挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
スライムの皮をかぶったドラゴン~最弱のフリして静かに生きたい 作者:三木なずな
16/16

生け贄育成計画

 今日は一年に一度、森の近くの村から生け贄が運ばれてくる日。
 朝から人間――勇者ではなく村民の一行がぞろぞろと入って来て、様々な供物と共に生け贄を連れてきた。
 人間が森に足を踏み入れたのだが、年に一回こうして生け贄を運んでくるということが既にモンスターたちも分かってるので、迎撃することなく村民を素通りした。

 そして、供物と生け贄の行列は森中心部にやってきた。

 マザードラゴン――母さんが鎮座している魔力的中心部まで少しあるが、とりあえずの中心部の広場に一行が止まった。

 まわりに様々なモンスターが集まっている、半分が野次馬で、半分が供物目当てだ。
 おれも一応その野次馬の中にいて、成り行きを見守っていた。

 モンスターたちに囲まれた事で村民はビクビクしている。それもそのはず、生け贄を捧げなきゃならないほどの魔物の巣で、今まさにその魔物に囲まれていればビクビクもする。
 まあ、そんなの無駄な心配だけどな。

「竜神様、今年の供物と生け贄でございます」

 村長らしき老人が一番前にでて、姿も見えないマザードラゴンのいる方角に向かって土下座した。

『……ご苦労』

 遠くから伝わってくる母さんの声。
 おれにははっきりと分かる、不機嫌な声だ。

『生け贄と供物、確かに受け取った。一年間村の安全を保証してやろう。ドラゴンの名にかけて』
「ははぁ……ありがたき幸せ」

 村長がそう言ってまた頭を下げると、他の村人――供物を運んできた村人も同じように平伏して、敵意がないことを改めてアピールするのだった。

     ☆

 村人が去った後、モンスターの半分が供物に飛びついた。
 供物は金銀財宝や、牛に豚に羊と、様々な穀物からなるものだった。

 人間の視点では売れば一財産になるような代物だが、ドラゴンには意味がない。
 ドラゴンは財宝を必要としない、そんなものは人間にしか通用しない。
 ドラゴンはものを食べない、母さんが森の中央に鎮座しているように、エネルギー源は魔力だけだ。

 それでも村人は生け贄と供物を送り込んでくる。
 森が近いこともあってものを捧げて安全を買うやり方は理解できるが、正直あまり意味はない。

 ディープフォレストのモンスターは別に村を襲ったりはしないからだ。
 それでも向こうは送ってくる、いや押しつけてくる。
 受け取らなかったらなかったで、今度は「贈り物を満足なさらなかった、もっと送るんだ」という勘違いでものが増える。
 そうならないためにも適当に送って、人間で一番納得できる一年間の安全を保証してやってる――のが母さんだ。

 もちろん供物はいらないから、それをいるモンスターが適当に分けてる。野次馬の半分はそれだ。

『リュウよ、我が息子よ』
「どうした母さん」
『生け贄の処遇、お前に一任する』
「えっ?」
『余は人を食べぬ、交わる事もせぬ』
「それはしってるけど、なんでおれ?」

 今までも生け贄は毎年送り込まれてきた、その度に母さんが適当にあしらってきたのだ。
 それがなぜ、今年になって急におれに?

『命令だ』
「いやでも――」

 次の瞬間目の前が真っ暗になった。
 次に気がついたらまわりがクレーターになってて、スライムのゼリー状の体が飛び散ってる。
 供物の半分はモンスターたちが持ち帰ってぱっとみ残飯状態だ。

 また、母さんに折檻(ころ)されたみたいだ、たてついた(聞き返した)せいで。

『余の決定に異を唱えるか』
「唱えない、唱えないから」

 慌てて否定した、下手な事を言うとまた瞬殺だ。
 その答えに母さんは満足したのか、それっきり何もいわなくなった。

 はあ……面倒くせえ。
 生け贄って、どうやって扱えばいいんだ。

     ☆

 森中心部から少し離れた、人気の無い場所。
 生け贄が乗ってる台車をエイショエイショ(わざと声をだした)と押してここに連れてきた。

 台車の上には人間が一人座っていた。
 頭から布を被せて、姿が見えないようになっている。

 が、震えている。
 当然だろう、ドラゴンの生け贄になる人間がここに来て泰然としてられるはずがない。

 とりあえず、おれはその布をとった。
 布の下から出てきたのは幼い女の子だった。
 年は十歳前後、取り立てて可愛くもなく、将来綺麗になるタイプでもない。
 器量は中の下、まあだからこそ生け贄に選ばれたんだろう。

 女の子はまわりをきょろきょろして、首をかしげた

「あれ……ど、ドラゴン様は?」
「話を聞かなかったのか。お前の処遇はおれに任された」
「聞いたけど……竜神様が『我が息子よ』って言ったから」

 ああ、だから竜神様じゃなくてドラゴン様か。

「それならおれだ」
「えええええ!? で、でも、スライム……だよね」
「声は覚えてるだろ?」
「たしかに……竜神様とお話をしていた方の声」
「つまり――」

 頭を巡らせて、向こうが納得出来そうな理由をつけた。

「――お前はおれに任された」
「でも息子って」
「マザードラゴンはモンスターたちを全員我が子のように思っている。だからマザードラゴンなんだ」
「そ、そっか……」

 それらしい理由をつけてやると女の子は納得した。

「あの……」
「うん?」
「よろしくお願いします。出来ればひと思いに。痛いのはいやです」
「立派な覚悟だな。怖くないのか?」
「怖いです、怖いですけど……しょうがないことですか」
「だって、わたしなんてなんの役にもたたない無能ですから」

 女の子はそう言って、寂しげに顔を伏せた。

「字も読めないし、農作業も出来ない。家事をやらせても失敗ばかりで。他のひとが一日で覚えちゃうような仕事も、わたしは一週間かかってもほとんど覚えられないです」
「……」
「それに親もいませんし、き、綺麗でもありませんから。馬鹿でドジで不細工なわたしなんて、生け贄になるくらいしか村のお役に立てる事ないから」
「……ネガティブだな」
「全部本当のことですから。村のみんなそう言ってますし」
「みんな? 大人がか?」
「同い年のみんなもです。お前はドジで間抜けだから、せめて邪魔にならない様にどいてろって、いつも」

 いつも。

 相当だな、それは。
 実際どこまでドジで間抜けで、頭が悪くて不器用なのかは分からないけど、十歳前後の女の子がそこまで内罰的になるのは相当言われてきたからに違いない。

 そういうのは……正直ちょっとどうかと思う。

「だから、村の役に立てて嬉しいです。でもでも怖いから……その、せめて一思いで」
「なるほど、話はわかった」
「ありがとうございます!」
「だが断る」
「――えっ!?」

 断られた女の子は今にも泣き出しそうな顔をした。

「わたし……生け贄としてもダメですか?」

 出てきた言葉はやっぱり根深かった。
 そういうのはおれ、あまり好きじゃない。

「お前は馬鹿でドジで間抜けでオッペケペーかもしれない」
「お、オッペケペーまでは言われたことないです……」
「だが、誰にも負けないものを一つ持ってる」
「そんなものありません……」
「ある。おれに出会えた事だ」
「え?」

 驚く女の子。おれは魔法陣を広げた。
 まずは結界を張って、他のモンスターが近寄れないようにした。
 次に女の子にも魔法をかけた、おれが放った魔力が女の子の全身を包む。

「な、なんですかこれ」
「ほれ」

 おれは地面におちていた岩を放り投げた。
 いきなりそれ投げつけられた女の子は慌ててキャッチした。

「な、なんですか」
「割ってみろ」
「む、無理ですこんな大きいわ」
「無理じゃない」
「無理ですよ」
「それを言ったら今岩を抱えてるのも本来は無理だろ?」
「え? あっ……」

 女の子はハッとした。
 そう、本来の彼女ならおそらく持てなかったであろう岩だ。
 大きさはかなりのもの、女の子は抱きかかえようとしても両手が岩の向こうでくっつかない程でっかい岩。
 重さも相応のものだ。

「ど、どうして持てるの?」
「いいから割ってみろ。殴っても蹴ってもいい、適当に」
「は、はい……」


 女の子は頷き、おそるおそる岩を殴った。
 ドゴーン! と音を立てて、岩が粉々になった。

「えええ!?」
「割れたな」
「な、何がどうなってるんですか?」
「お前に魔法をかけた。一分間だけ、全能力が才能上限まで引き上げられる魔法だ」
「さいのう……じょうげん?」
「お前が死ぬほど頑張ったらこうなれるって意味だ」
「えええええ!? む、無理ですよ」
「できる、魔法がそれを証明してる。今のお前が馬鹿でドジで間抜けでオッペケペーなのは学び方が悪いからだ」
「で、ですからオッペケペーまでは……」
「ちなみに」
「え?」

 おれは体を反転して、炎を吹いた。
 渦巻く業炎、ドラゴンの炎が森の一部を焼き尽くした。お貴族の屋敷一個分の敷地をまるまる塵にかえた。

 それをみた女の子はポカーンとなった。

「おれでも、最弱のスライムでもこうなることが出来た。だからお前にも出来る」
「……本当に、ですか?」

 おれははっきりと頷いた。

     ☆

「おー、なんだなんだ、どうしたんだそれは」
「リュウが人間の女の子を連れてる」

 テリーとリリと合流したおれは女の子を連れていた。
 いや、抱かれていた。

 女の子は来た時に来た服そのままで、おれが作った首輪だけを追加でつけた。
 首に綺麗に収まる、スライムのレリーフがついた首輪だ。
 その格好で、おれを抱いている。体の真ん中でボールを抱きかかえるようなポーズで抱いている。
 こうしたのは、彼女が森で暮らせるようにするためだ。

「母さんから処遇を任されたんだ、それでせっかくだしおれの足にする事にした」
「おめえ、ほっんとうにグータラだな」
「あはは、リュウらしいね」

 テリーとリリはそれで納得した。
 おれが動きたくないから足がわりにこき使うという話をすんなりなっとくしてくれた。
 彼女の首につけた首輪がおれの所有物という証拠になって、モンスターから襲われることもないだろう。

「……」

 その女の子は何か言いたげで口をパクパクした。
 彼女に心で話しかけた

『おれが強いって事をしゃべりたかったんだろ?』
『え? こ、これって』
『首輪の効果だ。おれとこうして念話ができるのと、おれの秘密はばらせない軽い呪いがかかってる』
『秘密……ですか』
『おれが強いのは秘密だ。理由はおいおい教える』
『わかりました』

 女の子は納得した。

「あの……あっ、こっちは話せる」
「うん? どうした」
「わたしがんばります、そして」

 女の子は、出会ってからはじめてみる笑顔でおれに言った。

「ありがとうございます、リュウ様」
おもしろいと思ったらブクマと評価もらえると嬉しいです。

評価や感想は作者の原動力となります。
読了後の評価にご協力をお願いします。 ⇒評価システムについて

文法・文章評価


物語(ストーリー)評価
※評価するにはログインしてください。
感想を書く場合はログインしてください。
お薦めレビューを書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。

この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!

聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~

地球の運命神と異世界ガルダルディアの主神が、ある日、賭け事をした。 運命神は賭けに負け、十の凡庸な魂を見繕い、異世界ガルダルディアの主神へ渡した。 その凡庸な魂//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全359部)
  • 2096 user
  • 最終掲載日:2017/03/23 20:00
クラスが異世界召喚された中俺だけ残ったんですが

第五回ネット小説大賞受賞、書籍化決定しました。 突然異世界の神からの半ば強制的な依頼で俺、神谷夜兎(かみややと)のいるクラスは神によって異世界召喚された。ーー//

  • ローファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全114部)
  • 2107 user
  • 最終掲載日:2017/06/24 15:51
魔王学院の不適合者 ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~

人も、精霊も、神々すら滅ぼして、魔王と恐れられた男がいた。 不可能を知らぬ魔王アノスは荒んだ世界に飽き、転生の魔法を使った。 二千年後。目覚めた彼を待っていた//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全93部)
  • 2172 user
  • 最終掲載日:2017/06/26 07:00
スライム転生。大賢者が養女エルフに抱きしめられてます

死の間際、大賢者は大魔術によって生み出した【無限に進化し続けるスライム】に転生した。あらたな人生、もといスライム生を楽しもうとしたが、養女であり弟子のエルフにつ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全45部)
  • 2704 user
  • 最終掲載日:2017/06/25 19:11
ワールド・ティーチャー -異世界式教育エージェント-

世界最強のエージェントと呼ばれた男は、引退を機に後進を育てる教育者となった。 弟子を育て、六十を過ぎた頃、上の陰謀により受けた作戦によって命を落とすが、記憶を持//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全172部)
  • 2081 user
  • 最終掲載日:2017/05/24 23:35
失格紋の最強賢者 ~世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました~

とある世界に魔法戦闘を極め、『賢者』とまで呼ばれた者がいた。 彼は最強の戦術を求め、世界に存在するあらゆる魔法、戦術を研究し尽くした。  そうして導き出された//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全128部)
  • 2818 user
  • 最終掲載日:2017/06/09 20:00
俺だけ入れる隠しダンジョン 〜こっそり鍛えて世界最強〜

職を失った貧乏貴族の三男、ノルは途方にくれていた。冒険者になるべきかと悩んでいたところ、ノルに幸運が訪れる。 誰一人として入り方がわからない隠しダンジョン、そ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全32部)
  • 2211 user
  • 最終掲載日:2017/02/19 00:24
とんでもスキルで異世界放浪メシ

※タイトルが変更になります。 「とんでもスキルが本当にとんでもない威力を発揮した件について」→「とんでもスキルで異世界放浪メシ」 異世界召喚に巻き込まれた俺、向//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全367部)
  • 3388 user
  • 最終掲載日:2017/06/18 22:11
蜘蛛ですが、なにか?

勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全499部)
  • 2670 user
  • 最終掲載日:2017/06/22 23:05
無職転生 - 異世界行ったら本気だす -

34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうや//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全286部)
  • 2166 user
  • 最終掲載日:2015/04/03 23:00
転生したらドラゴンの卵だった~最強以外目指さねぇ~

 目が覚めたとき、そこは見知らぬ森だった。  どうやらここは異形の魔獣が蔓延るファンタジー世界らしく、どころかゲームのように敵や自分の能力値を調べることができる//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全337部)
  • 2171 user
  • 最終掲載日:2017/06/25 12:41
村人ですが何か?

飯島竜人は異世界に転生し、リュート=マクレーンとなった。転生先の肉体の最適職業は村人で、家も普通の農家で普通に貧乏だった。ゴブリンやらドラゴンやらが闊歩する異世//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全85部)
  • 2234 user
  • 最終掲載日:2017/06/25 20:34
再召喚された勇者は一般人として生きていく?

異世界へと召喚され世界を平和に導いた勇者「ソータ=コノエ」当時中学三年生。 だが魔王を討伐した瞬間彼は送還魔法をかけられ、何もわからず地球へと戻されてしまった//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全370部)
  • 2171 user
  • 最終掲載日:2017/06/26 11:00
魔王様の街づくり!~最強のダンジョンは近代都市~

 魔王は自らが生み出した迷宮に人を誘い込みその絶望を食らい糧とする  だが、創造の魔王プロケルは絶望ではなく希望を糧に得ようと決め、悪意の迷宮ではなく幸せな街を//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全156部)
  • 2882 user
  • 最終掲載日:2017/06/23 21:50
賢者の孫

 あらゆる魔法を極め、幾度も人類を災禍から救い、世界中から『賢者』と呼ばれる老人に拾われた、前世の記憶を持つ少年シン。  世俗を離れ隠居生活を送っていた賢者に孫//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全120部)
  • 2631 user
  • 最終掲載日:2017/05/16 04:45
二度目の人生を異世界で

唐突に現れた神様を名乗る幼女に告げられた一言。 「功刀 蓮弥さん、貴方はお亡くなりになりました!。」 これは、どうも前の人生はきっちり大往生したらしい主人公が、//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全362部)
  • 2114 user
  • 最終掲載日:2017/06/14 12:00
ありふれた職業で世界最強

クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えれば唯//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全271部)
  • 2878 user
  • 最終掲載日:2017/06/24 18:00
レベル1だけどユニークスキルで最強です

ブラック企業で過労死した佐藤亮太は異世界に転移して、レベルが1に固定される不遇を背負わされてしまう。 レベルは上がらない一方で、モンスターからその世界に存在しな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全112部)
  • 2573 user
  • 最終掲載日:2017/06/25 19:17
二度目の勇者は復讐の道を嗤い歩む

魔王を倒し、世界を救えと勇者として召喚され、必死に救った主人公、宇景海人。 彼は魔王を倒し、世界を救ったが、仲間と信じていたモノたちにことごとく裏切られ、剣に貫//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全117部)
  • 2146 user
  • 最終掲載日:2017/06/19 08:31
即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。

成長チート? 無限の魔力? 全属性使用可能? そんなもの即死能力で一撃ですが? 本当に最強なら、戦いにすらならない! 全ての敵が即死する、超お気楽異世界召喚コメ//

  • コメディー〔文芸〕
  • 連載(全84部)
  • 2202 user
  • 最終掲載日:2017/06/17 18:45
進化の実~知らないうちに勝ち組人生~

柊誠一は、不細工・気持ち悪い・汚い・臭い・デブといった、罵倒する言葉が次々と浮かんでくるほどの容姿の持ち主だった。そんな誠一が何時も通りに学校で虐められ、何とか//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全100部)
  • 2304 user
  • 最終掲載日:2017/06/04 06:38
私、能力は平均値でって言ったよね!

アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、10歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。  自分が以前、栗原海里(くりはらみさと)という名の18//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全202部)
  • 2589 user
  • 最終掲載日:2017/06/23 00:00
カット&ペーストでこの世界を生きていく

成人を迎えると神様からスキルと呼ばれる技能を得られる世界。 主人公は二つのスキルを授かり、それをきっかけに英雄と呼ばれる存在へと成り上がる。 そんなありきたり//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全195部)
  • 2186 user
  • 最終掲載日:2017/06/23 06:00
デスマーチからはじまる異世界狂想曲

 アラサープログラマー鈴木一郎は、普段着のままレベル1で、突然異世界にいる自分に気付く。3回だけ使える使い捨て大魔法「流星雨」によって棚ボタで高いレベルと財宝を//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全530部)
  • 2578 user
  • 最終掲載日:2017/06/25 18:00
転生したらスライムだった件

突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた! え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全303部)
  • 2906 user
  • 最終掲載日:2016/01/01 00:00
異世界転移で女神様から祝福を! ~いえ、手持ちの異能があるので結構です~

 放課後の学校に残っていた人がまとめて異世界に転移することになった。  呼び出されたのは王宮で、魔王を倒してほしいと言われる。転移の際に1人1つギフトを貰い勇者//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全157部)
  • 2583 user
  • 最終掲載日:2017/06/25 00:00
LV999の村人

 この世界には、レベルという概念が存在する。  モンスター討伐を生業としている者達以外、そのほとんどがLV1から5の間程度でしかない。  また、誰もがモンス//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全286部)
  • 2295 user
  • 最終掲載日:2017/06/25 20:10
八男って、それはないでしょう! 

平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全205部)
  • 2485 user
  • 最終掲載日:2017/03/25 10:00
↑ページトップへ