みなさん、社畜してますか?
早いもので今回で3回目となる「残念魔女のサラと黒猫ハーブの日常」です。
↑ 最初から読んだ方が、より楽しく読めると思います。
ここからが本編です ↓
店長 「本日は「猫カフェ愛 赤羽店」にお越し頂きありがとうございます、今日は当店No.1ホスト猫のハーブ君が出勤しておりますので、よろしくお願いします」
ハーブ 「ニャーン(ハーブです)」
客1「きゃあああああ、ハーブ君、こっち向いて~」
客2「 きゃあああああ、ハーブ君、私の膝あいてますよ~」
客3「 きゃあああああ、ハーブ君、モフモフさせて~」
店長 「ハーブ君1番テーブル、常連のアイさん御指名です」
ハーブ 「ニャ、ニャーン(アイさーん待ってたよ~)」
アイ 「ハーブ君だ~今日は帰さないからね、モンプチゴールド缶極上マグロ注文するから、今夜はずっとそばにいて欲しいの」
ハーブ 「ニャニャニャ、ニャーン(夜一人で眠れないなんて、困った子猫ちゃんだ)」
アイ 「やだ、イケメン」
店長 「ハーブ君今度は3番テーブル、常連のマイさん御指名です」
ハーブ 「ニャ、ニャーン(マイさーん待ってたよ~)」
マイ 「ハーブ君、あのアイとかいう女誰よ、浮気はギルティだから」
ハーブ 「ニャニャニャ、ニャーン(僕の瞳に今写っているのは、マイさんだけだよ)」
マイ 「やだ、抱いて」
(注:ハーブはニャーンしか言ってません、会話が成立している様に見えるのは、全て気のせいです。)
店長 「いやあ、お疲れちゃんお疲れちゃん、ハーブ君のおかげで、今日も笑いが止まらないよ~」
ハーブ 「ニャーン(店長、ちゃんと給料に還元してくださいね)」
店長 「分かってるよ~先月分の給料、今日振り込んでおいたからね」
ハーブ 「ニャニャーン(ありがとうございます)」
店長 「また明日もよろしく頼むよ」
ハーブ 「ニャオーン(分かりました、また明日)」
(注:ハーブはニャーンしか言ってません、会話が成立している様に見えるのは、全て気のせいです。)
(注:「猫カフェ愛 赤羽店」は、ちょっと変った猫カフェです、ホストクラブではありません)
「すっかり遅くなっちゃった、もうサラ帰ってるかな」
、、、
、、
、
「ただいまー」
「遅いわよハーブ、お腹すいた、お腹すいた」
「今日は遅くなるから、先に食べてて良いよって言ったのに」
「だって、一人で食べても美味しくないんだもん」
「サラ、君もたまには優しい事を言うんだね、はてはてプロの変更代金に僕の缶詰代を使い込んだ時は、203高地に埋めて砲撃してやろうかと思ったけれど、埋めないで本当に良かった」
「いま、203高地に埋めるって言った?」
「言ってない」
「さあ、ご飯にしましょう」
「そうだね」
「今日の廃棄弁当は、私の大好きなから揚げ弁当で~す」
「サラ~たまには野菜も食べないと、身体に悪いよ」
「だって、サラダの廃棄は持って帰っちゃダメって、店長が意地悪するんだもん」
「自分でサラダを作ればいいじゃないか」
「やだ~めんどくさいめんどくさい、ハーブが作ってよ」
「サラ、猫に求めるハードルが高すぎるだろ」
「もう、私はお腹がすいてるの、早くご飯を食べたいの」
「分かった分かった」
「いただきま~す」 「頂きます」
「ごちそうさまでした~」 「ご馳走さまでした」
「デザートデザート~」
「サラ~ご飯食べてすぐに甘いもの食べて、太っても知らないよ」
「大丈夫、まだあわてるような時間(重さ)じゃない」
「ドヤ顔で仙道さんの名言いわれても、僕はドン引きだよ」
「今日のデザートはガリゴリ君のソーダ味です、ハーブも食べる?」
「猫はガリゴリ君を食べない」
「知ってましたが、言ってみました〜プークスクス、それではあらためて、ガリゴリ君いただきま~す、ん〜冷たくて美味しい」
「一言多いんだよサラは、それはそうとサラ、君の後ろにある青リンゴマークの箱はなんだい?」
「これはねえ、今年のコミケ用に買った秘密兵器、青リンゴプロDXです」
「青リンゴプロDX~そんなモノ買うお金どこにあったの?」
「、、、」
「サラ、、、もう一度聞くよ、そんなモノ買うお金どこにあったの?」
「、、、ガリゴリ君食べる?私の食べかけだけど」
「サラ~君に預けている、僕の通帳の残高を見たいんだけど、出してくれないか」
「、、、ガリゴリ君食べる?溶けかけだけど」
「早くしてくれないかな、もう10万人のフォロワーのみんなに、ツイートする手を止める自信がない」
「まって、ツイートしないで、出します、出しますから~」
「なんじゃこりゃ~、残高0って、今度は僕の貯金に手をつけたのか、このダメ魔女、犯罪変態魔女」
「ちがうの、聞いて欲しいの」
「聞くだけ、聞いてあげるから言ってごらん、、、ナウナウ」
「ハーブその前に携帯をこっちに置いて欲しいの、お願いナウナウしないで」
「早く言わないと、最近新しくフォロワーになった、超過激派の地球教の人たちにもツイートしちゃいそうだよ」
「まって、ハーブ様、お猫様、地球教の人たちだけは勘弁してください」
「はあ、聞くだけ、聞いてあげるから理由を言ってごらん」
「私もね、最初はバイトを頑張ろうと思ったの」
「それで、何がきっかけで猫のお金を使いこんじゃったのかな、、、かな?」
「あるブログにね、こう書いてあったの「迷ったら楽な方を、えらぶのがいいと思う」って、それでね、、、楽な方をえらんじゃいました」
「それ楽しい方、楽しい方だから、今頃そのブログの管理人さん、嗚咽をあげて泣いているよ」
「楽も楽しい方もにたようなモンじゃない、私悪くないもん」
「そっか~僕の怒りとそのブログの管理人さんの涙の分まで、ツイートせざるを得ないようだね、、、ナウナウ」
「まって、まってください、お金を返すあてがあります」
「、、、聞くだけ聞いてあげる」
「今年のコミケはイケルと思うの」
「花道x楓本がって事かい?」
「甘いわねハーブ、今年は安西x三井本よ」
「百歩譲って花道x楓本ならまだ分かるけど、安西x三井本って何?馬鹿なの?死ぬの?狂気しか感じないよ、ホラーだよ」
「いいハーブ、コミケにはこういう言葉があるの「狂気の沙汰ほど面白い」」
「うまいこと言ったつもりか、この変態使い込み魔女」
「返すから、安西x三井本の売り上げで返すから」
「その売り上げで返す予定なら、100年かかるわ、変態使い込み魔女、あと貧乳」
「ああああああああああああああああああ」
「ちょっ、猫虐待、猫虐待」
「最後に言っちゃいけない事言った、取って付けたように言っちゃいけない事言った」
つづく
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