白タク営業容疑の中国人再逮捕へ

在留資格で許可されていないにもかかわらず、客を観光地などに車で連れてまわる業務を行ったなどとして、逮捕されていた中国人の男2人について、警察は、国の許可を得ずに金をもらって客を運ぶいわゆる白タク営業をしていたとして、29日再逮捕する方針です。

いずれも中国国籍で、那覇市の会社員劉洋容疑者と、中城村の旅行業を営む喬治容疑者は、在留資格で許可されていないにもかかわらず、中国人と見られる観光客を県内の観光地などに車で連れてまわる業務を行ったなどとして、出入国管理法違反の疑いで、今月8日逮捕されました。
捜査関係者によりますと、その後の調べで、2人が国の許可を得ずに金をもらって客を運ぶいわゆる白タク営業をしていた疑いが強まったとして、警察は29日道路運送法違反の疑いで再逮捕する方針です。
捜査関係者によりますと、2人は一般のタクシーよりも高い料金で営業していたということです。
クルーズ船などで沖縄を訪れる中国人観光客はこのところ急増していて、警察は、2人が、こうした観光客の需要を取り込んでいたとみて、詳しく調べることにしています。