津久根島
広島湾中央に位置し、地図にも乗らない小さな無人島
この島を語る上で欠かすことが出来ないのが560年以上も昔から伝わる
「あまのじゃく伝説」
詳しく紹介しているサイトは多数あるので詳細はそちらを参考にして頂く(手抜き)として
伝説をこの目で確かめるべく上陸したレポを
※ ※ ※
某所より出港、走る事30分、目的の津久根島へやって来た。
・・この角度だと島がダンゴ虫に見える
周辺の島事情に詳しい方から事前に聞いていた通り
引潮時には僅かに砂浜が露出していた。ココが上陸ポイントとなる
頼り無さげなハシゴが設置してある。
だが島は急斜面なので利用しないととてもじゃないと登れそうに無い
ホームセンターで売ってるアルミハシゴを縛って連結させただけか
ホントに大丈夫かこれ?w
足を滑らせたら無事じゃ済まない。慎重に、慎重に。。
尾根に到着。ホッと胸を撫で下ろす。辺りは一定の間隔で松が植樹してあった。
かつては松の茂る島だったが渡り鳥のフンで枯れ果て一時は見るも無残なハゲ島と化していたらしい
胸の高さまである雑草を掻き分けながら尾根を進む。
暫く進むと石灯籠を確認、これがお墓の一部なのか!?
すぐ傍には散らばった墓石のようなものが、むむむ?
裏へ回ってみると字が彫られていた
「湯蓋道空墓」間違い無い、あまのじゃく伝説の通りだ。それにしてもなんと無残な状態
これは本来のお墓の姿
察するに台風や地震の影響で倒壊したのだろう。
墓石の一部は海中に転落してると思われる。残念ながら俺に出来ることは手を合わせる事のみ
「一刻も早く復旧しますように」
振り向くと対岸には五日市の街、道空さんが本当に墓を建てて欲しかった海老山はどこだろうか?
もう一度お参りを済ませ島を下る。登る時より怖ええ!
地図にも乗らない小さな島、津久根島
あまのじゃく伝説よ、永遠に!