朝の目覚めをよくする方法は幾つもありますが、その中でも寝起きが悪い人でも目覚めがスッキリと改善する方法をご紹介します。
目覚めを良くするサプリ、食べ物、飲み物には頼らずに済みます。
日光で目を覚ますように工夫する
朝は日の出の3O分ほど前から、外が明るくなってくるそうです。
そして、人間の睡眠は外が明るくなるに連れて浅くなっていき、各種ホルモンや自律神経が覚醒に向かっていくとのこと。
これらの事から、目覚まし時計のアラーム音で急に起こされるよりも、次第に強くなる光刺激を併用してあげると、より良い目覚めが得られることが幾つかの研究から明らかになってるようです。
もし、光刺激を朝の目覚めに利用したいのなら、顔に光が当たるようにカーテンを少し開けておくと、太陽の光を上手に利用できますね。
防犯上の問題や屋外が明るい場合には、起床時刻にタイマーで明かりが点くような眼覚まし時計を使っても良いかもです。
一番のポイントは、目が覚めたらすぐに布団から出て、一気にカーテンを開けて朝日を浴びる事なんだそう。
体内時計がリセットされて身体も覚醒してくれるそうです。
あと、朝に強い光を浴びると、睡眠と覚醒のリズムにメリハリがついて、日中はより活動的になり、夜の睡眠にもよい影響が表れるとのこと。
なので、朝起きたら積極的に太陽の光を浴びて、朝の目覚めを良くして下さい。
朝の熱いシャワーで交感神経を活性化させる
朝起きてから熱いシャワーを浴びるのも、心地よい目覚めを得るための大切なポイントです。
一般的に、42度前後の熱めのお湯を浴びると、交感神経が活発になるそうです。
交感神経は血圧を上げ、脈拍を増やし、気持ちを緊張させる働きがあります。
朝から元気よく活動するためには、交換神経を以下に活性化させるかが鍵になるワケですね。
朝に時間的な余裕があるなら、熱いお湯に1O分ほどじっくりと浸かると良いそうです。
時間的に余裕がないなら、特に平日の朝にゆっくりお風呂に入るのは不可能なら、熱いお湯のシャワーを浴びるだけでも、全然違うとのこと。
ポイントは、お湯をしっかり頭や首にかけることです。
そうすると、お湯の温度で脳の血流が良くなって、結果的に目がすっきりと覚めてくる効果があると言われてます。
実際に私も毎朝熱いシャワーを浴びるようにしてますが、身体ん緊張が解れて、気分もリフレッシュできて、朝から元気に動けてる気がします。
夏であれば、熱いお湯と冷たい水を交互に浴びると、目覚めが早くなることが幾つかの研究で明らかになってるそうです。
ただし熱いお湯は、皮膚を乾燥させやすくする場合があるとのこと。
さらに冬などに、浴室が寒い状態で熱いお湯に入ると、高齢者の場合は脳卒中や心筋梗塞を起こす場合があると言われてますよね。
特にお湯の温度が41度以上の場合に、発症する確率が急速に高まるそうです。
高齢者や持病がある方は、十分な注意が必要なので、事前にお医者さんに相談しておくと良いかと思います。
香りの力を借りてスッキリと目覚める
朝、スツキリと起きられない原因にはいろいろなものがありますが、病気以外で主なものは、睡眠不足とストレスです。
睡眠時聞が不足すると、心身の疲れがとれず、仕事の生産性も落ちてしまいますよね。
そんな時には、刺激作用や強壮作用、血行促進作用のある精油の効果を借りるのがオススメです。
所謂、アロマテラピーというやつです♪
例えば、ストレスが溜まっていたり、嫌なことがある日には、抗うつ作用のある精油が優しく気持ちを上向きにしてくれます。
何となくやる気が出ない朝には、リフレッシュ効果で脳を活性化し、意欲を挙げる働きがあるティートリーやフランキンセンス、ペパーミント、ユーカリ、レモン、ローズマリーがお勧めです。
また、体がだるくて気持ちもスッキリしないときには、左の前頭葉を刺激して、脳の疲れを取り除いてくれるオレンジ・スイートやスイート・マージヨラム、ネロリ、フランキンセンス、ペパーミント、ベルガモット、レモングラス、ローズ・オットーがよいと言われてます。。
朝の目覚めをスッキリさせるためのアロマテラピーには、特別な器具は不要です。
夜、眠るとき枕元に、精油の瓶とティッシュペーパーを置いておけば、朝、目が覚めたらすぐに吸入法ができます。
朝起きたら、好みの精油をティッシュペーパーに1滴~2滴たらして、直接香りをかぐというワケですね。
これだけで、朝の憂鬱な気分が和らいで、布団から出やすくなりますよ。
布団から出たけど、まだ目が覚めきらないなという場合は、更に、マグカップに40度~60度のお湯を入れて、精油を1滴~2滴落として香りを立てると効果的ですよ。
リビングのテーブル等に置いておけば、好きな香りが部屋に広がっていきます。
その香りを楽しみながら、じっくりと頭と体を覚醒させていくワケですね。
どこでも手軽にできる方法なので試してください。
朝シャワーの習慣があれば、アロマシャワーも効果的です。
浴室の床に精油を2艇~3滴落としてシャワーを浴びるだけ。
お湯の熱と水しぶきで、アロマが浴室内に広がります。
床にシミになることがあるので、最初は目立たない場所で試すのがコツです。
洗面器にお湯を張って精油を2滴~3滴入れても、効果があります。
精油の中には刺激が強いものもあります。
肌荒れしやすい季節や、肌のトラブルがある場合には、お湯の温度やアロマの種類と量に注意してください。
目覚めると同時に布団を出て、やりたいことをどんどんやっていく。
毎朝このようなパターンで生活できれば、きっと充実した人生を過ごせるでしょう。
そんな理想的な生活のサポートをしてくれるのが、アロマテラピーです。
是非、一度試してみて下さい。病みつきになりますよ♪
脳のエネルギー源、朝ごはんを必ず食べる
時々、「朝ごはんを食べないほうが、調子が良い」という人がいますが医学的にはNGなんだそうです。
筋肉や内臓のエネルギー源には、糖・脂肪・たんぱく質の三大栄養素が使われています。
しかし脳は、ブドウ糖を酸素で分解することでしか、エネルギーを得られません。
そして脳は、体重のわずか2%の重さしかないのに、全エネルギーの18%も消費しています。
これは一日当たり500キロカロリーほどで、ブドウ糖に換算すると約12Ogに当たります。
血糖値は、朝食前が一日のうちで最も低くなりますが、朝ごはんを食べることで再び上昇します。
ところが、朝食を抜くと血糖値はさらに下がり続けて、午前中は低血糖状態のまま過ごすことになります。
実際、 血糖を上げると脳が活性化し、下げると脳の活動が低下することも知られています。
ある医科大学における調査では、朝食抜きの学生の成績は、朝食をとっている学生に比べて、全科目で劣っていました。
また、ドライバーがブドウ糖を摂取することによって、交通事故の発生が減るという報告もあります。
脳の栄養であるブドウ糖は、ご飯やパン、めん類などのでんぷん質や砂糖が、体内で分解されて作られます。
朝ごはんを食べて3O分くらいたつと、血液中のブドウ糖はピークになり、脳の活動が全開になります。
ただし、糖分が多すぎる食事をとると、動作が鈍くなり集中力の低下も起きるので、注意が必要です。
さらに、規則正しい食生活は、体内時計のリズムを保つために重要です。
朝食を抜いたり、夜遅くに食事する習慣は、体内時計を遅らせてしまい、夜型生活から抜け出せなくなる危険性があります。