森友学園の保育園 大阪市が事業停止命令へ
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大阪の学校法人「森友学園」の籠池前理事長の妻が園長を務めていた認可保育園が必要な保育士の数を確保できる見通しが立っていないなどとして、大阪市は保育園に事業停止命令を出す見通しになりました。
学校法人「森友学園」の籠池泰典前理事長の妻諄子氏が園長を務めていた大阪・淀川区の認可保育園「高等森友学園保育園」は、運営に必要な保育士を確保できず、36人の子どもに対し常勤の保育士がわずか1人という状態になっています。
このため、大阪市は26日夜、社会福祉審議会の分科会を開き、業務停止命令を出すべきかどうか大学教授や弁護士などの有識者から意見を聞きました。その結果、分科会は「保育士を確保できる見通しは立っていない」などとして、来月1日から6か月間、保育園に事業停止命令を出すのが妥当だとする答申をまとめました。
これを受けて大阪市の吉村市長は、27日、保育園に対して事業停止命令を出す判断を示す見通しです。
「森友学園」をめぐっては、運営する幼稚園などの補助金を不正に受け取った疑いがあるとして、大阪地検特捜部が詐欺などの疑いで捜査を進め、この保育園も関係先として捜索を受けています。
このため、大阪市は26日夜、社会福祉審議会の分科会を開き、業務停止命令を出すべきかどうか大学教授や弁護士などの有識者から意見を聞きました。その結果、分科会は「保育士を確保できる見通しは立っていない」などとして、来月1日から6か月間、保育園に事業停止命令を出すのが妥当だとする答申をまとめました。
これを受けて大阪市の吉村市長は、27日、保育園に対して事業停止命令を出す判断を示す見通しです。
「森友学園」をめぐっては、運営する幼稚園などの補助金を不正に受け取った疑いがあるとして、大阪地検特捜部が詐欺などの疑いで捜査を進め、この保育園も関係先として捜索を受けています。