iPad向け有料アプリを、ひたすら購入して紹介するまとめ記事です(たまに無料アプリも混じってます)。
iPad Pro 10.5とApple Pencil、Smart Keyboardの真価を発揮するプログラミング系、グラフィック系、学習・教育、仕事用iOSアプリ等を随時追加していきます。
目次
- 目次
- iPad Pro おすすめグラフィックアプリ
- iPad Pro おすすめテキストエディタ
- iPad Pro おすすめ開発環境(IDE)
- iPad おすすめ学習・教育アプリ
- iPad おすすめ音楽・映像アプリ
- iPad 便利アプリ
- iPad おすすめ仕事系・Officeソフト
- iPad おすすめエンタメ系アプリ
- まとめ
iPad Pro おすすめグラフィックアプリ
Apple Pencilが使えるか使えないかがiPadとiPad Proの一番の違い。グラフィックアプリをどれだけ使いたいかが、iPad Proを買うべきなのか、低価格のiPadで事足りるのかの分かれ目です。どちらを買うか迷った時にこの記事を参考にして頂けると幸いです。
特に紹介はしませんが、iPad Pro 10 / 12インチは液晶も綺麗なのでカメラや写真アプリもiPhoneで使うのとは別次元の感じがしてオススメです。
ドローソフトの決定版「Graphic」
デスクトップ版ドローソフト「Graphic」のiOS完全移植版です。macOS・iOS版も両方ともお気に入りアプリ。
使用感はiPad版とほぼ同じ、macOS版「Graphic」の使い方をこちらの記事に詳しく書きました。 matagotch.hatenablog.com
本気でペイント・写真レタッチするなら「Affinity Photo」
超メジャーなmacOS版のフォトレタッチソフトのiOS移植アプリです。
単なる移植ではなくインターフェースがタブレットサイズに最適化、刷新されています。
キーボードのショートカットキーも対応していて、デスクトップ版Photoshop代替ソフトになりえる実力派。iPad Proの真骨頂が味わえるおすすめアプリ。
イラスト・お絵かきするなら「Procreate」
Apple Pencil登場以前からイラストレーターに愛されているお絵かきアプリです。
Adobe「Photoshop Sketch」「Illustrator Draw」
アドビのお絵かきソフトPhotoshop・IllustratorのiOS版もありますが、こちらはデスクトップ版とは全く別物アプリです。左画面がIllustrator Draw、右がPhotoshop Sketchです。
フル機能のPhotoshopが汎用グラフィックソフトなのに対し、iPhone・iPad版はどちらかというとイラスト制作ソフトです。昔のソフトに例えると「Corel Painter」に近い操作感です。Photoshop用ブラシのインポート、レイヤーにも対応していて、無料でかなり使えるアプリです。
iPad Proでマンガを描くなら、縦書きテキストに対応した無料アプリ「メディバンペイント」
古き良きWindowsのシェアウェアを思い起こさせる汎用ペイントアプリです。キーボードのショートカットキーも完全に対応しています。テキストの縦書き入力に対応する数少ないアプリなので、漫画を描くのに向いています。
人気Photoshop代替ソフトのiPad版「Pixelmator」
macOSの有名ペイントソフト「Pixelmator」のiOS版。
iPad版はツールパレットが隠れているなど、iPhoneなどのスモールデバイス向けに最適化されたUIなので、iPad Proで使うにはあまり楽しくありません。
iPad版と使い勝手がまったく異なりますが、macOS版のチュートリアルはこちらの記事に詳しく書きました。デスクトップ版はオススメです。 matagotch.hatenablog.com
Apple Pencilの真骨頂!塗り絵アプリ「Lake」
塗り絵アプリは他にもあると思いますが、とりあえず試したのはコレです。
「塗り絵くらいペイントソフトでいいじゃん」と思うかもしれませんが、ちゃんと塗り絵に最適化されていて中毒性あります。こういうゲームがあると楽しそう。
iPad Pro おすすめテキストエディタ
Apple純正Smart Keyboardが大活躍するジャンル。ここで紹介するアプリは、Bluetoothキーボードを繋げればiPad Proだけでなく、ふつうのiPadでも利用できます。
ここに紹介するアプリは、注意書きがないものに関してはすべて日本語の表示、Smart Keyboardでの日本語入力に対応しています。
超美麗Markdownエディタ「Bear」
iPhone・iPadの純正メモアプリが十分優秀ですが、Markdown形式での執筆・文書作成はBearがおすすめです。プレビューが別れた2画面のMarkdownエディタが多い中、Bearはワープロのような1画面で、装飾をリアルタイムに確認しながらMarkdownテキストを編集できます。
美麗UIにほだされて愛用中ですが、ファイル内の文字列検索ができないのが残念です。
プログラミング用エディタの個人的ランキング第1位「GoCoEdit」
コーディング用のエディタはGoCoEditがおすすめです。iPadはTextasticなど有名・無名のエディタがありますが、イチオシはGoCoEdit。
ただい日本語入力ウィンドウの位置ズレているのと、Markdownテキストの日本語プレビューが文字化けするなど日本語対応はすこし問題があります。
GoCoEditもお気に入りアプリなので、使い方を別記事に書きました。 matagotch.hatenablog.com
定番アプリ「メモ」「Pages」「Evernote」
いちおう定番メモアプリも紹介。
以前はタスク管理やToDO、進捗管理はTrelloなどの他アプリを利用していたんですが、標準メモアプリが箇条書き・チェック機能に対応して、共有も出来るようになってからは大抵のことはメモに任せられるようになりました。
大抵のWebサービスはGoogle一強なので、「メモ」アプリはアップル製の数少ないキラーアプリな気がします。
iPad Pro おすすめ開発環境(IDE)
実践的なプログラミング言語の学習・開発環境「Pythonista」
海外では第一線のプログラミング言語「Python」の統合開発環境です。昔から大人気のおすすめアプリ。
ライブラリも充実しているので、numpy、scipyなどの数値解析系ライブラリで数学の勉強するなり、グラフィック系ライブラリでゲームを作るなり、遊び方は自分次第。Pythonはもともと教育に用いられることも多い言語なので、プログラミング学習にもうってつけです。
iPadだけでゲーム制作を完結するなら「Codea」
同じく昔からiOSに昔からあるゲーム制作アプリ「Codea」も最新のiPadとSmart Keyboardにしっかり対応してくれています。
BASICに似たシンプルな文法のLua言語で、サンプルも充実しているので初心者でも開発できると思います。
プロ向けHTML・CSSオーサリングツール「Coda」
Webサイト制作に一斉を風靡したCodaのiOS移植アプリです。
FTP・SFTP経由でHTML・CSSやコードの編集をしたり、内蔵のシェルからリモートのサーバを操作したりできます。
iOSアプリ開発の未来形IDE「Continuous」
iPadの.NET C# / F#言語の開発環境です。
UIKit、SceneKit、SpriteKit、Foundation、CoreImageなどiOSネイティブライブラリだけでなく、ハイブリッドアプリ開発フレームワークのXamarin.Formsに対応しているので、iPad上でかなり本格的なアプリ開発が楽しめます。
自分が知らないだけかもしれませんが、ショートカットキーがほとんど無いのが残念なところ。
iPad おすすめ学習・教育アプリ
アップル純正のプログラミング教育アプリ「Swift Playgrounds」
iOSアプリの開発に用いられるSwift言語を学べる、Apple純正のプログラミング学習アプリです。日本語に対応しています。
プログラミング言語版Duolingo?「Mimo」「Swifty」「Javvy」
Swift Playgroundsはすこし子供向け教育アプリなんですが、英語がわかるなら「Mimo」がシンプルでおすすめです。語学学習アプリ「Duolingo」のような感じでプログラム言語が学べます。Swift言語に特化した「Swifty」と、Java言語の「Javvy」もあります。
iPad おすすめ音楽・映像アプリ
本当は音楽アプリも優れたものが多いはずなんですが、そちら方面は詳しくないので、他の方の記事をご参考くださいmOm
DAWの定番「Auria / Auria Pro」「Cubasis」「KORG Gadget」
iPadで人気だった正直、音楽はサッパリなのでまとめてサラッと紹介だけ。
「Auria」はiPadで人気のDTMアプリ。素人の自分でも知ってる音楽ソフト「Cubase」のiPad版が「Cubasis」。シンセサイザーのKORGが作ったアプリが「KORG Gadget」です。
Apple純正作曲アプリ「GarageBand」・ビデオ編集アプリ「iMovie」
iPad 便利アプリ
iPadをセカンドディスプレイ化「Duet Display(Duet Pro)」
iPadをパソコンの外付けモニタがわりにできるアプリです。パソコン側にもソフトをインストールする必要があります。PC・MAC両対応。
解像度と描画速度がトレードオフになるので、外部ディスプレイと完全に同じとは言えませんが、デュアルモニタ環境が必要な方には有用なアプリです。
タッチ操作にも対応していますが、Apple Pencilの筆圧に対応するにはアプリ内の継続課金(=Duet Pro)が必要です。iPadがより高速なUSB-C端子を採用すれば、手放せなくなりそうなアプリです。
iPad Proを液晶ペンタブレット化「Astropad Standard / Astropad Studio」
(Macbookを持ち歩いていない出先で追記したので未使用です。帰ったら使ってみますmOm)
AstropadはiPad Proをパソコンの液晶ペンタブレットがわりに使えるアプリです 買い切りタイプのスタンダード版「Astropad」と、継続課金タイプの上位版「Astropad Studio」があります。
DuetもAstropadどちらも同じようなことができますが、iPadを単純にディスプレイとして使いたいなら安価なDuet、お金を出してでも入力デバイス(液晶ペンタブレット)として使いたいならAstropad、という住み分けだと思います。AstropadはWindowsには対応していません。
Appleには、Macbookのタッチバーみたいに中途半端な機能じゃなくて、Astropadのようなアプリを望んでる人も多いと思うんですが、iPadの通信端子がllightning端子より高速なUSB-C端子に変われば、もっと自然に普及しそうな種類のアプリです。
iPad おすすめ仕事系・Officeソフト
いちおうご存知とは思いますが、最後にオフィスソフトも紹介しておきます。
計算機アプリの代わりに定番・表計算「Numbers」「Excel」「Googleスプレッドシート」
iPadには電卓アプリが入っていない(笑)ので表計算アプリはおすすめ。
NumbersやGoogleスプレッドシートなら無料です。
CMのイメージで、ExcelもiPad版は無料かと勘違いしてたんですが、無料でできるのは表示だけ。iPad版のMicrosoft Word・Excel・PowerPointを編集するにはOffice 365の月額¥1,280のサブスクリプション契約が必要です。
PDFの手書き注釈なら「PDF Expert」
自分はまったく使わないんですが、仕事でPDF書類の校正・書き込みが必要な方もいるらしいです。お値段が高めに感じるのは、会社での利用ケースが多いからでしょうか(それとも自分が興味ないせいでしょうか)。
iPad おすすめエンタメ系アプリ
電子書籍「Kindle」、雑誌定額読み放題「dマガジン」
マンガ・雑誌はiPad Proの美麗液晶を堪能できるコンテンツです。
まとめ
職業柄、エンジニア向けのアプリを多く紹介するかたちになってスミマセン。
iPadはまだまだラップトップ代わりにならないと思われがちですが、iPadに最適化されたアプリを使えば業務もしっかりこなしてくれます。
iOSアプリというと、Textasticのように1ファイルしか開けないエディタであったり、Pixelmatorのようにコントローラーを隠したUIであったりと、なにかしらモバイル向けに制限を施したアプリが多かったんですが、iPad Pro発売以後はAffinity PhotoやGoCoEditだったりと、デスクトップソフトをフル機能のままiOSに移植したようなアプリがいい感じ。こうしたiPadに最適化されたアプリを使用すると、iPadがMacbookを超えるブレイクスルーも間近な感じがします。
書きかけの部分も多い記事ですが、随時追記していきます。