震度5強の長野 王滝村 観光施設も被害
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25日、震度5強の地震を観測した長野県の王滝村では御嶽山の中腹にある観光施設で壁の一部が剥がれ落ちるなどの被害が出ていて、御嶽山の噴火のあと、地元が回復に向けて取り組んできた観光への影響が懸念されています。
このうち御嶽山の4合目近くにある観光施設「おんたけ休暇村」では25日の地震で、施設の少なくとも4か所の壁のタイルが剥がれ落ちたり、ひびが入ったりしたほか、食堂にある食器棚からおよそ200点の皿やコップなどの食器が落ちて割れたということです。
また観光客がそば打ち体験をするための部屋では重さ3キロほどの通気口のふたが天井から抜け落ち、職員たちが片付けに追われていました。
この施設では地震が相次ぐ中では、宿泊客の安全が確保できないとして、25日から27日にかけて、宿泊予定だった28人にキャンセルの連絡を入れ、一時的に営業を中断することにしました。
「おんたけ休暇村」の古畑史郎総務課長は「御嶽山の噴火から3年目となり、だいぶ客足が戻ってきていたが、この地震でまた災害という悪いイメージがついてしまわないかと心配だ。これから夏の観光シーズンを迎えるので、このまま地震が収まることを祈っているが、しっかりと安全確認したうえで、お客様をまた受け入れたい」と話していました。
また観光客がそば打ち体験をするための部屋では重さ3キロほどの通気口のふたが天井から抜け落ち、職員たちが片付けに追われていました。
この施設では地震が相次ぐ中では、宿泊客の安全が確保できないとして、25日から27日にかけて、宿泊予定だった28人にキャンセルの連絡を入れ、一時的に営業を中断することにしました。
「おんたけ休暇村」の古畑史郎総務課長は「御嶽山の噴火から3年目となり、だいぶ客足が戻ってきていたが、この地震でまた災害という悪いイメージがついてしまわないかと心配だ。これから夏の観光シーズンを迎えるので、このまま地震が収まることを祈っているが、しっかりと安全確認したうえで、お客様をまた受け入れたい」と話していました。