スライム転生。大賢者が養女エルフに抱きしめられてます
作者:
月夜 涙(るい)
第二章:【錬金】のエンライト、ニコラ・エンライトは織りなす
45/45
第二十三話:大賢者は娘を導く
「ぴゅふぅーー」
苦労して、なんとか【嫉妬】の邪神レヴィアタンの体内から出てきた。
全身を震わせて、水気を払う。
振り向くと、【嫉妬】の邪神レヴィアタンが舌を出して倒れていた。
周囲が奴の血でちょっとした湖になっている。
回復が追いつかないほどの傷を受けた状態で、上空一〇〇〇メートルから墜落し傷口が開いたのだろう。
「ぴゅいっぴゅ(これで全力の三割以下だから恐れ入る)」
【嫉妬】の邪神レヴィアタンは、長年封印され続けてきたことによる飢えと、オルフェに魂へと流し込まれた【黒炎】のせいで、弱り切って、三割程度の力しか出せていない。
もし、レヴィアタンが万全だったらどうなっていたか。
【隷属刻印】があるので、オルフェの居場所はなんとなくわかる。こちらに向かってきているようだ。
邪神から目を離すのは怖い。ここで待機しておこう。
「ぴゅいー(これ食えるかな)」
邪神は俺にとって、最高の餌だ。
ぜひ、食べて【吸収】したいが全長一キロを超える化け物。
……食べきれるだろうか? オルフェたちを待っている間は暇だ。端のほうからゆっくりでもいいから食べていこう。
「ぴゅむぴゅむ(もぐもぐ)」
ぴゅいぴゅいもぐもぐ。
あれ、意外と美味しい。これなら、がんばれるかも。
◇
オルフェたちの姿が見えた。
シマヅとニコラも一緒のようだ。
俺はようやく、十メートルほど喰い進めたところだ。
まだまだ先は長い。とはいえ、収穫はある。いろいろとレヴァイアタンのことが【分析】できた。末端部ではスキルの【吸収】まではできない。まだまだ食べる必要がある。
栄養と魔力たっぷりなので、スライム細胞がどんどん増えている。これならスライムスリー復活も夢ではないどころか、スライムイレブンぐらい作れそうだ。
「スラ! 無事!?」
ニコラが一番最初に駆け寄ってくる。
「ぴゅい!(元気だよ!)」
俺がそう言うと、ニコラがぎゅっと抱きしめてくれた。
「良かった、スラが無事で。スラ、ごめん。もっとゲオルギウスが強かったら、スラに危ないことさせなかったのに。ニコラのせいで危険な目に合わせた」
「ぴゅいぃ……」
そう言われると申し訳なくなる。
ニコラは最高の機体を作ってくれた。むしろ、壊したことを怒るべきなのに。
ニコラが離れるのを待ってから、ぴゅへっと、できる限り回収したゲオルギウスの破片を吐き出す。
「スラ、ちゃんと拾ってきてくれたんだ。ありがと」
「ぴゅいぴゅー」
これぐらいしかできなくて申し訳ない。
「シマヅねえ、シマヅねえが拾ってくれたパーツを見せて」
「いいわよ」
どうやら、シマヅのほうも、ゲオルギウスの破片を集めていたようだ。
風呂敷を持っていて、それを広げるとばらばらの破片がでてきた。
「……ん、思った通り。基幹となる部品がだいぶ残ってる、二体分の破片と、予備パーツがあれば、なんとか一体は組み上げられる。良かった。基幹が全損してたら作り直すのに何年もかかった」
それは良かった。ニコラの数年がかりの汗の結晶だ。
直ると聞いて安心した。
「オルフェねえ、あの邪神、本当に倒せたの」
「わからないよ。だから、今、儀式魔術の準備をしてる。スラちゃんにだいぶ魔力を吸われちゃったけど、一発だけならなんとかなる。【嫉妬】の邪神は【憤怒】の邪神の力に弱いからね。生きててもとどめがさせるはず。クリスちゃんも助けないとね……どうやって助けよう」
言葉の通りオルフェは油断なく術式をくみ上げている最中だった。
……邪神はとんでもなくしつこい。
念には念を入れるべきだろう。
オルフェが魔力を高め始めたときだった。
邪神の腹が裂けた。
中から少女がはい出てくる。クリスだ。それを見てオルフェが術式を中断する。
「クリス、無事だったんだね」
「ぴゅい!(待て!)」
オルフェを制止する。
あれはクリスであって、クリスではない。
クリスに変化が表れ始めた。髪が白く染まり、眼が血の色に変わる。そして背中を突き破って竜の翼が生えた。
レヴィアタンは崩れ行く肉体を見限り、残されたわずかな力をクリスに注いで生き残ったようだ。
つまり、あれはクリスの姿をしたレヴァイアタンのコアだ。
「ただの人が、我をここまで追い詰めるとは。ナカナカ愉快であったぞ。楽しませてくれた礼だ。おまえたちを殺すのは最後にしてやる」
シマヅはすでに動いている。
武器をすべて失っているため、拳で殴りかかったのだ。
拳がクリスに突き刺さるが、ビクともしない。
武器が一つしかない時点で、【嫉妬】をもつレヴィアタン相手ではどうしようもない。やつはシマヅの肉体に【嫉妬】した。
オルフェが魔術を放つが、クリスは空を飛んで躱す。
「地を這う虫は、そこで見ているがいい。ワレが街を滅ぼし、力を取り戻すところを」
そう言って、やつは飛び去って行く。
「ぴゅいっ!」
「だめ、離れ過ぎて魔術が届かない」
「……まずいわね。ここは無人島、海上まで出られたら、追いつけないわ。船じゃ空を飛ぶ相手を追いかけるのは無理」
レヴァイアタンは少女の姿になって、飛行速度は明らかに落ちている。
時速百キロに届くか届かないか、巨竜のときと比べて十二分の一以下。
だが、それでも早い。
ゲオルギウスを失った俺たちにはどうしようもない。
ニコラがぎゅっとにぎりこぶしを作り、口を開いた。
「あの速度なら、街まで三十分はかかる。だから、ニ十分でゲオルギウスを直す、ゲオルギウスなら五分で追いつける。まだなんとかできる」
ニコラはポシェットから無数の工具を取り出し、両手を視認できない速度で動かす。
壊れた二機分の破片で一機を直そうとしている。
「いくらニコラでも無理だよ」
「オルフェねえ、無理でもやらないと。がんばれることがあるなら、がんばらないと。それが父さんと約束だから」
最後の一秒まで、手と頭を動かせ。
がんばって、がんばって、がんばり抜け。
それが、エンライトの姉妹と俺がした約束だ。
「ニコラ、わかった。ニコラに託す」
「ん、任せて。だってニコラは……」
ニコラは深呼吸をする。
覚悟を決め、力ある言葉を放つ。
「【錬金】のエンライト。ニコラ・エンライト。これより、エンライトを織りなす」
高らかにニコラは【錬金】のエンライトの名を名乗り、エンライトを織りなすと言った。
それは、ニコラにとって祝詞であり、ぜったいに成し遂げると言う誓いだ。これを口にした以上、ニコラは絶対に引かない
ニコラは極限まで手を早め、それでいて無駄な動きが一切ない。
超一流の錬金術士でも三日かかる工程を、ニコラなら三時間で終わらすだろう。
……だが、三時間だ。
理論上の最速、考えうる最短手順を、最速で走っても二時間と四十分足りない。
ニコラにもそれはわかっているだろう。
だけど、まだ気付いていない何かを、見つけ出すとことを信じ、全力で手を動かしながら思考する。
その姿を尊いと思った。
ならば、俺のやることは一つ。エンライトの姉妹にした約束には続きがある。それは……。
「ぴゅいっぴゅ!(敵の匂いがする)」
「あっ、スラちゃん! 敵って、いったい」
その場を離れる。約束の続きを果たすために!
オルフェたちが見えなくなったところで、【収納】から【進化の輝石】を取り出す。
ほんの一時だけ、絶大な力を魔物に与える至高の魔道具。
残り二つしかない、俺の切り札。
だが、ここで使わずどこで使う。
エンライトの姉妹にした約束の続き、それは……。
『がんばって、がんばって、それでもだめなら俺がなんとかしてやる』
ニコラは、戦いが始まる寸前まで、ボロボロになりながら、ゲオルギウスを強化し続けた。シマヅやスラが無事帰ってこられるように。
そして、今このときも限界を超えようと戦っている。
……ニコラは約束を果たした。がんばって、頑張りぬいた。
そして、俺を待ち望んでいる。俺は忘れない。スラとなった俺に、オルフェと同じようにがんばったら、父さんが現れてくれるかな? と言って涙を流した横顔を。
だから……。
「ぴゅい!」
【進化の輝石】をかみ砕いた。
強制的に、進化が始まる。
力が満ちる。
魔術回路が充実する。
思考が急激にクリアになる。
魔力上限の上昇を確認。
進化した魔力回路をさらに効率化。全盛期の自分を再現開始。
スライムの体から四肢を伸ばし、疑似神経、疑似魔術回路、疑似筋肉の形成が完了。
質感、色の完全再現。
疑似頭脳構成完了、仮想頭脳との多重化。
ありし日の自分を取り戻す。
俺の知る最強の存在、大賢者マリン・エンライトを形作る。
さあ、約束を果たそう。
~ニコラ視点~
修復を始めて、三分が経った。
修復完了時間は、当初の見込みの三時間から十分削った。
でも、いくらがんばっても、どうしても、それ以上に時間が削れない。
三時間で直すことにも意味がないわけじゃない。
三時間で直せれば、犠牲を最小限にできる。
……だけど、そんな妥協は許されない。
【錬金】のエンライトを名乗ったのだから。
それに、どんなときでも諦めないのが父さんとの約束だ。
まだ、可能性はある。
考えて、考え抜けば、もっといい手順が。
「まだ、まだ、できる。諦めない」
脳はオーバーヒート寸前だ。
無理な動きをさせている腕が悲鳴をあげる。
でも、まだやれる。
視界が急に暗くなる。
ああ、そうか、無理をし過ぎた。
たまに、私はこうなる。がんばりすぎて、強制終了される。
落ちてしまう。
こんなロス、やっている暇はないのに……。
地面にぶつかる前、優しい手に抱きとめられた。
硬くて、大きくて、でも、温かい手。
この手を知ってる。
忘れるはずがない。
だって、一番大好きな手。
ずっと待ち続けている手だから。
その手が私の意識を引き留める。
「と、う、さ、ん」
うまく言葉がでない。
だけど、体は動く。その人の顔を見ようとする。
「よく頑張ったな。ニコラ」
よく頑張った。めったに言ってくれない。だけど、なによりも好きな言葉。その言葉だけで、胸がぽかぽかになる。
「父さん!」
抱き着きたい。
抱き着いて、泣いて、再会を喜びたい……でも、それはしない。
まだ、私は仕事中だから。
その手を振りほどいて、再び、ゲオルギウスの破片と向き合う。
父さんの娘として、【錬金】のエンライトとして、そして、なにより私のプライドにかけて、仕事を放り出して父さんに甘えるなんて、そんな恥ずかしい真似はできない。
「いい子だ。そんなニコラだから、会いに来たんだ。ニコラに時間をやる。二人でその子をくみ上げよう。そして、教え残したことをこの場で教えよう」
気が付いたら、周囲にいくつもの魔法陣が出来ていた。
噂には聞いたことがある。
大賢者マリン・エンライトのみに許された【刻】の魔法。
空中に描かれた魔法陣がくるくる回り、オルフェねえもシマヅねえも、動きがやけにゆっくりになる。それだけじゃない、風に揺れる木々も鳥もすべてが信じられないほどゆっくりだ。
「これ、父さんの【刻】の魔法?」
「正解だ。さあ、がんばろう。ニコラに与えてやれる時間は二時間。ニコラ一人なら、まだ少し足りない。だが、俺となら間に合うだろう?」
そんなの考えるまでもない。
父さんと二人だ。世界最高の錬金術士が二人いて、とどかないはずがない。
それに、なにより……。
「うん、大丈夫。こうして、抱き着いて、甘えてもお釣りがくるぐらいの余裕がある。……父さん、ずっとずっと会いたかった」
やっと甘えられた。
父さんが微笑んで、ごつごつした手が私の頭を撫でる。幸せで、幸せ過ぎて、泣きそうだ。
……もう十分だ。
ここからは仕事の時間だ。
「父さん、手伝って。二人でゲオルギウスを直して。レヴィアタンに追いつく」
「任せておけ」
もう、言葉はいらない。
呼吸を合わせて、相手のやっていることを読み取ればいい。
父さんが示してくれた道を進む。
これは、たぶん最初で最後の奇跡。父さんがくれる全部を吸収しよう。そう決意し、大好きな父さんと一緒に、ゲオルギウスの修復を開始した。
いつも応援ありがとう。ブクマや評価を頂けるとうれしいです
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!
金色の文字使い ~勇者四人に巻き込まれたユニークチート~
『金色の文字使い』は「コンジキのワードマスター」と読んで下さい。
あらすじ ある日、主人公である丘村日色は異世界へと飛ばされた。四人の勇者に巻き込まれて召喚//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
完結済(全808部)
- 7987 user
-
最終掲載日:2016/11/16 00:00
聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~
地球の運命神と異世界ガルダルディアの主神が、ある日、賭け事をした。
運命神は賭けに負け、十の凡庸な魂を見繕い、異世界ガルダルディアの主神へ渡した。
その凡庸な魂//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全359部)
- 8194 user
-
最終掲載日:2017/03/23 20:00
蜘蛛ですが、なにか?
勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全499部)
- 11074 user
-
最終掲載日:2017/06/22 23:05
魔王様の街づくり!~最強のダンジョンは近代都市~
魔王は自らが生み出した迷宮に人を誘い込みその絶望を食らい糧とする
だが、創造の魔王プロケルは絶望ではなく希望を糧に得ようと決め、悪意の迷宮ではなく幸せな街を//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全156部)
- 14021 user
-
最終掲載日:2017/06/23 21:50
レジェンド
東北の田舎町に住んでいた佐伯玲二は夏休み中に事故によりその命を散らす。……だが、気が付くと白い世界に存在しており、目の前には得体の知れない光球が。その光球は異世//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全1409部)
- 7996 user
-
最終掲載日:2017/06/26 18:00
とんでもスキルで異世界放浪メシ
※タイトルが変更になります。
「とんでもスキルが本当にとんでもない威力を発揮した件について」→「とんでもスキルで異世界放浪メシ」
異世界召喚に巻き込まれた俺、向//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全367部)
- 12600 user
-
最終掲載日:2017/06/18 22:11
二度目の勇者は復讐の道を嗤い歩む
魔王を倒し、世界を救えと勇者として召喚され、必死に救った主人公、宇景海人。
彼は魔王を倒し、世界を救ったが、仲間と信じていたモノたちにことごとく裏切られ、剣に貫//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全117部)
- 8345 user
-
最終掲載日:2017/06/19 08:31
デスマーチからはじまる異世界狂想曲
アラサープログラマー鈴木一郎は、普段着のままレベル1で、突然異世界にいる自分に気付く。3回だけ使える使い捨て大魔法「流星雨」によって棚ボタで高いレベルと財宝を//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全530部)
- 10971 user
-
最終掲載日:2017/06/25 18:00
二度目の人生を異世界で
唐突に現れた神様を名乗る幼女に告げられた一言。
「功刀 蓮弥さん、貴方はお亡くなりになりました!。」
これは、どうも前の人生はきっちり大往生したらしい主人公が、//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全362部)
- 8199 user
-
最終掲載日:2017/06/14 12:00
望まぬ不死の冒険者
辺境で万年銅級冒険者をしていた主人公、レント。彼は運悪く、迷宮の奥で強大な魔物に出会い、敗北し、そして気づくと骨人《スケルトン》になっていた。このままで街にすら//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全367部)
- 8510 user
-
最終掲載日:2017/05/02 18:00
八男って、それはないでしょう!
平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
完結済(全205部)
- 10416 user
-
最終掲載日:2017/03/25 10:00
無職転生 - 異世界行ったら本気だす -
34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうや//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
完結済(全286部)
- 9376 user
-
最終掲載日:2015/04/03 23:00
回復術士のやり直し~即死魔法とスキルコピーの超越ヒール~
――世界そのものを回復《ヒール》してやり直す。
回復術士は一人では戦えない。そんな常識にしばられ他人に利用され続けたケアル。
彼はある日、回復《ヒール》の先にあ//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全76部)
- 7677 user
-
最終掲載日:2017/06/24 19:43
ありふれた職業で世界最強
クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えれば唯//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全271部)
- 11858 user
-
最終掲載日:2017/06/24 18:00
転生したらスライムだった件
突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた!
え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
完結済(全303部)
- 11487 user
-
最終掲載日:2016/01/01 00:00
進化の実~知らないうちに勝ち組人生~
柊誠一は、不細工・気持ち悪い・汚い・臭い・デブといった、罵倒する言葉が次々と浮かんでくるほどの容姿の持ち主だった。そんな誠一が何時も通りに学校で虐められ、何とか//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全100部)
- 8099 user
-
最終掲載日:2017/06/04 06:38
絶対に働きたくないダンジョンマスターが惰眠をむさぼるまで
「働きたくない」
異世界召喚される中、神様が一つだけ条件を聞いてくれるということで、増田桂馬はそう答えた。
……だが、さすがにそううまい話はないらしい。呆れ//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全271部)
- 7804 user
-
最終掲載日:2017/06/25 00:00
賢者の孫
あらゆる魔法を極め、幾度も人類を災禍から救い、世界中から『賢者』と呼ばれる老人に拾われた、前世の記憶を持つ少年シン。
世俗を離れ隠居生活を送っていた賢者に孫//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全120部)
- 9955 user
-
最終掲載日:2017/05/16 04:45
Re:ゼロから始める異世界生活
突如、コンビニ帰りに異世界へ召喚されたひきこもり学生の菜月昴。知識も技術も武力もコミュ能力もない、ないない尽くしの凡人が、チートボーナスを与えられることもなく放//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全443部)
- 8528 user
-
最終掲載日:2017/06/13 01:00
LV999の村人
この世界には、レベルという概念が存在する。
モンスター討伐を生業としている者達以外、そのほとんどがLV1から5の間程度でしかない。
また、誰もがモンス//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全286部)
- 8093 user
-
最終掲載日:2017/06/25 20:10
私、能力は平均値でって言ったよね!
アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、10歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。
自分が以前、栗原海里(くりはらみさと)という名の18//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全202部)
- 10189 user
-
最終掲載日:2017/06/23 00:00
異世界迷宮で奴隷ハーレムを
ゲームだと思っていたら異世界に飛び込んでしまった男の物語。迷宮のあるゲーム的な世界でチートな設定を使ってがんばります。そこは、身分差があり、奴隷もいる社会。とな//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全219部)
- 8749 user
-
最終掲載日:2017/03/25 21:22
ワールド・ティーチャー -異世界式教育エージェント-
世界最強のエージェントと呼ばれた男は、引退を機に後進を育てる教育者となった。
弟子を育て、六十を過ぎた頃、上の陰謀により受けた作戦によって命を落とすが、記憶を持//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全172部)
- 8583 user
-
最終掲載日:2017/05/24 23:35
人狼への転生、魔王の副官
人狼の魔術師に転生した主人公ヴァイトは、魔王軍第三師団の副師団長。辺境の交易都市を占領し、支配と防衛を任されている。
元人間で今は魔物の彼には、人間の気持ちも魔//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全413部)
- 8265 user
-
最終掲載日:2017/06/23 11:24
失格紋の最強賢者 ~世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました~
とある世界に魔法戦闘を極め、『賢者』とまで呼ばれた者がいた。
彼は最強の戦術を求め、世界に存在するあらゆる魔法、戦術を研究し尽くした。
そうして導き出された//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全128部)
- 10078 user
-
最終掲載日:2017/06/09 20:00
カット&ペーストでこの世界を生きていく
成人を迎えると神様からスキルと呼ばれる技能を得られる世界。
主人公は二つのスキルを授かり、それをきっかけに英雄と呼ばれる存在へと成り上がる。
そんなありきたり//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全195部)
- 8142 user
-
最終掲載日:2017/06/23 06:00