欅坂46握手会 落とし物と偽りナイフ持込みか

欅坂46握手会 落とし物と偽りナイフ持込みか
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千葉市で行われたアイドルグループ「欅坂46」の握手会で、ナイフを持っていたとして逮捕された男がナイフなどが入った荷物を落とし物と偽って届け出たうえで、会場に入ったあと、再び自分の荷物だと言って受け取る手口で手荷物検査をすり抜けていた疑いのあることが、捜査関係者への取材でわかりました。
24日夜、千葉市の幕張メッセで行われた「欅坂46」の握手会で、自称、札幌市の無職、阿部凌平容疑者(24)がズボンのポケットに果物ナイフを入れていたとして、銃刀法違反の疑いで逮捕され、26日、検察庁に送られました。

調べに対し、メンバー1人の名前を挙げ、「殺そうと思った」と供述しているということですが、阿部容疑者はメンバーから3~4メートルほど離れた場所で明るい光を放つ「発炎筒」に点火したと見られています。

その後の調べで、阿部容疑者はナイフや発炎筒を入れた荷物を落とし物と偽って会場の関係者に届け出たうえで、会場に入り、その後、再び自分の荷物だと言って受け取る手口で手荷物検査をすり抜けていた疑いのあることが、捜査関係者への取材でわかりました。

警察は当時の警備態勢を確認するとともに、事件の動機を調べています。