @大阪大学、京都大学
【ゼミ】【プレゼンテーション】
数週間に一度、中高生、高専生が集まるミーティングイベント。
プレゼンテーションの練習など大学生よりアドバイスを行います。
- 9/3(日) inochi未来奨学金コンペティション
【プレゼンテーション】上位に選ばれたチームにinochi未来プロジェクトより、プロトタイプ作成用の奨学金を用意。
- 9月後半 大学生チームWeb選考
【コンペティション】Web上に動画をアップロードしていただき、その動画に対する「いいね」数で最終選考会に進むことのできる5チームを選考します。
- 10/15(日) 中・高・高専生チーム 中間報告会
【プレゼンテーション】チームの進捗を共有するための中間発表会を行い、有識者からフィードバックを貰います。
- 11/3(金・祝) 最終選考会
【プレゼンテーション】中高生、高専生、Web投票を勝ち抜いた大学生の合計25チームがプランの成果を発表。
審査よってフォーラム当日発表する中高生、高専計3チーム、大学生2チームが選出されます。
- 11/23(木・祝) 2017inochi学生・未来フォーラム
最終選考会を勝ち抜いた5チームがプランを発表。
最優秀プラン提案チームには、賞金とプラン実現へむけて企業からの支援体制を提供します。
ALUMNI
-昨年度参加者からのメッセージ-
inochi学生フォーラムに参加して、仲間と一緒に一生懸命何かに取り組む素晴らしさを感じました。また、私たちは沢山の力に支えられているのだと気付くこともできました。プレゼンでは、自分の考えを分かりやすく共有することの重要性とその難しさを学びました。
熱意や意欲ある、全国そして海外の学生、協力してくださる方、尊敬できる師、おばかなことも真面目なこともいっしょにやれる仲間と、本当にかけがえのない時間を過ごす事ができたと思います。皆さんもきっと素敵な経験ができると思うので、是非楽しんでください!!

京都大学医学部人間健康科学科看護学専攻3年
チーム:Wild Idea(2016年12月時点)
inochi学生フォーラムが他の中高校生アイデアコンテストと大きく異なる点は、学生の力で世の中を変えることに本気で挑戦している事だと僕は思います。そのため、大学生メンターの方々や賛同してくださっている大人の方々は、全力で参加者をサポートをして下さり、高校生の枠を超えて活動をする事ができました。そして、自分でもびっくりする程大きく成長できました。
また、学生同士の交流の機会がたくさん設けられる点もこのフォーラムの大きなメリットだと思います。
高い実行レベルが求められる難しいコンテストであると同時に、社会に一足踏み出す事を楽しく勉強できる場でもあります。この絶好のチャンスを逃す手はありません!

清風南海高校2年生 チーム:LIFEバンド(2016年12月時点)

昨年度参加学校
-中学-

智辯学園和歌山
奈良学園登美ヶ丘
‐高校‐

大谷
開智
神戸女学院
甲陽学院
四天王寺
清風南海
智辯学園和歌山
長田

県立奈良
奈良学園登美ヶ丘
西大和
白陵
兵庫
明星
洛北
和歌山信愛
-大学-

大阪大学
大阪市立大学
岡山大学
九州大学
京都大学
神戸大学
滋賀医科大学
信州大学
東京大学
三重大学
琉球大学
MESSAGE
inochi未来プロジェクト理事長
大阪大学医学系研究科心臓血管外科教授
澤芳樹先生

関西を、医療の国際拠点に。私は大阪で生まれ、育ち、学んだ心臓外科医です。
再生医療を中心とした心臓病の患者さんへの治療を行っています。
国家戦略特区に選ばれた関西は、充実した医療技術・研究・施設が揃い、この街こそが「未来医療 健康都市」にふさわしいと確信しています。そして考えられることは、十年後もこの街、関西で持続的に医療を発展させていくには若者の力が不可欠だということです。
若者でありながら医療界にイノベーションを起こすことができる今回のようなプロジェクト、これは真の医療者を目指す皆さんにとって、自らの志を見つめなおし世界を変える力をつける最良の機会であると確信しています。
このinochi学生フォーラムを通し、皆さんが未来の関西の医療を背負うリーダーとなることを心から応援しております。
FAQ
>>応募・参加に関して

Q.参加するために費用はかかりますか?
A.参加応募に際して費用は必要ありません。キックオフ・ミーティング、教育プログラム、inochi未来奨学金コンペティション、最終選考会、2017inochi学生・未来フォーラムなどのオフラインイベントへの交通費は自身でご負担いただきます。
Q.認知症の知識がないと参加できないのですか?
A.いいえ、専門知識は一切必要ありません。学びたいという意欲があり、真剣に取り組んで頂ける方であればどなたでもご参加頂けます。なお、初回の研修で認知症についてまとめたテキスト資料をお配りする予定です。
Q.例年どんな人たちが参加しているのですか?
A.昨年を例にとりますと、関西圏の2府3県合わせて21校の中学校・高等学校より、約60名の学生に、11の国内大学から約30名の大学生に参加していただきました。高専生の参加は今年度が初めてです。医学部のみならず多様なバックグラウンドを持つ学生の皆様からの応募を期待しております。
Q.全講義に参加できなければ応募できませんか?
A.原則全講義に参加していただくのが望ましいと考えられます。ただ、冠婚葬祭・学校の都合などやむを得ない事情で参加できない日も勿論あると思いますので欠席は認めますが、講義への欠席はチームメンバーに迷惑をかけることにもなりますので、ご考慮の上応募をお願いいたします。

>>企画内容に関して

Q.イベントはどれくらいの期間ですか?
A.今年度7月初旬にキックオフ・ミーティング、11月23日に「2017inochi学生・未来フォーラム」がございますので、約半年ご参加いただくことになります。
Q.教育プログラムはどのような構成になっているのでしょうか?
A.「レクチャー」「グループワーク」「プレゼンテーション」「イベント」で構成されております。受講にあたっては基本応募チームでの受講がメインになりますが、応募チームや出身校関係なくその場限りで新しいグループを作り、臨んでいただくワークショップも予定しています。今年度の予定については、SCHEDULEをご覧ください。
Q.研修以外の時間で拘束されることはありますか?
A.義務ではありませんが、毎年プレゼンテーション前にはほとんどのチームが自主的に集まって作業を行ったり練習をしています。また、直接集まらずにスカイプなどを利用してオンラインミーティングでワークを行うチームもあります。
Q.全ての講義資料を持ち帰り、ダウンロードできるようにしてもらいたいのですが
A.講師派遣企業様の守備義務の都合により全ての資料をお渡しすることは出来ない場合がございます。予めご了承ください。

その他お問い合わせは下記メールアドレスにご連絡ください。
info@inochi-gakusei.com
ADVISER
大阪大学大学院医学系研究科 情報統合医学講座 精神医学教授
池田学 先生

京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻 京都大学医学部人間健康科学科 教授
木下彩栄 先生

大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻・准教授
山川みやえ 先生

大阪大学大学院医学系研究科 バイオデザイン学共同研究講座 特任准教授
ジャパン・バイオデザイン プログラムディレクター
八木雅和 先生
RECRUIT
ゲンバのセンパイ
協力者募集中!
若者の可能性に、賭けてほしい。
inochi学生プロジェクトでは、フォーラム参加生徒・学生のために現場へのインタビューやアドバイス提供に
ご協力いただける医療関係従事者様・企業様を探しております。
ご協力いただける方は氏名・ご所属をご記載の上、以下のアドレスにご連絡ください。
ご協賛をお考えの場合も、以下アドレスよりご連絡ください。

info@inochi-gakusei.com
学生スタッフ募集中!
一緒に若者から医療を変えていきませんか?
当プロジェクトでは活動に協力してくださる学生スタッフ(地域・専攻問わず)を募集しております。
領域を超えて医療を変えるためには、あなたの熱意と専門の力が必要なのです。
ご興味をお持ちの方は、氏名・ご所属をご記載の上、以下のアドレスよりご連絡ください。

info@inochi-gakusei.com
ORGANIZER
-主催-



みんなでinochiの大切さと未来について考え、行動するプロジェクト”inochi未来プロジェクト”と、京都大学・大阪大学のを中心とした「若者の力でヘルスケアの問題を解決する」という目的の下活動するプロジェクト”inochi学生プロジェクト”の協同プロジェクトです。




inochi学生プロジェクトとは

「若者の力でヘルスケアの問題を解決する」という目的の下活動する京都大学・大阪大学の学生が中心となって動いている自主プロジェクトです。活動の軸は、若者の力でヘルスケア問題を解決すること。
新しい技術のヘルスケアへの応用模索と地域のヘルスケア問題の解決に取り組みながら真に‘innovative’なイノベーションを生み出すことのできる若手人材を生み出すことを目標としています。




inochi未来プロジェクトとは

みんなでinochiの大切さと未来について考え、行動するプロジェクト。
医療者・企業・行政そして市民と患者も。関西・日本が、みんなでささえあいながら、健康で長生きできる街・国にならることをめざします。
2014年6月にinochi未来プロジェクト実行委員会を立ち上げ、今後、関西発の健康・医療イノベーションを加速させるべく2015年11月に一般社団法人inochi未来プロジェクトへと発展いたしました。
inochi未来プロジェクトは、大阪大学大学院医学系研究科心臓血管外科教授 澤芳樹を理事長として、他5人の理事によって構成されています。