官房長官 獣医学部新設 希望あれば前向きに議論
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菅官房長官は午前の記者会見で、安倍総理大臣が獣医学部の新設をさらに認める方向で検討を進める考えを示したことに関連し、国家戦略特区の制度自体が全国展開を目指すものだとして、希望があれば前向きに議論を進めていく考えを示しました。
安倍総理大臣は24日の講演で、国家戦略特区での獣医学部の新設について、獣医師会からの要望を踏まえ1校だけに限定して特区を認めたことが国民の疑念を招く一因となったとして、獣医学部の新設をさらに認める方向で検討を進める考えを示しました。
これに関連して、菅官房長官は午前の記者会見で「国家戦略特区諮問会議の民間議員は一貫して『広く門戸を開くべき』との立場で、今後もさらなる新設に向けて改革を続行していく意向を示している。国家戦略特区に限定しているのはそこで成果を挙げて全国展開したいという思いの中で行っている」と述べました。
そのうえで、菅官房長官は「手を挙げる学校があるかどうか現時点ではわからないが、全国で45%近くの私立大学が定員割れしている中で、獣医科大学全体の応募倍率は15倍ある」と述べ、希望があれば前向きに議論を進めていく考えを示しました。
また、菅官房長官は記者団が獣医師が新たに対応すべき具体的な需要が明らかになり、既存の大学・学部では対応が困難な場合など、新設を検討する4つの条件を維持するのか質問したのに対し、「いわゆる4条件に照らして整合的かどうか検討することになると思う」と述べました。
これに関連して、菅官房長官は午前の記者会見で「国家戦略特区諮問会議の民間議員は一貫して『広く門戸を開くべき』との立場で、今後もさらなる新設に向けて改革を続行していく意向を示している。国家戦略特区に限定しているのはそこで成果を挙げて全国展開したいという思いの中で行っている」と述べました。
そのうえで、菅官房長官は「手を挙げる学校があるかどうか現時点ではわからないが、全国で45%近くの私立大学が定員割れしている中で、獣医科大学全体の応募倍率は15倍ある」と述べ、希望があれば前向きに議論を進めていく考えを示しました。
また、菅官房長官は記者団が獣医師が新たに対応すべき具体的な需要が明らかになり、既存の大学・学部では対応が困難な場合など、新設を検討する4つの条件を維持するのか質問したのに対し、「いわゆる4条件に照らして整合的かどうか検討することになると思う」と述べました。