普段、自分の足の裏をまじまじと見ることは、あまりないかも知れませんが、足の爪を切る機会などに、観察して見てください。自分の身体の状態が分かるかも知れませんよ。
・くるぶしのまわりを指で押して痛いときは、股関節に問題がある可能性があります
・足の親指が柔らかくてぶよぶよしているときは、糖尿病か肝臓病の可能性があります
・足の親指の付け根にしこりがある場合、甲状腺に問題があるかも知れません
・足の裏にひどく汗をかいたり、脂っぽくヌルヌルしているときは、腎臓に気をつけましょう
・足の裏がピンク色の場合は、健康状態が良好です
・足の裏が赤い人は、血圧が高いのかも知れません。ストレスがたまっている可能性もあります
・足の裏が黄色い人は、肝臓の機能が低下している可能性があります
・足の裏が白い人は、胃腸が悪かったり貧血気味だったりして、体力がないようです
・足の裏を押してみて、白くなったまま、なかなか赤みが戻らない人は、循環器系・リンパ系に問題があることがあります
・足の裏が紫色っぽい人は、疲労が蓄積しています
・足の裏が浅黒い人は、腎臓・泌尿器系に気をつけましょう
・足の指と指の間に、手の指を差し入れたときに、痛みを感じるなら、足指の力が衰えています。
・歩くときに足の裏が痛い場合、「モートン病」「足底筋膜炎」「足底線維腫」などが考えられます
・足の裏が熱い場合は、「冷え性」「自律神経失調症」「更年期障害」「疲労」などの可能性があります
・足の裏に黒いシミができたら、悪性黒色腫(メラノーマ)の可能性があります
・靴の底のすり減りかたが、左右均等でない人は、背骨がゆがんで、体のバランスが崩れています
以上の項目は、経験的に分かってきたことで、必ずしも医学的な根拠があるわけではありません。
体の調子が気になる場合は、医師に相談しましょう。