photo credit: Lynn Friedman Office Windows at Night via photopin (license)
どうもリッケンです。
つい先日、会社の役員とサシで面談をする機会がありました。
面談といっても堅いものではなく、「最近の調子はどうよ?」とか「今後どうなりたい?」とかそういう話をフランクな感じで行いました。
基本のテーマはありつつも、脱線することが多かった中で残業の話題が上がりました。
その話の中で役員が語ってくれた残業に対する仕事観が面白かったんですよ。
成長させる機会を会社が奪っているという考え方
「僕らの頃は仕事のスキルはそれこそ多大な仕事の中で培っていった。今は労働時間を会社が厳密に縛っているから、今の子たちを成長させる機会を奪ってしまっていて申し訳ないと思うね〜。」
こう言われた時思わず目が点になった。
残業に対する捉え方が全然違う。
「え?でも働き過ぎて体壊す人いるし、自分の時間を持てないし残業って規制されるべきでは?」
...とは言えなかったけど残業に対してスーパーポジティブすぎてあれ?これがブラック思考?と思ってしまったほどだ。
今の時代は自分の時間をどう使うかで成長が分かれる
不信感というか世代間であまりにも残業に対する考え方が違うことに驚きながらも、このテーマは非常に興味深かった。
会社が成長する機会を奪うだと?そこが非常に気がかりだった。
役員「結局成長するにはどれだけその分野に時間を費やしたかなんだよ。昔はその時間を『残業』という形で会社が負担していたんだ。」
役員「今の時代はどれだけそこに費やすか自分次第。だから成長する人間としない人間の開きは両極端になってしまっていると思うよ。君は今の自分の分野にどれだけ時間を費やしてる?」
この考え方ははっきり言ってなかった。
多分、役員は残業がないことのデメリットに気づいていたんだろう。
まぁ別に残業したからと言って出世ができるわけではない。
でも「成長のためにどれだけ時間を費やすか」という点において会社が負担しなくなったという発想はマネジメントをする立場にある人たちの中でどのくらいいるんだろう。
僕はweb系のコーダーとして技術職についている。
かっこよくいうと職人なわけで、もちろんその道一筋で成功したいと思ってる。
しかし技術職はどれだけ時間を費やしたかが物を言う世界。
この役員の言葉は、たとえブラックといわれども全然間違っていないと思った。
正義の反対は悪ではなく、別の正義に値する考えだと思った。
ワークライフバランスを気にしていたら一流になれない
今回の記事についてイケダハヤトさんの過去記事。
まさにコレだわ。
僕はこの記事の中におけるBさんと同じ考えになっています。
そういう考えに陥ったというわけじゃありません。
それも人生の選択の一つです。
でも実際どっちを目指したい?ってなった時にやっぱり自分が好きで選んだ業種の一流になりたいわけですよ。
正直今の時代残業はしたくない。けどスキルが得られてお金も欲しいって考えが増えてきつつあると思います。
うん。はっきり言ってそんなのムシが良すぎるね。
成長するために
成長するために残業しろっていえないけど、やっぱり一流の仕事をするなら、ひたすら仕事について時間を注ぐべきなんだなって思う。
一流になれなくとも胸を張って「俺こんなことができるぜ!」って言えるようにはなりたいよね。
楽しいことに時間を使うか、自己成長のために時間の使い方を考えるか。
僕は後者を選択したいと思った。