1本の丸太を削っていく瞬間を、特殊な技法で映したショートフィルム『WoodSwimmer』はBrett Foxwellさんによる作品。
物体を少しずつ動かしながら撮影するストップモーション動画を作るのは、時間も手間もかかるもの。硬材、木の節、枝を削って、角度を変えて撮影する...という地道な作業を繰り返して仕上がりました。
あらゆる角度から木材の形状を映したこの動画から、みなさんには何が見えますか?
Foxwellさんは『WoodSwimmer』の制作を計画するなかで、私たちの身近な木材にある「エイリアンのような模様」から、SFの世界が持つ可能性に惹かれたといいます。たしかに色のグラデーションや年輪は、抽象的なアートに見える一方で、リアルな生き物(またはエイリアン)にも見えるような...。長い年月を経て形成された木材の性質が、日常とは違った角度で映し出されています。
Andrew Liszewski - Gizmodo US [原文]
(Rina Fukazu)