官房長官 獣医学部新設で第三者調査は必要ない
菅官房長官は閣議の後の記者会見で、国家戦略特区での獣医学部新設は根拠のない岩盤規制を打ち破って実現したものだと重ねて強調したうえで、新設は正式な手続きを経て決定されおり、第三者による調査は必要ないという考えを示しました。
この中で、菅官房長官は、国家戦略特区での獣医学部新設をめぐって、「そもそも52年間、獣医学部が設置されなかった。日本獣医師会、農林水産省、文部科学省も大反対してきたからではないか。まさに抵抗勢力だ。規制の根拠は明確にないが、規制がこれだけ維持されてきたことが問題だ」と述べました。
そのうえで菅官房長官は「安倍政権とすれば、まず1校認定したわけであり、突破口として全国に広げていくのは獣医学部だけでなくてすべての分野において行っていく方針だ」と述べ、国家戦略特区で認めた規制緩和策の全国展開を目指していく考えを強調しました。
また菅官房長官は、記者団が「中立的な第三者による調査を行うべきではないか」と質問したのに対し、「正式な手続きを踏んで決定したことであり、そうしたことは考えていない」と述べました。
そのうえで菅官房長官は「安倍政権とすれば、まず1校認定したわけであり、突破口として全国に広げていくのは獣医学部だけでなくてすべての分野において行っていく方針だ」と述べ、国家戦略特区で認めた規制緩和策の全国展開を目指していく考えを強調しました。
また菅官房長官は、記者団が「中立的な第三者による調査を行うべきではないか」と質問したのに対し、「正式な手続きを踏んで決定したことであり、そうしたことは考えていない」と述べました。