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(みね子)ふぅ…。
(ドアが開く音)
(啓輔 祐二)ご苦労さまです!
あっ ご苦労さまです。
(啓輔)頑張っとります 僕ら。な!
(祐二)おう!頑張っとりますちゃ! な!
そうなんですね。
はい! うれしかったがです。
自信を持つことができました。な!(祐二)そんながです。
失いかけとった自信を取り戻すことができました!
見ていなかった方のために実はこんなことがあったんですよ。
回想 ほんまの読者は漫画の専門家やない。
そういう人ん感想を聞いてみた方がいいがんではないかと!
<お父さん…。つまんないです…。今のは うそです。ちょっと笑った方がいいかなと>
頑張って… 下さい…。
感動してくれとるぞ。
うん! アハハ!そうですか いがった~ アハハ…。
みね子様のおかげですちゃ!
いや あの 「様」?みね子様~!
いや あの ちょっと「様」は ちょっと 嫌です。
(2人)え~!普通でいいので。
「ちゃま」は どうや? ちゃま!ちゃま!?
いいちゃ~そん方が親しみやすいし。みね子ちゃま。(祐二)な!
嫌です 絶対嫌です!
なら 「さん」かな…。
みね子さん… 普通やけど。
普通でいいので あのどうか よろしくお願いします。
(2人)はい! みね子様!あっ!
♪「Pon pon pon…」
♪「愛の言葉をリル」
♪「シャイなハートがドキドキ」
♪「あの日観てた“サウンド・オブ・ミュージック”」
♪「瞼閉じれば蘇る」
♪「幼い頃の大事な 宝物だけは」
♪「ずっと この胸に抱きしめて来たのさ… Ah ah」
♪「夜の酒場で Lonely」
♪「あの娘 今頃どうしてる?」
♪「さなぎは今、 蝶になって」
♪「きっと誰かの腕の中」
♪「肩寄せ合い 声合わせて」
♪「希望に燃える 恋の歌」
♪~
あ…。
(早苗)これはこれは みね子様。
聞いてたんですか。
聞こえるのよ 廊下で あんなでっかい声で しゃべってたら。
はぁ そうか…。
あれだね しかし。はい?
罪作りな女だねぇ みね子様は。
何ですか それ。
だって そうじゃないですかみね子様。
男2人を その気にさせて。
いや…。
あの2人これで あと5年は諦めないね。
そんな…。
(ため息)
そんなこど 言われても…。
(島谷)あ…。
あっ どうも。
みね子様。
何ですか 島谷さんまで!
ごめん。
お茶 飲みますか? いれますけど。
うん ありがとう。
お願いします。はい。
何? 困ってるの?
だって私 そんなんじゃないですし…。
どうしたらいいが何だが 申し訳なくて…。
私 漫画 分がんないし…。
はい。ありがとう。
うん おいしい。
一番安いやづですけどすみません。
いいんじゃないかな。
えっ? 安くて?
いや そうじゃなくて。
あの2人が それで自信を持ったりやる気になったりしてるならそれで いいんじゃないかな。
あぁ…。
すばらしいことだと思うけどな。楽しそうだし。
そうですかね?
うん… と思うな。
やっぱり 人間さ 褒められるとうれしいし 力も出るでしょ?
頑張ろうと思うし。
もちろん 厳しいこと 言われたり怒られたりしてへこたれずに頑張ろうっていう気持ちも大事だけどどっちもないとね。
なるほど… はい。
彼らは へこたれることばっかりみたいだから。はぁ。
それにさ。はい。
僕は思うけど彼らも分かってるんじゃないかな。
分かってる?うん。
そう思おうとしているっていうのかな。
みね子ちゃんが面白いって言ってくれたんだって。
ただ それを信じて真に受けるわけじゃなくてさ何て言うのかな…。
それを きっかけに頑張ろうとしている。
そう思うけどな。
そういうことですかぁ。
うん… と思うけどな。
そうかぁ。すごいですね 島谷さん。
えっ?
そっか すごいな…。
だったら うれしいな。
♪~
おや? みね子ちょっと キュンとしてますか?
ただ…。
ここで 笑ったがんじゃないかと思うがいちゃ みね子様。
あっ 僕も そこやと思う。
みね子様 明らかに ここで吹き出しとった。やよな。
島谷さん ちょっと深く考え過ぎてたようですね… 残念!
「あっ スプリング 春ですね バビョン」。(笑い声)
(鈴子)どうも ありがとうございます。
あ~ 忙しかったね。
(高子)そうですねえ。はいはい 休憩 休憩!
は~い。はい。
・℡
℡
(省吾)はい もしもし?
♪~
(ドアが開く音)
はい 何でしょうか?
休憩時間に悪いんだけどひとつ 頼まれてくれないか?
はい もちろんです。悪いな。
この先のな 田町通りに白猫って喫茶店がある。
はい。
そこにいる人に届け物をしてほしいんだ。
これ。
あの どなたに渡せばいいんでしょうか?
娘なんだ。 由香っていう。
はい。
悪いな 頼む。
いやいやいや そんな…。分かりました。
行ってきます。悪いな。
みんなには 内緒にしといてくれ。
はい。
♪~
いらっしゃいませ。
こっち。
あの…。
何か 貧乏くさくて恥ずかしいから座ってくんない?
でも…。いいから。
何にする?
失礼致します。
えっと オレンジジュース。
オレンジジュース お願いします。はい。
いつから?
あっ お店ですか?えっと 今年の初めからです。
あの 谷田部みね子と申します。よろしくお願いします。
ふ~ん。
<お父さん…。普通 私が名前を言ったら自分の名前を言いませんか?いいですけど 別に…>
お待たせ致しました。どうも ありがとうございます。
東北?いえ 茨城です。
ふ~ん。
あの これを お渡しするように…。
うん。
♪~
働き者って感じだねえ。
いや そんな…。
こういうのがよかったんだろうねえ。
お父さんも 鈴子さんも。
♪~
じゃ 頑張って。
<お父さん…。ものすごく感じ悪いです>
あっ!ミックスサンドとコーヒー!
<ミックスサンド 90円 コーヒー 70円オレンジジュース 65円!今月 使えるお金の1/4が持っていかれました…>
あぁ…。
♪~
ご苦労さまです。
ただいま戻りました。
みね子 ちょっと。
みね子。はい。
ちょっと悪いけど頼まれてくれる?
誰にも…。
あっ はい。
これをね 田町通りにある白猫っていう喫茶店まで届けてほしいのよ。
えっ?ん?
はい。うん。
<お父さん…。ちょっと困りました。2人から 内緒と言われても…>