2016年8月から10ヶ月ほど格安SIMのDMMモバイルを使い続けてきています。価格も手頃で通信品質も悪くない(ベストではないにせよ)ので消去法的に「気に入っている」ということになるのですが、ここにきてやや容量が余り気味で、契約通信容量を少し下げようと思ったところで、「なるほど!」と感心させられたことがありました。
ひと言でいうと、
- DMMモバイルのシェアプランは8GB以上を選ばないとおトクにならない
ということです。
二重否定は分かりづらいので、リライトすると、
- DMMモバイルのシェアプランは8GB以上を選ぶと、ぐっとおトクになる
です。
DMMモバイルは安くてもちゃんとつながる格安SIM
いろいろと比較検討した結果、DMMモバイルに落ち着いたという経緯があるのですが、決め手はとにかく価格です。
安い格安SIM(という言い方もおかしいですが)はほかにもたくさんありますが、安くてもちゃんとつながる格安SIMはあまりないと感じています。
DMMモバイルの前はIIJmioを使っていたのですが、DMMモバイルはIIJmioの設備を使っているので、乗り換えるときの感覚は「通信品質そのままに価格はお安く」という妥協の余地のいっさいない実にスムーズなものでした。
2016年8月からIIJmioから
DMMモバイル 通話SIMプラン 8GBに乗り換え。理由は、10GBのデータ量は持てあましていたのと、同じIIJmioの設備を使っているにもかかわらずDMMモバイルのほうが料金が若干安いこと。
それから10ヶ月使い続けていますが、特に何の問題もなく、IIJmioとの差額分だけ毎月トクした気分を味わえています。金額にして毎月税込で777円ずつトクしています。
具体的には、以下の通り。
- IIJmioでSIMを3枚使えるプラン(10GB)は3400円(税別)
- DMMモバイルでSIMを3枚使えるプラン(8GB)は2680円(税別)
※微差ですが、IIJmioは1GBあたり340円、DMMモバイルは1GBあたり335円。
もちろん通信容量は2GB減っているので安くなるのは当然なのですが、計算してみるとGB単価もわずかではありますが、下がっています。
でも、それ以上に、毎月容量を持てあましていたことが気になっていたので、これを解消できたのが大きかったです。
DMMモバイルのシェアプランは8GB以上にしないとおトクにならない
そんなDMMモバイルを10ヶ月使い続けてきたわけですが、8GBでも余り気味になってきました。
そこで、もうちょっと少ない容量に変更しようと思って価格表を確認してみると…
8GBから5GBに変更したら、毎月770円もおトクになるじゃないか!
↓現在は8GBで2,680円、5GBにすると1,910円に!
よ、よし、5GBに変更するぞ…
変更内容確認…あれ、あまり安くなってないような?
内訳を見たら、「追加SIM手数料」が1枚につき300円かかることになってる…
↓今までなかったような?
現行の8GBより少なくすると、追加SIM手数料が1枚につき300円かかるという仕様
↓8GB以上は優遇対象だったようです
いったん広い部屋に住んだら、もう狭い部屋には戻れないとはよく言われますが、実は戻りにくくする仕組みが組み込まれており、「なるほど!」と感心させられたわけです。
価格設定の勉強になりました。
↓価格設定についてはこれまでに以下のような記事を書いています。
» フリーランスが損をしないような価格設定をするために必要なこと
» 価格設定で悩んだら自分の利益を一番「最後」に考える
まとめ
ということで、毎月の通信量が多めな方にはDMMモバイルのシェアコースがおすすめですが、8GB以上を選ばないとおトクにならないですよ、というお話でした。
追加SIM手数料(1枚につき300円)が無料になるのは 8GBからですが「もっと使うかもしれない」という方でも、とりあえず8GBで様子を見ておきましょう。
月途中で追加チャージができるのですが、月内に使い切る(使い捨てる)つもりなら、480円で1GB(1000MB)チャージできるからです。
ほかの格安SIMでは「1GBで1000円」が相場ですが、「月内に使い切るなら半額以下の480円でどや!」という売り切る姿勢はDMMモバイル以外では見当たりません。
今月はちょっと使いすぎたな、というときに「繰り越せなくてもいいから月末まで1GBだけ欲しい」という「つなぎニーズ」を満たしてくれるわけです。
07月08日(土) プロジェクトを進めるための“記録”の活かし方
今回のテーマは、
-プロジェクトを進めるための“記録”の活かし方
です。
前回に引き続き、プロジェクト管理について掘り下げます。
前回の続きですが、今回初めて参加する方にも優しく解説します。
タスクカフェ講師の1人、佐々木正悟はこれまでに50冊以上の書籍を執筆していますが、一度たりとも原稿を落としたことがないと言います。つまり、締切に遅れることなく、1冊分の原稿を仕上げているのです。
これは、たとえて言うなら卒業論文を50回連続で期限までに提出しているようなものです。
書籍の執筆という仕事は、一冊ごとにそれぞれにテーマも背景も事情も異なる、言わば定型化しにくいプロジェクトです。もちろん、50回も繰り返していれば、その勘所は押さえられるがゆえに、初めて本を書くという人に比べて圧倒的に効率よくスピーディーに進められるということはあるでしょう。
前回は、実例をまじえながらこの勘所についてお伝えしましたが、今回はその中でさらりと触れられるにとどまった「記録」の活かし方について掘り下げます。
プロジェクトを進める中においては、「次にするべきこと(ネクスト・アクション)」や「気になっていること」、「ある期日までは忘れていても良いこと」など、さまざまな情報が断続的に発生します。これに加えて、「今日はどこまでやったのか」といった作業記録も絡んできます。
これらの情報をどのように整理し、どの程度のレベルで記録に残していけばいいか。そして、残した記録をどう活用すればいいか。具体的な実例をまじえて詳しく解説します。
特に、見通しの立ちにくい仕事になかなか着手できずにお困りの方はぜひご参加ください。
好評いただいている個別相談の時間もご用意していますので、知識としては理解できているとは思うものの、なかなか実践に結びつけられず苦戦している、という方は、ぜひこの機会にブースターとしてご活用ください。
本日時点で、残り1席ですので、ご検討中の方はお早めに。
» 仕事を予定どおりに終わらせたい人のための「タスクカフェ」@渋谷
「タスク管理トレーニングセンター」のご案内
タスクカフェは東京(渋谷)でのみ開催しているため、地理的にご参加が難しいという方、あるいは日程的に厳しいという方もいらっしゃるかと思います。
そこで、オンラインコミュニティ「タスク管理トレーニングセンター」を開設しました。
▼タスク管理トレーニングセンターとは?
「タスク管理トレーニングセンター」は、タスク管理にまつわる以下のような課題に取り組みます。
- いろいろな本を読んだりセミナーを受けたが自分なりの方法が確立できていない
- こちらの業務環境や状況に合わせて客観的なアドバイスをして欲しい
- 誰に質問していいのか分からない
- どのツールが自分に合うのかが分からない
- TaskChute2で「こういうこと」をしたいが方法が分からない
- たすくまで「こういうこと」をしたいが方法が分からない
- TaskChute Cloudで「こういうこと」をしたいが方法が分からない
- この使い方で合っているか不安
- もっといいやり方があれば教えて欲しい
- 他の方とタスク管理に関する課題を共有したい
- タスク管理アプリの開発者とタスク管理のエキスパートがあなたのご質問にお答えします
- 一般非公開のコミュニティで他の参加者の方と課題を共有できます
- タスク管理の考え方・やり方の理解を深めるためのレクチャー動画をご覧いただけます
ご質問にお答えするのは、TaskChute開発者の大橋悦夫、たすくま開発者の富さやか、TaskChute Cloud開発者の松崎純一、そして、タスクシュート歴10年の佐々木正悟の4名です。
また、毎月のタスクカフェのレクチャー内容を動画で公開しています。
これまでにお答えしているご質問や現在公開中のレクチャー動画については、以下のページにて詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。
» タスク管理トレーニングセンター
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