お手伝いが必要なお客様
バニラエアではご利用頂く皆様に安心してご搭乗いただけるようお待ちしております。
下記のようなご心配のあるお客様は、搭乗日の5営業日前までに予約センター(電話番号・営業時間)にお知らせください。ご搭乗日当日は、事前に予約センターにお知らせいただきました内容をもとに、お手伝いの内容を確認させていただきますので空港カウンターまでお越し下さい。
お手伝いが必要なお客様について
お身体の不自由なお客様
- 1. 車椅子をご利用のお客様
- 2. 目・耳や言葉の不自由なお客様
- 3. 身体障がい者補助犬をお連れのお客様
乳幼児連れ、ご妊娠中のお客様
- 4. 妊娠中のお客様
- 5. お子様連れのお客様
- 6. チャイルドシートご利用のお客様
病気やけがをされているお客様
- 7. 診断書が必要なケース
- 8. 医療機器の使用について
- 9. 人工透析(CAPD)の使用について
- 10. 携帯用酸素濃縮器(POC)について
機内環境について
- 飛行中の機内は特別な環境であり、飛行時間、飛行高度(機内の与圧状態)、気象状況が病状やおけがに悪影響を与える恐れがあります。
- 航空機は高度9,000~12,000メートル(30,000~40,000フィート)を飛行しており、客室の気圧は地上より低い0.7~0.8気圧で標高2,500メートルの山へ登っている(富士山の5合目ほど)状態と同じです。
- この気圧の低下により、身体の中が膨張し、患部の内臓を圧迫したり痛みがでたり、呼吸困難になる場合もございます。
- また、酸素濃度が地上の70~80%に低下するため、呼吸器・心臓・脳血管・重症貧血や、妊娠後期の妊婦や新生児も酸素不足により身体に影響を及ぼすことがあります。
1. 車椅子をご利用のお客様へ
予約時
以下の3点をお知らせいただくため、ご出発日の5営業日前までに車椅子 仕様確認フォームを弊社へFAXにて送付してください。
奄美大島線ご利用のお客様へ
奄美空港施設要件に伴い、奄美空港出発/到着時にターミナルに接続されている搭乗橋をご利用いただけない場合がございます。
その際には、アシストストレッチャー(階段昇降器)をご利用いただいての階段昇降となります。
事前の確認事項がございますので予約センターまでお問い合わせいただきますようお願い申し上げます。
1)歩行状況を教えてください
- おひとりでは歩行ができない
- 階段の上り降りは出来ないが、自力で座席まで歩くことが出来る
- 階段の上り降りは出来るが、長距離の歩行が出来ない
2)お客様の車椅子の仕様について教えてください
- 車椅子の種類(電動/手動)・サイズ・重量・分解できるかどうか
- お持ちの車椅子の台数
- バッテリーの種類(リチウムイオンバッテリーを使用の際は必ずその旨お知らせください)
- お預かり出来る台数・大きさ・重量に制限があります為、お預かりできないことも御座います。
出発前に必ずご確認ください。
3)付き添いの方の有無を教えてください
- 係員および客室乗務員は食事のお手伝いや、化粧室のご利用のお手伝いなどの介助はできません。介助が必要とされる場合には、付き添いの方の同伴(※)をお願い致します。
※付き添いの方は以下の条件を満たす方です
- 12歳以上であること
- 2歳以下のお子様をお連れしていないこと
- 付き添うお客様の隣に着席すること
- 緊急時に付き添うお客様の脱出援助ができること
搭乗手続き時
- 車椅子に関してはお預け手荷物として空港カウンターにてお預けいただき、搭乗口までは空港用の車椅子をお使いください。
- ご出発当日は、お時間に充分に余裕を持って空港カウンターにお越しください。(目安としては、国内線はご出発1時間前、国際線はご出発2時間前となります)
- 優先搭乗・到着地でのお手伝いをご希望のお客様はお知らせください。
- 優先搭乗につきましては、空港の施設要件により実施できない場合もございます。その際は何卒ご了承ください。
- 安全上の理由により非常口座席にはお座りいただけませんのでご了承ください。
機内にて
- 杖や松葉杖はお持ち込みいただけます (先の尖ったものを除く)。
到着時
- 到着地でのお手伝いをご希望されたお客様は、客室乗務員が声をおかけしますので座席でお待ちください。
2. 目・耳や言葉の不自由なお客様
予約時
以下の2点をお知らせください。
1)付き添いの方の有無を教えてください
- お食事・化粧室のご利用などの介助が必要なお客様は、付き添いの方の同伴(※)をお願いいたします。
※付き添いの方は以下の条件を満たす方です
- 12歳以上であること
- 2歳以下のお子様をお連れしていないこと
- 付き添うお客様の隣に着席すること
- 緊急時に付き添うお客様の脱出援助ができること
2)盲導犬・聴導犬とご一緒ですか
- 国際線をご利用の場合、国によっては検疫の対象となりますので、入国の条件などは訪問国の領事館や日本の最寄の動物検疫所にお問い合わせください。なお、日本の場合は輸出入検疫の手続きが必要です。
- 詳しくは身体障がい者補助犬をお連れのお客様をご確認ください。
搭乗手続き時
- ご出発当日は、お時間に充分に余裕を持って空港カウンターにお越しください。(目安としては、国内線はご出発1時間前、国際線はご出発2時間前となります)
- 優先搭乗・到着地でのお手伝いをご希望のお客様はお知らせください。
- 優先搭乗につきましては、空港の施設要件により実施できない場合もございます。その際は何卒ご了承ください。
- 安全上の理由により非常口座席にはお座りいただけませんのでご了承ください。
機内にて
- 杖や松葉杖はお持ち込みいただけます (先の尖ったものを除く)。
到着時
- 到着地でのお手伝いをご希望されたお客様は、客室乗務員が声をおかけしますので座席でお待ちください。
3. 身体障がい者補助犬をお連れのお客様
目や耳、おからだが不自由なお客様で、障害を補助する盲導犬・聴導犬・介助犬を同伴希望の方は機内に無料でお連れいただけます。
- ペットなどの感情支援動物および精神補助動物(Emotional assistance animal)は機内への同伴およびお預かりはできませんのでご了承ください。
予約時(国際線を利用される場合)
国によっては検疫の対象となりますので、入国の条件などは訪問国の領事館や日本の最寄の動物検疫所にお問い合わせください。 なお、日本の場合は輸出入検疫の手続きが必要です。
搭乗手続き時
- 盲導犬使用者証か盲導犬装着のハーネス(白色または黄色の盲導犬用胴輪)、身体障がい者補助犬認定証か胴着などについている「介助犬」「聴導犬」の表示を係員が確認させていただきます。
- ご出発当日は、お時間に充分に余裕を持って空港カウンターにお越しください。(目安としては、国内線はご出発1時間前、国際線はご出発2時間前となります)
- 優先搭乗・到着地でのお手伝いをご希望のお客様はお知らせください。
- 優先搭乗につきましては、空港の施設要件により実施できない場合もございます。その際は何卒ご了承ください。
- 安全上の理由により非常口座席にはお座りいただけませんのでご了承ください。
- 緊急脱出の際を考慮して、お座席を購入される際は、窓側座席をご指定ください。
機内にて
- 杖や松葉杖はお持ち込みいただけます (先の尖ったものを除く)。
到着時
- 到着地でのお手伝いをご希望されたお客様は、客室乗務員が声をおかけしますので座席でお待ちください。
4. 妊娠中のお客様
予約時
予約取得の際、搭乗日が出産予定日の何日前か確認ください。下記の準備が必要となります。
搭乗日が出産予定日から28日以内の方
搭乗日から7日以内に発行された診断書(日本語もしくは英語)をご用意ください。
下記の記載がない診断書はお取扱いできません。
- 搭乗日とその区間に航空旅行を行っても差し支えないこと
- 出産予定日
- 飛行中、特に注意すべき点
- 診断書を作成した医師の署名
- 出産予定日から28日以内の方が同伴できる乳幼児は1名のみです。この場合、お子様分の座席確保が必要なため2歳未満であっても航空券を購入し、 ご自身でチャイルドシートをご用意ください。チャイルドシートのご使用に関してはチャイルドシートご利用のお客様をご確認ください 。
- 出産予定日から7日以内の方、または出産日から7日以内の方は、安全上の理由から受付をお断りさせていただきます。機内環境をご参照ください。
搭乗手続き時
- ご出発当日は、お時間に充分に余裕を持って空港カウンターにお越しください。目安としては、国内線はご出発1時間前、国際線はご出発2時間前となります。
- 優先搭乗・到着地でのお手伝いをご希望のお客様はお知らせください。
- 優先搭乗につきましては、空港の施設要件により実施できない場合もございます。その際は何卒ご了承ください。
- 安全上の理由により非常口座席にはお座りいただけませんのでご了承ください。
機内にて
- 杖や松葉杖はお持ち込みいただけます (先の尖ったものを除く)。
到着時
- 到着地でのお手伝いをご希望されたお客様は、客室乗務員が声をおかけしますので座席でお待ちください。
5. お子様連れのお客様
お子様連れのお客様は下記の条件を必ずご確認の上、航空券をご予約ください。
ご搭乗の条件
生後8日未満 |
|
---|---|
生後8日以上~2歳未満 おひとり片道あたり一律1,500円 |
着席方法
|
2歳以上~12歳未満 |
|
12歳以上 |
|
- 安全上の理由から1機あたりにご搭乗できる乳幼児の数は限られております。
お子様分の座席確保ならびに航空券の発行が必要ない場合も、予約時に必ずお知らせください。
搭乗手続き時
- 折りたたみ式ベビーカー、携帯用ゆりかご、チャイルドシートはそれぞれにつき1点を無料でお預け手荷物としてお預かりいたしますが、貸し出しは行っておりませんのであらかじめご了承ください。
- チャイルドシートの取扱いについてはチャイルドシートご利用のお客様をご確認ください。
- 安全上の理由により非常口座席にはお座りいただけませんのでご了承ください。
- お子様とご一緒に空港カウンターへお越しいただいた場合に限り無料でお預かりいたします。
機内にて
- 安定飛行中のチャイルドシートの使用は不要です。但し、シートベルトサイン点灯中は必ずご使用ください。
- 何かお困りのことやご希望がありましたら、ご遠慮なく客室乗務員までご相談ください。
到着時
- 到着地でのお手伝いをご希望されたお客様は、客室乗務員が声をおかけしますので座席でお待ちください。
6. チャイルドシートご利用のお客様
- 弊社ではチャイルドシートの貸し出しは行っておりません。お客様ご自身でご用意ください。
- チャイルドシートの機内への持ち込みは、手荷物許容量内には含めず無料でお持ち込みいただけます。
- チャイルドシートをご使用される場合、1列目座席および非常口座席にはお座りいただけません。
- 優先的にご搭乗いただけますので、早めに搭乗口までお越しください。
- 機内でチャイルドシートをご使用される場合、係員による事前の装着は行いません。お客様ご自身で装着をお願いいたします。
- チャイルドシートを使用される場合、座席確保分として通常の運賃をいただきます。
- 機内への持ち込みと使用が許可されるものは以下の場合に限ります。安全基準に満たないチャイルドシートは受託手荷物としてお預かりいたします。
- 1. 日本(JIS・措置型式指定基準)の基準を満たし、所定のマークが貼付されているもの。
- 2. 米国(FMVSS-Federal Motor Vehicle Safety Standard)の基準を満たし、所定のマークが貼付されているもの。
- 3. 欧州(ECE R44-United Nations Economic Commission for Europe) の基準を満たし、所定のマークが貼付されているもの。
- 4. お子様がチャイルドシートに着席でき、そのチャイルドシートに表示された体重制限を超えていないこと。
- 5. 後ろ向きチャイルドシートはご使用いただけません。
ご利用いただけないチャイルドシート
以下のタイプのチャイルドシート及び機内の2点式シートベルトで座席に固定できないもの、3点式や4点式でのみ使用可能なチャイルドシートはご利用いただけません。
7. 診断書が必要なケース
- 出産予定日を含め、28日以内の妊娠中のお客様
- 医療用酸素ボンベや携帯用酸素濃縮器(POC)を使用される場合
- 病状や体調が急に変化する恐れがある場合
- 病気、けがの治療や最近受けた手術などが航空旅行によりお体に影響を及ぼすと思われる場合
- その他、弊社が必要と判断したお客様
- 詳細は予約センター(電話番号・営業時間)にお伺いください。
診断書に関するご注意事項
- 診断書は搭乗日から7日以内に発行されたもののみ有効(往復でご予約の際はそれぞれの出発日より7日前に発行されていることが条件)。
- 航空機での旅行に問題が無い旨の記載があるもの
- 診断書を作成した医師の署名
- 出産予定日(妊娠中のお客様のみ)
8. 医療機器の使用について
客室乗務員は、応急処置の訓練を受けておりますが、注射および薬物による治療のサポートをすることは許されておりません。医療機器をご使用になる場合はご本人様が操作を熟知しているか、熟知しているかたの付き添いが必要となりますので、予めご了承ください。
A. 医療用酸素ボンベを使用する場合
酸素ボンベは航空手荷物では「危険物」となりますが、医療を目的として用いる場合のみ航空輸送が認められています。機内で使用される場合には診断書をご用意ください。また、ご本人様が酸素ボンベの操作を熟知しているか、熟知しているかたの付き添いが必要となります。
予約時
ご自身の酸素ボンベについて、以下の項目を満たしているか確認してください。
- 容器証明済みであること(*1の表示)
- 医療用ガス状酸素であること(*2の表示)
- 3年(1部5年)ごとの耐用証明検査を受けていること(*3の表示)
- 高さ70㎝×直径10㎝程度、重量は1本あたり5㎏以下
下記の2点をご出発日の5営業日前までに弊社へFAXにて送付してください。
- 仕様確認フォームと当日お持ちいただいた酸素ボンベは同じものでないとご搭乗いただけません。
- 酸素ボンベは医療用であること。スポーツ用はお持ち込みいただけません。
搭乗手続き時
- 事前に送付していただいた診断書・医療用酸素ボンベ仕様確認フォームの原本と酸素ボンベ本体を確認させていただきます。
- ご出発当日は、お時間に充分に余裕を持って空港カウンターにお越しください。目安としては、国内線はご出発1時間前、国際線はご出発2時間前となります。
- 優先搭乗・到着地でのお手伝いをご希望のお客様はお知らせください。
- 優先搭乗につきましては、空港の施設要件により実施できない場合もございます。その際は何卒ご了承ください。
- 安全上の理由により非常口座席にはお座りいただけませんのでご了承ください。
機内にて
- 機内で使用される場合は診断書をご用意ください。
- お持ち込みの酸素ボトルは、お足元前方のお座席の下に置いてご使用いただきますので、充分な長さのチューブをご用意ください。
- 座席の下に固定できない大きさのものは、手荷物としてお預けいただく場合があります。
到着時
- 到着地でのお手伝いをご希望されたお客様は、客室乗務員が声をおかけしますので座席でお待ちください。
B. インシュリン・エピペン等の自己注射器を使用する場合
- 機内へのお持ち込み、ご使用が可能です。状態が安定していらっしゃり、ご自身で服用、インスリン注射などが行える場合は、ご使用予定の数量分のみ機内にお持ち込みいただけます。
- 保安検査の際に自己注射器(針)であることをお知らせください。
- 国際線ご利用のお客様は、内容を明示できるものを携帯して頂くようお願いいたします。
- スムーズな検査にご協力をお願いいたします。
- 使用済みの注射器・注射針は医療廃棄物の為、機内や空港内では処分せず、お客様ご自身でお持ち帰りになり正規の方法で破棄してください。
9. 人工透析(CAPD*)について
機内環境および施設の関係上、機内での人工透析はお断りさせて頂いております。
- *CAPD(Continuous Ambulatory Peritoneal Dialysis)とは腎臓が機能せず、有害物質の排出ができない為、人工的に体から有害物質を排出する必要のある治療法です。
10. 携帯用酸素濃縮器(POC)について
航空機内での使用が認められる携帯用酸素濃縮器(POC)のみ、機内でご使用いただけます。機内で使用される場合には診断書をご用意ください。また、ご本人様が携帯用酸素濃縮器の操作を熟知しているか、熟知している方の付き添いが必要となります。
予約時
ご出発5営業日前までに下記2点を弊社へFAXにて送付してください。
- 仕様確認フォームと当日お持ち頂いた酸素濃縮器は同じものでないとご搭乗いただけません。
搭乗手続き時
- 出発当日は、お時間に充分に余裕を持ってチェックインカウンターにお越しください(目安としては国内線は出発1時間前、国際線は出発2時間前となります)。
- 事前に送付して頂いた携帯用酸素濃縮器(POC)仕様確認フォーム と機器本体を確認させて頂きます。
- 優先搭乗・到着地でのお手伝いをご希望のお客様はお知らせください。
- 優先搭乗につきましては、空港の施設要件により実施できない場合もございます。その際は何卒ご了承ください。
- 安全上の理由により非常口座席にはお座りいただけませんのでご了承ください。
- 酸素濃縮器はお足元前方のお座席の下に置いてご使用いただきますので、1列目座席はご利用になれません。
機内にて
- 酸素濃縮器は、お足元前方のお座席の下に置いてご使用いただきますので、充分な長さのチューブをご用意ください。
- 座席の下に固定できない大きさのものは、手荷物としてお預けいただく場合があります。
到着時
- 到着地でのお手伝いをご希望されたお客様は、客室乗務員が声をおかけしますので座席でお待ちください。