ジョージマンです。
Z1000を手放して、2ヵ月程になります。
NSR250Rはかなり気に入っていて、楽しいバイクライフを送れているのですが、まわりの仲間に大排気量バイクが多いという点と、距離が200kmを超えるようなツーリングでの快適性という点では大排気量バイクが気になります。
そんな中でも今一番気になるのが Kawasaki Ninja1000です。
最新機能満載で魅力的な価格、以前乗っていたZ1000がベースのバイクです。
◆ MMD MODEL:Tda式初音ミク・アペンド
NINJA1000はカウル付きのZ1000なのか?
「なぜまた同じようなバイクを?w」
「カウルついただけやん!」
とか、まわりから言われそうですw
私が以前まで所有していたZ1000は2010年にフルモデルチェンジして、それまではスチール製だったフレームを初めてアルミフレームに変更したモデルです。
ヨーロッパで流行していた『ストリートファイター』と呼ばれる、スーパースポーツのカウルを取り去り、バーハンドルを取り付ける様なカスタムバイクをメーカーが用意したモデルでした。
DUCATIがそのまま『ストリートファイター』というバイクを発売していますね▼
映画「マッドマックス」のグースが駆るバイクベースで有名な
『空冷モデルのZ1000』
との共通点は名前だけで、Z1000と名づけられた理由は
空冷Z1000の商標が期限切れになりそうだったから。
いさぎよいですねw
写真は空冷Z1000の後継モデルZ1000Rさんとのツーショット▼
このZ1000フルモデルチェンジの翌年、
2011年にZ1000をベースにフルフルカウルを装着してツアラーの機能を持たせたというのが
初代の Ninja1000です▼
ヨーロッパでは『Z1000SX』の名称で販売されています。
Z1000とNinja1000でカウル以外の大きな違いとしては
- Z1000 → Ninja1000
- 『バーハンドル』 → 『アップタイプのセパレートハンドル』
- 『デジタルスピード/タコメーター』 → 『デジタルスピード + アナログタコメーター』
- 『メインキーはガソリンタンク前部』 → 『メインキーはトップブリッジ』
他にもストリートファイターというスプリンターな特性であるZ1000にツアラー特性を与えるため、タンデムシートがぶ厚くなっていたり、ガソリンタンクの容量アップやスプロケット(2次減速比)を変更して航続距離が伸ばされています。
初代モデルのNinja1000はこのように、Z1000との大した差は無かったのです。
2014年のマイナーチェンジから姉妹車の特徴が変化
2014年には姉妹車であるZ1000、Ninja1000共にマイナーチェンジを受けます。
Z1000は大幅に外観を変更し、LEDヘッドライトを採用。
それに比べてNinja1000の外観はほとんど変更されませんでした。
しかし、Ninja1000の方にはトラクションコントロール KTRC(Kawasaki TRaction Control)やエンジン出力をハイモードとローモードに切り替えれるモードセレクタを装備したりと電子機能が加わります。
リアサスペンションにもプリロードアジャスターも装備され、ツーリングの走行シーンやタンデム走行時に手軽に変更できるようになりました。
2017年のマイナーチェンジでNinja1000をさらに差別化
2017年のマイナーチェンジでは共にABSモデルが標準化されて、名称も『Ninja1000 ABS』、『Z1000 ABS』になり
シフトポジションインジケーター(何速かの表示)と
シフトアップインジケーター(シフトアップタイミング通知ランプ)を追加装備。
さらには操作感を軽くスムーズにするとともに急激なシフトダウンなど過度なエンジンブレーキがかかった時に、リヤタイヤのホッピングやスリップを抑制することのできるアシスト&スリッパ―クラッチを採用しています。
あと、ETCの標準装備もうれしいですね。
2017年のマイナーチェンジではZ1000の外観には変更が少なく、
逆にNinja1000ではカウルデザインが変更され、LEDヘッドライトが採用といった大幅な外観変更が行われました。
さらに、Ninja1000はZ1000との差別化が最新電子機能を中心に広がりました。
大きく変更されたその内容はもはやフルモデルチェンジと呼べるレベルのものです。
電子制御 KCMF(カワサキコーナリングマネジメントファンクション)
コーナリング中のエンジンの回転数や車体の動きを IMU(慣性計測装置)の計測によってモニタリングし、
トラクションコントロールやABSでエンジン出力やブレーキを最適化、加減速の際の挙動をスムーズにすることで、
・タイヤの空転
・ウィリー
・横滑り
・ホッピング
・旋回中のブレーキ
・エンジンブレーキ
これらを制御してライダーが意図したコーナーリングをできるように補助してくれるシステムです。
国内販売開始でコストパフォーマンスが非常に高い
2017年のマイナーチェンジでそれまで逆輸入車だったNinja1000もZ1000も日本国内販売モデルになりました。
これは業界内でのエンジンパワー自主規制の撤廃が大きく影響しているでしょう。
もちろん、エンジンパワーは抑えられることはなく、逆にパワーアップ。
141PS / 10,000rpm
11.3kgf・m / 7,300rpm
を発生させています。
価格も国内販売によって代理店などのマージンがなくなったのか
メーカー希望小売価格 1,274,400円(本体価格1,180,000円)
SS並みの電子制御が満載でこの価格はお買い得価格です!
メッチャ魅力的です!
ああ、欲しい!w
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