パンダの赤ちゃん 白と黒が一層はっきりと

パンダの赤ちゃん 白と黒が一層はっきりと
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東京・上野動物園で、今月生まれたメスのジャイアントパンダの赤ちゃんは、生後2週間を越え、体の白と黒の色が一層はっきりと確認できるようになっています。
上野動物園で今月12日に5年ぶりに誕生したメスのパンダの赤ちゃんは、これまで母親のシンシンの母乳のみを飲んで、順調に体重も増え安定した状態が続いています。

生まれた直後は地肌のピンク色が目立っていましたが、最近では白い毛が伸びたほか、目の周りや肩など黒い部分の色が一層はっきりとするなど、パンダらしい姿となっています。

26日動物園が撮影した映像では、シンシンの胸に抱かれ元気に動き回ったり鳴き声を上げたりする赤ちゃんの様子が確認できます。

動物園によりますと、シンシンは赤ちゃんを右前足で抱くことが多く、授乳は4つの乳首のうち右側に偏っているということで、今後、動物園は母乳の出をよくするため左側でも授乳させるようにしたいとしています。

上野動物園教育普及課の金子美香子課長は「シンシンは子育てを頑張っていて、お母さんぶりも板についてきた」と話していました。