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出席不足でも単位 愛教大教授が停職

 愛知教育大(愛知県刈谷市)は28日、学生6人に、不正に単位を認めたとして、60代の女性教授を停職2カ月の懲戒処分にした。

 大学によると、不正があったのは教授が2016年度前期に受け持った授業。教授は、単位の条件の3分の2以上の出席をしなかった学生2人の単位を認定したほか、授業を履修していない学生4人にも求められて、リポートの提出を条件に認めた。

 教授は、調査に「学生の希望に沿って単位を認めてしまった」と述べており、過去にも同様の不正な認定をしたことを認めている。後藤ひとみ学長は「極めて遺憾で深くおわび申し上げる。再発防止に取り組む」とのコメントを出した。

 大学側は、昨年8月に学生の単位が認定された後、不正を把握したが、調査委員会を設けて調べるなどした結果、公表が遅れたとしている。不正に単位を取得した学生には、補講などで個別に対応するという。

(中日新聞)

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