小林麻央さん・市川海老蔵さんご夫婦から、学ばせて頂いたこと

 

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小林麻央さんが、天国に旅立たれたと、報道され、ご夫妻と面識がないのに、他人事とは感じられませんでした。

ブログを毎日読んでいたわけではありませんが、ニュースを見る度、訃報のないことには、安堵していた私です。

しかし、その日は…ついに…無情にもやって来てしまったのですね。

小林麻央さんが、命を懸けて伝えて下さったのは「愛」です

実は、同じ年齢の小林麻央さんです。

他人事と思えない想いで、一杯です。

愛、気持ち

私たちって、普段どれほどの「愛」を人に伝えられているでしょうか?

また、人から受け取る「愛」を感じたり、感謝したり、できているのでしょうか?

「愛してる」って、恥ずかしい言葉であるかもしれませんね。

「好き」や「大好き」の方が、言いやすいという方もいらっしゃるでしょう。

逆に、誰にでも言える言葉ではないから、とても深い想いが込められているものですよね。

当たり前として感じてしまうから、改めて言葉にできないことや、表現方法がわからないこともあるのかもしれません。

しかし、いつも書いているように、明日は我が身です。

どんなことが、自分に、自分の周りに起きるかなんて、誰にもわからないものです。

そんなことも、一緒に皆様と考えていけたらと思います。

自分の「生きる」を決められる自分になろう!

今回、小林麻央さんが伝えて下さった大きなテーマは、…どのように生きたかではないでしょうか?

他人任せにせず、自分で、選べることは、とても素晴らしいことです

あなたは、普段、病院に掛かった時、自分の意見を持つことはありますか?

まず、大切なのは…「自分の意見を言える・持てること」です。

お医者さんの言うなりに、治療をしたり、投薬を受ける。

疑問を持つこともなければ、セカンドオピニオンに行くのは、重病等の選択肢を考えた時のみ。

家から近いから、評判がいいから、綺麗だから…様々な理由で選ばれるのでしょうが、このお医者さんを信頼しているから、という答えで行かれる方は、どれほどでしょうか?

お医者さんを悪く言っているのではありません。

自分が納得も理解もしていない治療を受けたり、投薬をしてもらうケースは、多いと感じます。

そして、ちょっと調子が悪ければ、病院へ行く。

本当は、自分の生活を改めれば済むこと、病院へ行くほどでもないことさえ、理解していない方が多いのです。

また、早期に病院へ行けば重篤な症状にならなくて済むことも、自分や家族のために病院へ時間を割かず、過ごすこともありますよね。

小さな病気でも、怪我でも、自分がまず、治療に参加することから始めるべきではないでしょうか?

誰かが諦めたら、そこで終わってしまう…

大きな病気を患った時、人は、逃げたくなるものだと思います。

それは、家族も本人も同じ。

まず、認められない時間がやってくる。

頑張るって、決めても、病気の恐怖や辛さ、痛みは、無情に襲うでしょう。

そして、それを支える家族だって、笑顔を維持し続けるのは、心の折れる日だってあるはずです。

双方が、噛み合って時間を共有することは、誰にでも出来るものではないでしょう。

健康であったって、どんなに愛し合って結婚した2人も、心に余裕を無くしてしまうことだってありますよね。

それが、病というハードルを抱えたら、前向きになんて、双方が考えられないものです。

どちらが辛いかも、図れたものではありませんよね。

「もう、ダメだ」

と、思えば…そのような結果がすぐに訪れてしまうものです。

余命宣告されて、それ以上に生き抜かれる方、回復という奇跡を起こす方は、「気力」が、本人も家族も違うのでしょう。

芸能人だから、資産家だから、高額な医療を受けられるし、そのおかげでしょ?という声も耳にしました。

お金で、どこまで命を買うことができるのでしょうか?

生きたいと思わない人に、どれだけの先進医療を施しても、高額な医療費を掛けても、効果は、薄いでしょう。

人の「気」というものは、生命力さえも脅やかす重要な役割を持っています。

病は気から

この言葉は、魔法の言葉ではありません。

健康な人が、思い込みで、自分は、重篤な病気だと思えば、そのような症状を引き起こしかねないほどの威力があるのです。

最愛の人の余命宣告を聞いた時…

最愛の人の余命宣告なんて、聞きたくないですよね。

誰しも願いたいのは、明日があるということ…。

本人に告知をするか、しないか…

これは、すごく悩む話ですよね。

でも、なぜ悩むのでしょうか?

いろんな事に言えるのですが、常日頃から、お互い「もしも…」の話をすることが、大切なのです。

「もしも…」を決めておけば、その時が来た時に、あなた1人が抱えることはないのです。

介護が必要になったら、認知症になったら、障がいを背負う事になったら…

お葬式だって、密葬を望むのか、そうでないのか…

あらゆる事を話し合っていれば、いざという時に困りませんよね。

しかし、不思議なもので、子どもであっても、自分の余命がわかるような話もいくつもあります。

言わない選択肢を選んでも、自分の死期というのは、悟る事が出来るのかもしれません。

「私が、死んだら…」を家族は、拒絶してはいけない

これは、私が本を読んで学んだ事であります。(正確な本を忘れてしまいました…著者の方申し訳ありません)

かつて、ターミナルケアとして、緩和ケア病棟で働きたいと思い、その願いは叶わぬまま来ました。

それで良かったと思っています。

その理由をお伝えしますね。

この本は、江原啓之さんの書かれた本で、キリスト教関係の女性の方とコラボをしており、その女性が緩和ケアで、患者さんに寄り添ってきた話です。

「私が、死んだら…」

と、死に目が近づくと誰しも話したくなるでしょう。

私もそうなるでしょうし、そう言いたくなる場面を想像できます。

しかし、家族は…

「何言ってるの!そんなことあるわけないじゃない!!」

死を否定した、死など来ない!と返答したくなりませんか?

そんな風に言われてしまったら、どうなるでしょうか?

その後の話など、禁句とされてしまうので、話すこともなく、この世を旅立つ事になるでしょう。

しかし、考えてみましょう。

亡くなり行く立場が自分だったら、話しておきたいと思うことはありませんか?

自分が死んでも、悲しまないでほしいと伝えたり、やってほしいこと、優先してほしいこと…いろんなことが浮かぶと思うのです。

それが、言えない…言ってはいけないとされるのなら、死は、とても辛いものとなると思います。

愛する人を失っても、歩く気力を持てるのは、それまでの関係性が重要!!

市川海老蔵さんが、舞台に立ち続けたこと・ブログを書き続けたことを批判する人がいますが、とても失礼なことだと思いませんか?

歩んできた過程があるからこそ、歩く道がある

海老蔵さんは、悲しみに暮れて、舞台を辞めてしまっても良かったかもしれませんよね!

しかし、海老蔵さんは、千穐楽まで熟され、報道陣の前にも立たれ、ブログも書き続けられましたよね。

これを批判する人がいるのも事実です。

麻央さんと海老蔵さんの中で、しっかりと紡ぎ合った絆があるからこそ、やりきれたことであるはずです。

どんなに一般人でありたい・そっとしておいてほしいと思ったことか…

そんな感情も許されず、マスコミは騒ぎ立てます。

情報を流す義務のために、個人の心を考えるとはしないものです。

きちんと、込めて過ごせたら、旅立ちを迎えても戸惑うことはない

ちょっと、言い過ぎかもしれませんが…

きちんと、込めて過ごすということができてきたから、海老蔵さんを動かしたのだと思います。

お子さんのことも、ママをやろう!と決めたこともそうです。

千穐楽まで、やりきるのだということも。

全てを放棄してしまうことは、簡単なはずです。

そして、死という大きな出来事は、やれなくてもいいんだよ!ゆっくり心を落ち着かせてと、休ませてもらえる環境のある方もいらっしゃるでしょう。

ここで、1番大きなものは…

麻央さんが望んでいたことが、どんなことであるか…でしょう。

私が死んでしまったことで、歌舞伎に支障を来して、お客様を悲しませないでほしい。

そう答える奥様だったのではないでしょうか?

夫婦の会話はわかりませんが、愛しい子どもたちを大切に育てて欲しい願いがわかるから、海老蔵さんは、ママにもなるのだと宣言されたのではないでしょうか?

仮面でしかいられない相手との繋がりは、教訓として改善しましょう!

あなたは、ご両親とどんなご関係ですか?

あなたの夫婦は、どんな関係ですか?

あなたのお子さんとの関係は、どうですか?

自分の人生で、自分の身内という位置づけである人が、優先ですよね。

親友のためにやれることは、限られています。

親子・夫婦という関係性が最重要に、降りかかってくるのが、日本でありますよね。

失った時に後悔しかできないような関係を意固地に続けるのは、良い教訓として改められると良いですね。

先述しましたが、もしもの会話や、相手がこんな時にどう考えるか…

そういう大切なことの詰まった毎日を送ることが、大切なのです。

それが、いざという時に困らない方法です。

私の祖母が元気な頃…

「自分にもしものことがあっても、自分たちの生活が大切だから、優先は、私じゃなく、あなたたちの生活や人生を大切にしてほしい」

これが、祖母の願いです。

そう言っても、仕事などを優先するかわかりませんが、どうしても外せないことがあるのなら、言葉に甘えたって、許してくれるでしょうし、祖母を優先したら、悲しむと思います。

そういうお互いの想いのこもったものを持つことが、とても大切です。

母も言います。

「祖母のように、認知症になって、あんたを困らせたくない。私は、癌で死にたい。」

悲痛な願いです。

どんな想いが幸せかなんて、誰にも計れないのです。

そして、麻央さんは、亡くなる直前に、ご主人である海老蔵さんに…

「愛してる」

そう告げて、旅立たれたと話されていましたね。

最愛の人に「愛してる」は、常に言えるでしょうか?

そんな暮らしが毎日できる状況がありますか?

喧嘩する日だってありますよね。

子どもに腹を立てて、キツく言ってしまうことも…

玄関を開けて、出て行く時…

これが最後かもしれないという想いを込めて、精一杯の悔いの残らない会話で、家を後にする習慣を持てるだけで、どれだけこもった人生を送ることが出来るでしょうか?

そんな当たり前の、平凡すぎる思い遣りの大切さを私たちは、忘れて慌ただしい毎日に飲み込まれて生活していると思います。

知らない人の死だから、ふーんなんて、同じ生き物として冷たいものです。

どんな人の命も、必ず、大切に想う誰かがいるものです。

そして、見ず知らずなのに…こんなにも大切な事柄を教えて下さる方もいるのです。

 

小林麻央さんへ

麻央さんは、女性として、妻として、母として…沢山の「愛」を私たちに教えてくださいましたね。

ありがとうございました。

そして、闘病生活お疲れ様でした。

もう、痛みと闘わなくて良いのです。

ご主人様である海老蔵さんが、きっと、2人のお子さんを立派に育ててくださいますよ!

そんな人に変えられたのは、麻央さんの「愛」です。

そんなお2人目指して、私も精一杯生きて行きたいと思います。

見知らぬ私たちにまで、沢山の「愛」を教えて下さり、ありがとうございました。

心より、ご冥福をお祈り致します。

最後まで読んで下さりありがとうございました。

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