そのしょぼくれたアパートを引き払って、店に住め!【えらいてんちょうの起業論】
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どうも、どうも。創業計画も資金計画もないままナゾ会社を設立して、もう5年以上存続させています「えらいてんちょう」です。今回はナゾ店開店の秘話と開店のススメです。行き当たりばったりでもなんとかなるもんです。
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どうも、どうも。創業計画も資金計画もないままナゾ会社を設立して、もう5年以上存続させています「えらいてんちょう」です。今回はナゾ店開店の秘話と開店のススメです。行き当たりばったりでもなんとかなるもんです。
【店を開くのには大金がかかる、というウソを真に受けるな】
何事にも「それをするには大金がかかるから覚悟しろオジサン」が登場します。店をやるということについてもそうですが、結婚、子育てなどについてもそうです。
子育てには総額2000万かかるんだそうです。私は小学校から高校まで公立に通いまして、私立大学の学費は自分で払いました。塾や予備校にもいったことがありませんし、習い事もスイミング・空手くらいなものです。金をかけない親だったし、金のかからない子どもでした。別に何かが不足していると思ったことはありません。金はかけようと思えばいくらでもかかるし、かけないと思えば全くかからないものです。私も最近親になりましたが、こんな感じで適当に子育てしたいと思います。
店についても同じです。私が生息している豊島区のはずれ、池袋からめちゃめちゃ頑張れば歩けるくらいのところですが、家賃8万円の店舗物件とかがたくさんあります。池袋 店舗 賃貸で検索してみてください。地場の不動産屋回ってみてもいいですよ。敷金が3か月分くらいとられますけど、基本的にはそのくらいで借りられます。初期費用50万くらいでしょうか。そのあなたがいま住んでいる犬小屋みたいなアパートと同じくらいなもんです。引っ越しのつもりで開業してしまいましょう。
【商材なんてなんでもいい、店あけてりゃ家賃くらい売り上げられる】
最初は1円も売り上げる気がなくて、家じゃなくて店借りたら面白くない、というノリで借りた店舗、謎に売り上げがあがります。うちからもってきた服とかが、1着100円で売れまくります。わけがわからない。自宅に服をおいておいても売れないのに、店を自宅にしたら服が売れた。家賃の足しになる!と喜んでましたら、わけのわからないものがいっぱい売れて、初月には40万円くらいの売上がありました。意味不明過ぎてウケます。同じ家賃なら家より店借りたほうがいいだろ→おっ、ちょっと売上がある!家賃浮く!→むしろそれだけで生活できるくらい儲かった!です。なぞですね。
【店は本当のオープンスペース。あいまいな人々が集まって、なぞな収入がある】
最近あるじゃないですか。オープンスペースとか、誰でも歓迎オルタナティブスペースみたいな。あれってすごく入りにくいですよね。教会とかもそうです。【どなたでもお気軽におはいりください】って、入れねえわ!みたいな。
店は容赦なしにフレンズが来ます。開いてなければ「なんであいてないの?」くらいのテンションで来ます。まぁだいたいのひとは金落とさないですが、それでもいいんです。基本家なんで。家ではお金もらえないですから。
しかしまぁ時々、「ひとりがタンス運べないから手伝ってほしい」とか「草むしってくれ」とか「冷蔵庫処分してくれ」とか「冷蔵庫ただでくれ」みたいなあいまいな依頼が入りまして、お金をもらえたりもらえなかったりするわけですね。別にがんばってないのに「がんばってるね!」みたいにお声かけいただいて食糧をもらうなどできます。そんなこんなで、謎店は謎に維持されております。
【まとめ:バカの考え休むに似たり】
まぁ、事務所借りて、内装やって、備品買って、スタッフ雇って、自分の生活費をねん出する、と考えると、ハードル高いですよ。というか、無理です。それで利益?無理無理、むーりむり。
ただ、あなた、家の家賃払ってるでしょ。払ってないで実家に寄生してるフレンズも、そろそろ親からの圧力が厳しいでしょ。だからね、新しい家を借りるつもりで、店借りちゃうといいですよ。人件費も備品もしらねー、おれは店に引っ越す!と。すると、謎に店が維持できたりできなかったりします。
普通、店舗にはすんじゃいけないみたいな契約になってるんですが、まぁだいたいの大家は金さえ払ってれば何もいいません。なに、毎日の仕事が長引いて毎日残業しているだけです。
バカがいくら考えたってしょうがないですよ。大企業だって苦労してるのに、収益計画なんか立つわけないじゃないですか。バカの考え休むに似たりです。やってみれば、できないことはないかも知れません。
「えらいてんちょう」は無謀なそこのあなたを応援していますよ。
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