これまで2年半で500本ほどのブログ記事を書いて来ました。
そのブログが資産になって、しばらく情報発信だけで飯を食っています。
ただ、最初の頃はどういうことを考えて発信していけばいいか全く分かっていませんでした。
そこで、2年半の間情報発信をして来た中で「これだけは最初から知っておきたかった。」と今感じていることをこの記事にまとめました。
情報発信力を身に着けて、好き勝手生きていきたい人の参考になれば!
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この記事の目次
1.情報発信していないのは存在してないのと同じ
情報発信しないのは世界に存在してないのと一緒。
検索に引っかかるのは、発信された情報だけ。自分の中に経験がいくらあってもそれは検索に引っ掛からない。#イントラ思想— やぎぺー🐐 (@yagijimpei) 2017年5月30日
社会は「現実社会」と「インターネット社会」の大きく2つに分かれています。(両方つながってはいるけど仕組みが違う)
そして「インターネット社会」の存在感がスマホの普及につれてどんどん大きくなっている。
その中で、インターネット上に自分を存在させてないことは世界に存在してないのと同義とすら感じます。
情報発信していないということはGoogleの検索にも引っかからないということ。せっかく面白いことしてるなら、自分をインターネット上にも存在させましょうよ〜。
身の回りに面白い人って沢山いるけれど、その人たちって大体がそのコミュニティ内だけの有名人だったりしませんか?
それが現実社会での存在感。それとインターネット社会での存在感は全く別の話なわけです。
経験や知識の情報発信を通じて、自分の分身をネット上に作る。現実社会では自分が寝ている間にも、インターネット上に作った分身をせっせと働かせる。そんなイメージ。
以前僕のブログが読まれている時間を計算したら、1日あたり427時間読まれていて分身が18人いるということが判明しました。
関連記事:実はぼく、19人います
情報発信を通じて、自分の存在をインターネット社会に投じよう。
2.何者でもないとしても、自信を持って発信する。あなたが出す情報に価値がある
情報発信するときは「私なんて」という卑屈な態度を取る意味はない。
自分より詳しい人がいるから?
じゃあその業界のトップの人しか発信しちゃいけないんだろうか。
出す情報はそれぞれの個人の視点によって変わってくる。
自分なりの情報を自信を持って発信することが重要。#イントラ思想— やぎぺー🐐 (@yagijimpei) 2017年5月30日
「情報発信した方がいいよ」とアドバイスすると「私が書いたものなんて読まれませんよ…。」という方が結構います。
でもそれは100%の間違い。
初心者には初心者にしか見えない世界があります。今の視点から発信していけば良い。
僕も2年ほどブログを教えてますが、段々昔考えていたことを忘れてしまっているので、初心者向けに教えるのはどんどん下手になっているように思うんですよね。
初心者に向けた情報は初心者が書いた方が良い場合も沢山あります。
自分が見えている世界を自信を持って発信していく。それは同じ目線で世界を見ている人にとって必ず役に立ちます。
3.一貫したスタンスを持って情報発信しなければいけない
情報発信では、専門性と同じくらい一貫したスタンスが重要。
専門性を持っていてもスタンスが一貫していなければファンはつかない。
言い換えると「信念」。
僕の場合は”主体性を持て”というのが信念であり一貫しているスタンス。興味は移り変わるがスタンスは変わらにゃい#イントラ思想— やぎぺー🐐 (@yagijimpei) 2017年5月31日
情報発信しても見てもらえなきゃ意味ないじゃないですか。自分の思考の整理にも良いんですが、せっかくなら見られたいですよね。
そのためには面白いと思われなければいけない。
発信する情報が面白い人って、スタンスが一貫しているんですよね。
僕だったら「フリーランス」や「ブロガー(発信者)」という立場から世界を見ていて、その一貫したスタンスを持って情報発信をしています。
逆に八方美人でブレブレな人は、ふわふわしたことしか言えないので見ていても面白くない。
自分はどういう立場で、どういう主張をしたいのか。一貫したスタンスを持って発信し続けることが大事。
4.情報発信している自分が何者かを明確にしないと誰にも響かない
情報発信するときは自分が何者かという立場を明確にする。
専門的なこととその他は8:2。
何をやってるか分からない人のことをフォローしないよね。#イントラ思想— やぎぺー🐐 (@yagijimpei) 2017年5月30日
スタンスと似ているが、「そもそも自分は何者なのか」を明確にしなければ響く情報発信は出来ません。
高校生なのか、サラリーマンなのか、企業の社長なのか、おじいちゃんなのか。
情報を発信しているのが誰なのかによって、同じ内容でも受け手の解釈は変わって来ます。
そして、ネット上で使う肩書はたった1つに絞ったほうが良い。
例えば以下のようなプロフィールの人がいて、その人の情報発信を見たいと思いますか?
「渋谷のIT会社でエンジニアしてます / 明治大学卒業 / もうすぐ三十路 / 今は筋トレに熱中してます / 好きな食べ物はラーメン」
お前結局何者やねん
と思わずにはいられない。
情報発信するなら自分が何者かを明確に。一目見れば何をやっている人なのか分かるようにするべし。
さもないと、誰にも見つけてもらえないまま孤独な情報発信を続けることになるでしょう…(泣)
5.情報発信の際は出し惜しみをしてはいけない
情報発信するときには出し惜しみをしない。
全てブログに出した結果「あ、この人の情報量すごい。これから勉強するよりも任せた方がいいな。」と思ってもらえるようになる。
出し惜しみしていると誰にも気づいてもらえない。#イントラ思想— やぎぺー🐐 (@yagijimpei) 2017年5月30日
「この記事は後で読者がついてきた後に書けばバズると思うので、取っておきます」とか言ってる人よくいるんですよ。
バズりません。
自分が出せる最大限の情報を最初から全力フルスロットルで出す。出しまくる。
持っている情報を全てさらけ出してしまうと仕事が来なくなっちゃうとビビる人もいますが、そんなことは全くありません。
むしろ、その知識量と情報量の凄さを見た読者はこう思います。
「あぁ、こんなに沢山のこと勉強できないわ。この人に任せよう。」
そう、知識を出せば出すほど、自分のところに仕事が舞い込んでくるようになるんです。
情報発信するなら出し惜しみせずに、自分の知識を出しまくりましょう。
まずはGIVEから。ブログでGIVEしまくる習慣を身につけるべし。
関連書籍
GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代 三笠書房 電子書籍[Kindle版]
6.最初から良い情報発信は出来ない
発信する内容があるから発信するんじゃない。
発信するから内容がついてくる。
発信することで日々の出来事に対するアンテナを張ることができるようになり、発信できる情報が磨かれて行く。#イントラ思考— やぎぺー🐐 (@yagijimpei) 2017年6月11日
「発信する内容がないし、知識を身に着けてからやりますね。」って言う人が時々いる。
けれどそれは1000%間違い。
吉田兼好も徒然草の「能をつかんとする人」の中でこう言っている。
[原文]
能をつかんとする人、「よくせざらんほどは、なまじひに人に知られじ。うちうちよく習ひ得てさし出でたらんこそ、いと心にくからめ」と常に言ふめれど、かく言ふ人、一芸も習ひ得ることなし。
いまだ堅固(けんご)かたほなるより、上手の中にまじりて、毀(そし)り笑はるるにも恥ぢず、つれなく過ぎて嗜む人、天性その骨(こつ)なけれども、道になづまず、みだりにせずして年を送れば、堪能(かんのう)の嗜まざるよりは、終(つい)に上手の位にいたり、徳たけ、人に許されて、双(ならび)なき名を得る事なり。
[現代語訳]
芸能を身につけようとする人は、「うまくないうちは、うかつに人に知られないようにしよう。内々でよく練習して上手くなってから人前に出たら、たいそう奥ゆかしいだろう」と常に言うようだが、このように言う人は、一芸も身に付くことは無い。
いまだ全く不完全なころから、上手い人の中に交じって、けなされ笑われるにも恥じず、平然と押し通して稽古する人が、天性の才能は無くても、その道に停滞せず、いい加減にしないで年を送れば、才能があっても稽古をしない者よりは、最終的には名人の境地に到り、長所も伸び、人に認められて、ならびなき名を得る事である。
超簡単に言うと、「上達したいなら、いいからさっさと人前に出せ!」ということ。
情報発信も1つのスキルなのでもちろん最初から上手くは行きません。ぼく自身も昔書いたブログなんて今は読めたもんじゃないです。
まずはアウトプットする場所を作って、情報発信してみることから。
ブログの開設方法は以下の記事にまとめてあります。
7.情報発信をするほど、情報が集まってくるようになる
【情報のハブになって質の高い情報を集める3ステップ】
1.情報発信をする
2.発信を見てくれる人が増える
3.情報を求めた時に提供してくれる人が増える情報収集力を高めるためには、まずは自分から発信すること。
自分から提供しないクレクレ君は結局一番損をしている。— やぎぺー (@yagijimpei) 2017年6月23日
情報発信を継続していると、自分の発信した情報を見てくれるフォロワーが増えて行く。
そうなると、自分が情報を求めた時に、応えてくれる人も増える。つまり情報収集力が高まる。
最近はTwitterで質問したら、質の良い生の情報がめちゃくちゃ集まってくるようになりました。
今日はイベント登壇。
人前で話すの半年以上ぶりな気がする。
緊張しかしない。
緊張しない方法教えてください。— やぎぺー (@yagijimpei) 2017年6月25日
情報発信をすることによって、勝手に情報収集力も高まるという一石二鳥っぷりである。
8.情報発信というアウトプット先がなければ、インプットの速度と精度が鈍る
アウトプット先を用意せずに、インプットをしても遠回り。
「こんな結果が出したい」という明確な意思があってこそ、インプットの精度と速度が上がる。アウトプット先がないままインプットするのは、作りたい料理が決まってないのに買物に行くようなもの。
すぐに冷蔵庫パンパンになるで。— やぎぺー (@yagijimpei) 2017年6月26日
情報発信というアウトプット先がないままにインプット(情報収集)をするのはとても遠回りです。
それは、作りたい料理が決まっていないのにスーパーに食材を買いに行くようなもの。美味しい料理はできないし、すぐに必要のない食材で頭の中がパンパンになってしまうでしょう。
アウトプット先があってこそのインプットです。
まとめ:情報発信は個人が学ぶべき必須スキル
情報発信をしていく中で「これだけは知っておくべき」と思うことをまとめました。
インターネット社会に生きる個人にとって、これから情報発信は必須スキルになっていきます。というか既になっています。
最後に改めてまとめておきますね。
- 情報発信していないのは存在してないのと同じ
- 何者でもないとしても、自信を持って発信する。あなたが出す情報に価値がある
- 一貫したスタンスを持って情報発信しなければいけない
- 情報発信している自分が何者かを明確にしないと誰にも響かない
- 情報発信の際は出し惜しみをしてはいけない
- 最初から良い情報発信は出来ない
- 情報発信をするほど、情報が集まってくるようになる
- 情報発信というアウトプット先がなければ、インプットの速度と精度が鈍る
以上、情報発信する全ての人が理解しておくべき、8つの真実でした。
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