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なぜ日本人は英語を聞き取れないのか!?

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外国人の友達と一緒に話している場にいたとき英語が理解できなくて悔しい思いをしたことが何度もあります。

僕はおしゃべりなタイプではありませんが、同じ空間にいるなら自分が会話に加わっていなくても内容を理解したくなります。

英語は話せなくても聞き取れるようになるだけで外国人と一緒にいるのはつらくなくなりますよね。

英語を習得する上で英語を聞き取れるようになるのは大事なことで、僕たち日本人には英語を聞き取るのは非常に難しいことが分かりました。

なぜ日本人は英語を聞き取れないのかを僕なりに解説します。

 

日本人の耳には英語に対してフィルターがかかっている

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僕たち日本人が英語を聞き取れない大きな理由は耳にフィルターがかかっているのです。言語を音としてとらえて書いていきますね。

小さな頃から日本語ばかりを耳にして育ってきたから、英語独特の音を脳が言語として認識できずにフィルターをかけてしまいます。

その証拠に日本語の音で何かを聞いた場合、その日本語が意味をなさないことでも僕たちの耳では聞き取ることができるんですね。

簡単にいうと日本語に似た音はフィルターを通して入ってくるし、日本語にない音はフィルターに引っかかってまったく入ってきません。

小さな頃から日本語の音に慣れて大人になって英語を聞いても聞き取れないわけです。

 

日本人が聞き取りやすい言語

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イタリア語は日本人にとって非常に聞き取りやすい言語で意味までは分からなくても、初めてイタリア語を聞いたとしても80%くらいを聞き取ることができます。

そしてイタリア語を話してことがなくても聞こえたように発音することも可能です。

これはイタリア語が日本語と同じ母音(a,i,u,e,o)あ、い、う、え、お、という同じ音を持っているからなんですね。

イタリア語の音は脳のフィルターには引っかからずに初めて聞いたとしてもきれいに聞き取れるんです。

逆に日本語を聞いたことがないイタリア人でも日本語をある程度は聞き取ることができて、発音もできてしまうんですね。

英語の音はこれらの音とは全く違うため僕たち日本人には聞き取れないわけなんです。

 

英語は日本と違い単語同士をつなげて発音する

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「サンキュー」という英語を例にとると「thank」と「you」がつながって「サンキュー」という音になりますね。

学校では1語1語を別々に習う日本では、1語の音は聞き取れても文章になって繋がった場合には全く違う音になり英語は聞き取れないんです。

日本語と英語が違う点はここにあって日本語は1語1語を区切って発音するのに対して、英語は全部が繋がって発音するんですね。

ここを理解できていないと英語は全く聞き取れないわけなんです。

 

どうしたら英語を聞き取れるようになるのか??

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英語を聞き取れるようになるには、とにかく英語を聞きまくって練習するしか方法はありません。

今度は「ハワイユー」を例にとると「how」「are」「you」とそれぞれを認識するのではなく「ハワイユー」と1つの言葉として認識することが大事です。

英語は単語ごとに聞き取るのではなく、全体を通して聞き取る必要があるんですね。

これを理解するだけでも英語を聞き取れるようになるには大きく変わってくると思います。

 

まとめ

以上の理由から日本人は英語を聞き取れないのだと思います。

英語は話せなくても聞き取れるようになるだけで理解のしかたが大きく変わってきます。

とにかく何回も聞いて練習するしかないんですね。

  • 映画を見る
  • 無料のリスニング練習アプリを使う
  • YouTube動画を見る

この方法ならすぐに始められて無料でできますね。

映画を見るときは英語の字幕を付けてみることをおすすめします。文章でも理解できて上達は早くなります。

とにかく脳のフィルターを外して耳に英語を慣れさせることが大事ですね。