2013/06/18
久しぶりに、まとまった雨が期待できそうです。
サルビアを室内など雨のかからない場所で栽培されてる方は、シャワーを浴びさせるようなつもりで、戸外に出してやるのもよいです。
うるおいがあると、葉がピンとして色も鮮やかで見るからに健康そう。美しいです。
このところの高温・乾燥には、植物たちにもナンギであったろうと思います。
サルビアは、コンクリートの上を砂埃が舞うような高温乾燥状態がムリです。
なにがムリかというと、空気が乾燥しすぎていると、植物は呼吸を停止させて、同時に成長も止めてしまうからです。
体内の水分が外へ逃げていかないように、呼吸を止めてしまう
=蒸散transpirationに支障が出るからです。
よく蒸散するということは、タイシャがカッパツであるということです。
スクスクとよく伸びさせるために、効率よく蒸散できる環境を用意してやりましょう。
「うるおいが大切」という話です。
サルビアが猛暑だってのりきるために。
・朝夕打ち水をする。室内だったら葉水。
室内だったら霧吹き。外だったらホースでシャワー。空中の湿度を高めることが目的。
注意。これは水やりとはちがいます。鉢の中じゃなくて、空気を湿らせるのが目的。
だから、「葉っぱに水をかける」とことが目的じゃなくて、しっとりしたいい空気をつくりましょう、ということです。
・鉢のまわりをほかの緑で囲む。
緑をくっつけあってかためておくと、日よけになったり保湿になったりしてよいです。
コンパニオンプランツとでも考えます。
・雨は積極的に浴びさせる。
今の時期、暑くて温室も使えないので、うるおい補給のよい機会と考えています。
・でも鉢の中は、絶対に、ムレさせない、ウェットにしない。
水っぽい話ばかりしてしまいましたが。
健康な根の成長には、酸素も欠かせません。うるおいうるおい連呼して鉢を水浸しにしていては目も当てられません。
「水を飲みたそうな顔」をするまで、「水やり」は我慢しましょう。
水やりが一番むずかしい。「水やり10年」です。
気温はまだ30度超えることもあまりなく、日差しもそんなに強くありません。
いまがサルビアの生育に適した季節だと思います。
夏を越せるだけの体力を今のうちに養っておこうと、自分にも言い聞かせています。