もうすぐ七夕ですね。
みなさんのお家では、七夕飾りってしますか?
《長女のお願いごと》
我が家では、特に七夕飾りはしていません。
長女が幼稚園の頃は、幼稚園で七夕飾りを作り、短冊にお願い事を書いて、一人1本、笹に吊るしたものを家に持って帰っていました。
もし、お家で七夕飾りを作ろうかな、と思う方がいたら、折り紙で簡単に七夕飾りが出来るサイトを見つけたので、もしよかったら参考にしてみて下さいね(^^)v
長女の小学校の授業で、七夕飾りって作るのかなぁ?
作らないとしたら…
今年は七夕飾りはしないな。
と思っていたら、いつも行くスーパーで自由に短冊を書いて、笹に吊るせるコーナーがあり、長女が「書きたい!」と言ったので書いてきました。
ちなみに、長女が書いた短冊は、こちらです。
おじいちゃんと、おばあちゃんが、これを見たら喜ぶだろうな~(*^^*)
長女は、おじいちゃん・おばあちゃんが大好きなので。
《七夕の絵本》
七夕の絵本も、色々と出版されていますが、そんな中でも、とても切なく、感動するお話があるので、ご紹介します。
【きつねの たなばたさま】
きつねのたなばたさま (ワンダーおはなし絵本) [ 正岡慧子 ]
正岡 慧子 作
松永 禎郎 絵
世界文化社 発行
(あらすじ)
「あっ、おかあさんだ!おかあさーん!」
こぎつねは大声で呼びましたが、お母さんぎつねは雲の中に消えていきました。
「まって!いかないでーっ!」
こぎつねは同じ夢を、何度も見ました。
お母さんぎつねは食べものを探しに行ったまま、帰ってきませんでした。
漁師に撃たれたことを、こぎつねは知らないのです。
ある日、こぎつねが山を降りると、一軒の農家の家がありました。
お母さんと、小さな男の子が笹に綺麗な色紙をぶら下げています。
「おとうさんの びょうきが、はやく なおりますように」
男の子は、短冊にお願い事を書きました。
こぎつねも、お願い事を書きたくなりました。
でも、こぎつねは字が書けません。
こぎつねは、山芋の葉っぱに足跡をつけて、祈りました。
「おかあさんが かえってきますように」
その山芋の葉っぱを、農家の家の笹に、しっかりと吊るしました。
何日かして、また農家の家に行くと、男の子がお父さんと一緒にいました。
男の子のお願い事がかなったのです!
さて、こぎつねのお願い事は、かなうのでしょうか…
(おだっちの感想)
このお話を読んだ時、とても胸がジーンとしました。
帰ってこない、お母さんぎつねを思う、こぎつねの気持ちが、痛いほど伝わってきます。
短冊に、お願い事を書けば、願いは、かなう…
しかし、結果として、こぎつねの願いは、かないませんでしたが、最後は幸せに笑っている姿が目に浮かぶようです。
私も、もう両親を亡くしています。
決して忘れることはありませんが、やはり時が経つと記憶は、だんだんと薄れてきます。
しかし、両親との思い出は今でも、心の中に残っているし、時々、夢にも出てきます。
そんな時は、「いつも側で見守ってくれているんだな」と感じます。
今は私も主人と、二人の娘に恵まれ、家族という、かけがえのない愛に包まれています。
辛く、淋しい時に、両親に相談することは出来ませんが、家族がいるという幸せが、私の何よりの支えです。
《おしまい》
何だか少し、切ない感じになってしまい、すいません(>_<)
毎年、この時期になると空を見上げては、天の川を探してしまいますが、町の光が明るいのと、梅雨で天気が悪いのとで、正直、今までに一度も天の川、というものを見たことがありません。
今年も見れないかも…(-_-;)
いつか、きっと天の川を見てみたい!と願う、おだっちなのでした。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました(*´ω`*)