【なでしこL】岩渕真奈「あまり好きではなかった」かつてのライバル・INAC神戸に加入
2017年6月27日17時6分 スポーツ報知
元なでしこジャパン代表FW岩渕真奈(24)が27日、神戸市内でINAC神戸の新加入会見を開いた。「3冠を取れるチャンスがある。目指してやっていきたい。得点でチームに貢献していきたい」と“マナ・スマイル”を浮かべながら抱負を語った。
2014年からバイエルン(ドイツ)でプレーしていた岩渕は度重なるケガに苦しみ、3月31日付で契約を解除。帰国して右膝の手術を受け、リハビリに励んでいる。7月中旬にチームへ合流する予定で、復帰時期については「8、9月ぐらいを目指してトレーニングをしています」と明かした。
2007~12年まで所属していた日テレへの復帰も「選択肢の1つにはあった」が「熱心に声をかけてくれた。自分が望む環境、望むサッカーがINACになるのかなと考えた結果、この場にいると思う」と入団を決めた理由を説明。INAC神戸の印象については「(日テレ)ベレーザに所属していたときはライバルチームなので、あまり好きではなかった。この場にいるのが不思議」と苦笑した。
2019年にはフランスW杯、20年には東京五輪が控えている。3月のアルガルベ杯以来のなでしこジャパン復帰へ「サッカー選手である以上はそこを目指したい。東京でやるのは特別。女子サッカーにとって大事なポイントだと思うので、少しでも貢献できるように、一日一日大切にしながら、まずはINACで頑張らないといけない」と意気込みを示した。