辺野古 西側護岸でも整備に着手
沖縄のアメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設工事で、沖縄防衛局は埋め立て予定地の西側の護岸工事に向けて、資機材を運ぶ搬入路の整備を始めたことが、工事関係者への取材で分かりました。
搬入路の整備が終われば、ことし4月に埋め立て予定地の北側で護岸工事に着手したのに続き、西側でも工事が始まることになります。
普天間基地の名護市辺野古への移設に向けて、沖縄防衛局はことし4月、埋め立て予定地の北側で護岸を造る工事に着手し、石材を海に投入するなどして建設を進めています。
これに続いて、防衛局は、埋め立て区域の西側の護岸工事に向けて、資機材を運ぶための搬入路の整備を始めたことが工事関係者への取材で分かりました。
現場では、26日午後2時ずぎから、護岸の建設場所の海に続く砂浜にパワーショベルで石の入った袋や石材を置く作業が始まったのが確認できました。
防衛局は、搬入路の整備が終わりしだい、護岸工事を始めることにしていてことし4月の北側の護岸工事の着手に続き、西側でも工事が始まることになります。
護岸工事が複数のか所で並行して始まることになれば、埋め立てに向けて海を囲う護岸の工事がさらに進むことになり、反対する人たちの反発が予想されます。