妊活中に嬉しいルイボスティーの効果と含まれる栄養素

妊活中の女性に注目されているルイボスティーとは、南アフリカ共和国の山に自生しているマメ科植物の葉を使ったお茶のことです。

このお茶には、女性に嬉しい成分がたくさん含まれています。

ルイボスティーに期待できる効果

ルイボスティーは、身体を元気にしたり、若々しい状態にする手助けをする成分が豊富に含まれるのが特徴です。

身体を錆びさせるといわれる活性酸素は、増え過ぎると、老化を加速させるなど、身体にとって悪影響となります。

ルイボスティーには、この活性酸素を分解するSOD酵素やケルセチンといった成分が豊富です。

身体を老化させてしまう活性酸素を減らすことで、卵子を育む卵巣などの働きが低下するのを防ぐことが期待出来ます。

タンパク質を使って血管を修復するときに重要な働きをするのがTie2（タイツー）です。ルイボスティーには、このTie2を活性化する作用があるとされます。

積極的にルイボスティーを摂ることで、血管の老化を防ぐほか、毛細血管も丈夫なものが作られるようになります。

血液による栄養、酸素の運搬がスムーズになることで、内臓機能が低下するのを防いだり、冷え症の改善につながると期待されています。

ルイボスティーには多くのミネラルが含まれていますが、中でも妊活に重要になるのが亜鉛です。

亜鉛は体内でタンパク質を合成するときに欠かせないミネラルです。タンパク質というと筋肉や皮膚を思い浮かべる方も多いと思いますが、女性ホルモンの原料となっているのもタンパク質です。

亜鉛不足は女性ホルモンの分泌を妨げる原因となるため、妊活中は積極的に摂る必要があります。ルイボスティーなら、亜鉛を含む、妊活に嬉しい成分をまとめて補えるのが魅力です。

バランスよく食事をしていないと不足しがちなのがミネラルです。よく知られたミネラルとして、カルシウム、マグネシウム、鉄、マンガン、ナトリウム、カリウムなどが挙げられます。

カルシウムが不足するとイライラする！という話はよく聞かれますよね。また、マグネシウムは腸を刺激せずに優しく穏やかに便通を改善するといわれていて便秘に悩む女性には嬉しいミネラル分です。

ルイボスティーでミネラル分を無理なく充分摂ることで、身体の不調やストレス改善が期待できるといわれています。

ノンカフェインだから妊活中も安心して飲める

カフェインは身体を冷やす作用があるほか、鉄分の吸収を阻害する働きがあります。身体の冷えは妊活の大敵ですし、鉄分不足は不妊を招く原因ともいわれています。

そのため、妊活中はカフェインを摂り過ぎないようにしないとなりません。その点、ルイボスティーはノンカフェインだから安心して飲むことが出来ます。

妊活中に飲みたいノンカフェインのお茶5選

ルイボスティーは、いってみれば紅茶のようなお茶です。飲み方も紅茶を基本に考えるとイメージしやすいと思います。

どんな味がするの？

「クセがあって苦手」と感じる人もいるようですが、比較的クセの少ない飲みやすいお茶です。

ルイボスの茶葉と水を鍋に入れて沸騰させ、弱火で10分ほど煮出してルイボスティーにします。長時間煮出すと濃くなり、クセが強く感じられますので、お好みでお湯の量や煮出し時間を調節してください。

そのまま飲む以外にも、牛乳を加えてミルクティーにしたり、蜂蜜と混ぜたり、砂糖漬けの果物と一緒にカップに入れて飲むなど、工夫すればクセを感じにくくして飲むことができます。

1日どのぐらい飲めばいい？飲み過ぎはよくない？

ルイボスティーはお好みで飲む量や濃さを調節すればOKです。

いわゆるお茶なので制限量というのはありませんが、過剰に摂取し過ぎると、お腹が緩くなる場合があります。

これは、ルイボスティーに含まれるマグネシウムが原因。マグネシウムは水分を腸に集め、便を緩くする作用があるので、大量に摂取すると便が緩くなることがあります。

妊活中は口にするものの質や安全性が気になりますよね。安心して飲むことができるルイボスティーは、やはり信頼できる販売元の茶葉（ルイボスの葉）を購入することが大切です。

極端に安価なものだったり、添加物や混合物が多いルイボスティーはどのようなものが含まれているのか不透明なケースがあります。内容物についてわかりやすく正しい情報を提供してくれる店で購入しましょう。